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ブックマーク / ningenfusha.jugem.jp (4)

  • 『シャキーン!』■てれびのスキマの『戦うテレビ』更新!! | 人間風車

    プロレス団体の世代交代が極めて困難な命題であるのと同様に、番組のメインキャストの交代は非常に難しくリスクを伴う。その存在が番組のカラーを背負っていればいるほどなおさら大変だ。『シャキーン!』の「あやめちゃん」(小島あやめ)はそんな存在だった。 『シャキーン!』はEテレ(NHK教育テレビ)で月曜から金曜日の早朝7時から15分間放送されている人気教養娯楽番組だ。『カリキュラマシーン』(日テレビ)や『ウゴウゴルーガ』(フジテレビ)などに強く影響を受け、その流れをくむ「大人も楽しめる幼児向け教養バラエティー番組」である。番組の企画として名を連ねるのは、ダウンタウンのブレーンのひとりでもある倉美津留。メインキャストには小島あやめの他にラーメンズの片桐仁、エレキコミックのやついいちろうが声で出演している。音楽の大多数を担当するのは日を代表する「のこぎり奏者」でもあるサキタハヂメ(最近ではドラマ『

  • 障害者バラエティ番組『バリバラ』/てれびのスキマの『戦うテレビ』更新!! | 人間風車

    スタジオから呼び出されると番組リポーターはおもむろに自分の右足の義足を掴み持ち上げる。そして「みなさーん、こんばんはー!」と満面の笑顔を浮かべながら、その義足を手を振るかのように振り回し出した。 スタジオは爆笑。 と、そんな番組があるわけがない。  いや、あるのだ。それがEテレ(元・NHK教育テレビ)で放送されている『バリバラ』だ。その義足の番組リポーターは大西瞳。障害者スプリンターでもある。  『バリバラ』はもともと同局で長年放送されていた『きらっといきる』の中で月1回放送されていた。それが独立し、時間帯を変えレギュラー番組になった。『バリバラ』とは「バリアフリー・バラエティー」の略称だ。  これまで、テレビの中の「障害者」は「かわいそう」な存在でなければならなかった。「守るべき」存在であり、「感動する」対象だった。もし彼らを笑いのネタにしようものなら、すぐさま「不謹慎」の烙印を貼られた

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    popup-desktop 2012/05/11
    「『バリバラ』のスタジオでは様々なテーマを障害者と健常者が一緒になって語って笑いあう。障害者を笑うのではない。障害者と笑うのだ。」
  • 『タイムスクープハンター』/てれびのスキマの『戦うテレビ』更新!! | 人間風車

    昨今のNHKには「『NHKらしくない』NHKらしい番組」というのが存在する。 その代表的な番組のひとつが『タイムスクープハンター』だ。  もともとは『番組たまご』の枠で放送。好評を得てレギュラー番組になると、今期は第4シーズンに突入した。  未来に存在するタイムスクープ社から派遣されたジャーナリスト・沢嶋雄一(要潤)による「密着ドキュメント」という設定の歴史フェイクドキュメンタリーで、その密着する対象がいわゆる「歴史上の人物」ではなく「名もなき人々」というのがこの番組の特異な点だ。  過去放送された「取材」は“お氷様”を運ぶ飛脚、戦場で医療活動を行なう僧、利き茶で賭けごとを行う武士、遊歴算家と庶民の算額、髪結い師のちょんまげ珍騒動、瓦版記者のジャーナリスト魂、おなら代理人屁負比丘尼の活躍などなど。それを「髷にカツラを使わず、照明はろうそくのみ」など「神は細部に宿る」こだわりのリアリズム演出

  • てれびのスキマの『戦うテレビ』更新!! /「田村淳と有吉弘行」 | 人間風車

    撮影/吉場正和 今回の「てれびのスキマ」コラムは『Dropkick vol.5』のガチ相撲特集に登場する「田村淳と有吉弘行」について!! 昨年11月に発表された「有吉弘行が『ロンドンハーツ』の新レギュラーになった」という報は、一般的には些事かもしれないが、一部のお笑いファン的には大きな事件だった。 『ロンドンハーツ』(以下『ロンハー』)は1999年より放送されている今やテレビ朝日が誇る長寿番組。その長い歴史の中で、番組における「主役」は青木さやかや狩野英孝などをはじめとして様々な変遷をたどっている。そんな中で、「ほぼレギュラー」として番組の常連になったタレントは多数いた。しかし、それはあくまでも「ほぼレギュラー」であり、正式なレギュラーは司会のロンドンブーツ1号2号の二人だけだった。有吉もまた「ほぼレギュラー」として番組を長らく支えてきたが、ここに来て正式なレギュラーに。もちろん有吉の裏番

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