1989年東京生まれ。2009年にバングラデシュに渡り、グラミン銀行グループの研究ラボ初の日本人コーディネーターに就任。翌年、グラミン史上最年少で事業「e-Educationプロジェクト」を立ち上げる。その後独立し、バングラデシュの貧困地域の高校生を対象に映像授業を行う。現在は世界8地域で活動する。最新著書に『「最高の授業」を世界の果てまで届けよう』 今、ひとりの日本人がバングラデシュなどの新興国で教育革命を起こしている。その名は税所篤快。彼が手掛けるのは、映像を使って、途上国・新興国に教育イノベーションを起こすe-Educationプロジェクトだ。バングラデシュでは、農村部の貧困層に映像で授業を届け、“バングラデシュの東大”と言われるダッカ大学の合格者を生み出した。 現役大学生がバングラデシュに革新を起こすまで ――なぜ日本の現役大学生がバングラデシュの片田舎で教育を手掛けることになった