日本社会の高齢化が進み、将来は若い人が高齢者を養わなければならないので、「日本には将来がない」と言われる. 「かつては若い人5人でお年寄り1人だったから良かったけれど、2人が1人を支えるようになってきた。そうなると日本は衰退する」と繰りかえし識者が警告している. 大人たちは、夢を持てない日本の将来を描画し続けている. よく考えてもらいたい。 ・・・・・・・・・・・・ 「母上様、幸光の戦死の報を受けても決して泣いてはなりません。 靖国で待っています。きっと来てくれるでせうね。敵がすぐ前に来ました。私がやらなければお父様お母様が死んでしまふ。 否、日本国が大変なことになる。幸光は誰にも負けずきっとやります。母上様の写真は幸光の背中に背負ってゐます。」 海軍少佐 富澤幸光は昭和20年1月6日、神風特別攻撃隊第19金剛隊でフィリッピンに出撃、戦死した。彼は北海道江差町の出身で23歳だった。 彼ら