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ブックマーク / hamkatsuya.blog104.fc2.com (10)

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ FlashをHTML5で代替する、とはwebディレクターにとってどういうことか?

    このごろ「HTML5があればFlashは不要」みたいなほとばしった意見を見かけることがある。そうなるかどうか、いつごろそうなるか、という点はよく判らない。どうせ棲み分けしていくんだろうけど、そうなったとして、それぞれの局面でどちらで実装するかディレクターが判断することになるんなら、ちょっと面倒だ。 ここで少し余談。Flashが担っていた部分をHTML5に置き換える理由って色々とあるだろうけど、「オープン性」を挙げている人がiPhoneiPadについて賞賛しているのを見ると、どうにも収まりの悪い気持ちになる。なんで? と言われそうだが。 余談はさておき。「FlashをHTML5で代替する」という可能性について少し違った切り口で考えてみたい。 棲み分けがなされたとして、HTML5でやりましょうとなったとき、では誰にやってもらうのか? というのはちょっと気になる。いやまあ、アサインできる制作ス

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    popup-desktop 2010/02/14
    「ガワの部分でも実装方法が多様化してくると、どれで誰にやってもらうか考えるのでディレクターはちょっと頭痛いのですよ? 」
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ Twitterで仕事の遣り取りをすること

    業務上の遣り取りをTwitterでやってみている、という一部先鋭的な人の話をブログで見た気がする。あれは夢だったのか…。じゃなくて。そりゃヘタに流行ったら困るよ、というお話。 PCの前で仕事をしているみなさんにおかれましては、基的に業務中メーラーは起動しっぱなしだと思う。新着があればなんらかの通知がされるかどうかは設定しだいだけど、業務上の遣り取りはせいぜいメーラーと電話に気を配っていればいい。あとまあ、人によってはIMか。 で、仕事の遣り取りをTwittrerのDMでやる人が増えてくると、サイトじゃおっつかないのでTwitterクライアントを何がしか常時起動する必要がある。そのクライアントがDMを受信するとポップアップなりで通知してくれるならいいが、してくれない場合はいつDMが来るか知れたものではない。ときどき呼び出して確認が必要になる。面倒くさい話だ。 DMが来ると登録したメルアドに

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ けどでもワイアフレームはパワポで作る

    以下はパワポでワイアフレームを作ることを正当化しようという試みである。ただし実際には、関係各者のあいだで特に問題ないならワイアフレームはパワポだろうがFireworksだろうが、台紙にワリバシ貼ろうが、どういう作り方でも構わないと思っている。何が正しいとかいうことはなく、どういう流れでディレクションしているかによって適・不適があるだけだ。 ちなみに、前回の記事でワイアフレームについて考えたことを書こうと思っていたのだけれど、その前段階を一部兼ねて別の話を。 と書いたけれど、特にそんなことはなかった。 さて、というわけで私はパワポでワイアフレームを作っている。他にワイアフレームを作る上で考えられるのがエクセル、画像、PDFだろうか。 考えてみるに、ワイアフレームの役割は二つある。 ・クライアントや上司などの意思決定権者に「どういうページ構成になるか」を理解してもらう ・デザイナーに「どういう

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 「ただのウェブデザイナー」でいいじゃない!

    ワイアフレームについて考えたことを書こうと思っていたのだけれど、その前段階を一部兼ねて別の話を。 ただのウェブデザイナーで終わらないため身に付けておきたい事 という記事を読んだ。論旨としては「デザイン+αを身に付ける」というのが「ただのデザイナーで終わらない武器」であるという結論で、実際にはどういうことか?ということを書いている。箇条書きにすると ・コスト計算がしっかりできる ・しっかりとデザインの説明ができる ・作るを仕事としない だそうな。 ところ変われば…で、このブログでもさんざん書いているけれど、内部制作なのか受託なのか、どういう人員構成なのか、どういう立場から見ているのか、などなど事情によって様相が一変するので、上記の話があてはまるケースもある。 けれど事情が変わればあてはまらない話になる。というわけで、上記記事ではどういう事情(状態)を想定して書かれたものか知らないけれど、「受

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ webディレクターの必要性と雑談

    今から2年くらい前に「WEB2.0の憂」というのを書いた。少人数で立ち上がるステキなサムシング(たいがいはWEB2.0的な何か)の場合、初期段階でWEBディレクターが仲間に入れてもらえる余地はまずないのだ。 というのが要旨。 で、だ。そういう場合はwebディレクターがいなくてもたいして困らないのは残念ながら今もそんなに変わらない。じゃあ、なんでwebディレクターという役割があるのか。当に必要なのか?不要なのを隠してるんじゃないのか?ということについて考えてみる。場合によっては私のような穀潰しに仕事の口を与えるためだけにある、という結論にもなりかねないわけだけれど、もしそうなったら「夢オチ」ということにするので、読んでいる人も「な~んだ、夢か」で済ませてください。 さて冒頭でも書いたように、個人サイト以外でもwebディレクター不要な場合はある。自分が思いつく範囲では以下のような場合だ。

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    popup-desktop 2009/07/18
    「つまり「いまさら「webのすごさ」「livedoorの素晴らしさ」の何を伝道するの?」って感じの事柄だ。」
  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ モバイルサイトの見通しの悪さ

    「いっちょかみ」って方言なのか古い言葉なのか、大人になってからあんまり聞かないなあ(と思って検索したら、大阪弁らしいどおりで関東に来てから耳にしないわけだ。ついでに関西ことば辞典を見てたら、標準語だと思ってたのがけっこう載ってる…)。 で、当はブログで「いっちょかみ」があんまり好きではないのだけれど、珍しく規模感のある企画を考えていたら頭が煮詰まったので。 「企業サイト改変不要論」という記事を読んでいたら、「リニューアルとリストラクチャリングの違い」みたいな内容だった。「リストラクチャリング」とか口頭で言う人に会ったことがなかったのでピンと来なかったのだが、「リストラクチャリング」はビジネスの最適化が主目的であって、そこにコミュニケーションの最適化のためのITインフラがあって、そのシナリオがサイト全体の構造と立ち振る舞いを決定づけて…と、デザインとかユーザビリティとかは最後のフェーズの一

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 誰でもできる!?ランディングページのページ構成方法

    コンバージョンを意識したページクリエィティブの当たり前10項 という記事を読んだ。タイトルに違わず、基的なことを解りやすく解説していると思う。 ランディングページの重要性、そしてランディングページにおけるページ構成の重要性についてはいまさら言うまでもないと思うけれど、「どういうページ構成」にするか?で悩んでいるディレクターは多いんじゃなかろうか。というわけで上記記事とは少し見方を変えて、ランディングページのページ構成を設計するとき、どう考えればいいのかを最大公約数的に書いてみたい。主に「はじめてランディングページを作るサイト」の場合を念頭に。 ここからが題。 条件:TOPページがランディングページではない・見せたい要素が2個以上ある 1:ページの一番上には下層ページ共通の「ロゴと、そのロゴと同じ段にある要素」だけを入れる。 2:その下に最も見せたいものを入れる 3:その下へ次に見せたい

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 「丸投げ」についての弁明

    WEB関連の仕事をしているらしき人のブログを読んでいると、たまに「こういうディレクターはダメだ」という内容の記事を目にすることがある。読んでみると「責任逃れをする」「情報共有がちゃんとできない」といった、ディレクターとかそういう枠を超えて、チームで働く人間としてダメな事例もあれば、「ディレクションのスタイルがこの人と合わないんだろうなあ」というものもある。 そんな中、わりと共通して出てくるのが「何やってるのか判らない」「当に働いてるのか怪しい」という点。どうも「丸投げしてくる」「情報を右から左へ流してるだけ」というふうに見えるディレクターがそう思われるようだ。 で、今日はそれについての弁明。なぜ弁明するかというと、自分もそう思われかねないことがあるから。でも、そうじゃないんだよ、と。中には当に勤労意欲が低くて「丸投げしてくる転送係」みたいな人もいるけれど、みんながみんな、そうじゃないん

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ リキッドレイアウトについて

    みんな大好き「All About Japan」の2003年の記事にこんなのがある。 サイトリニューアルを検証(後編) リキッドデザインのメリット 現在の「All About Japan」はリキッドレイアウトではない。どうしてやめたのかは知らないが。というわけで、今さらながらwebディレクターから見たリキッドレイアウトの話。というか、「リキッドデザインを今はリキッドレイアウトって言う」って認識で合ってるよな。 これまで、私はリキッドレイアウトを提案したことがない。 ・だいたいのユーザから見て、リキッドレイアウトであるかないかは実質、どうでもいい ・そのわりに工数が増える ・そのぶんが、請求に上乗せできない ・クライアントからの要望、需要もない ・自分でも、「わざわざ提案したい」という動機がない という、実に単純な理由だ。クライアントから「リキッドレイアウトにして欲しい」と言われたこともない。

  • 泥臭いWEBの底から~WEBディレクター覚書~ 2009年を早くも投げ遣る。

    昨年最初の記事を読み返して「オレって頭悪くなってね?」とか思ってみたり。みなさん明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。 年明け1発目らしく今年の抱負とか書こうかとも思ったのだが、第三者的に見て興味のあることとも思えないので断念。 今さらながら第21回WebSigCafeの資料とか読んでみて、クライアントが要求している事柄のレイヤーがサッパリ違うことをあらためて実感したのだけれど、まあそこから話を始めてみたい。 2008年の傾向として ・新規案件が減り、運用業務が増えた ・クライアントのビジネスやコンセプト、ブランドイメージをより深く理解した上での動きを求められるようになった というのがあって、まあこれが2009年も続きそうだ、と。あと費用対効果を前より厳しく見られるようになったとか。制作会社側の話として。この場合の「運用」というのは更新的なものではなくて、企画立案

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