長門裕介, 榎本啄杜 巻 63 号 3 開始ページ 141 終了ページ 146 記述言語 掲載種別 研究論文(学術雑誌) エクスポート BibTeX RIS
令和7年度「AI等の活用を推進する研究データエコシステム構築事業」(文部科学省補助金事業)の一環として、国内外大学等研究機関における即時オープンアクセスへの対応状況や研究データ管理の実態、主要研究分野におけるオープンサイエンスエコシステム等を調査し、取り纏めたものである
組織IDの動向−RORを中心に 科学技術振興機構:中島律子(なかじまりつこ) 1. はじめに 学術情報流通において、情報を同定する役割を持つ永続的識別子(Persistent Identifier:PID)は今や必要不可欠であり、利用者にとってもなじみ深いものになっている。その代表は、論文等出版物に登録されるデジタルオブジェクト識別子(Digital Object Identifier:DOI)(1)であり、さらにDOIは、研究データ等論文以外の研究成果物にも用いられるようになっている。また、研究者個人を識別するPIDとして、世界的には ORCID(CA1740、CA1880参照)(2)が普及している。そして、学術情報を有機的に連携させるための「ミッシングピース」として必要性が訴えられているのが組織に対して付与されるPIDであり、その中でも、Research Organization Re
藤田医科大学・宮川剛 (JAAS副代表理事) 私は、個人としてDORAに署名し、また日本神経科学学会の将来計画委員会・委員長として学会のDORA署名にもたずさわりました。私が所属している団体としては、他にも日本分子生物学会、日本生物科学連合が署名をしており、日本科学振興協会(JAAS)による署名は私が関係するものとしては少なくとも5つめの署名ということになるかと思います。 DORAの宣言の中で指摘されているようにジャーナル・インパクトファクター(JIF)偏重が数多の深刻な弊害を科学コミュニティにもたらしていることは疑いようがありません。しかし、DORAが発出されてから11年以上が経過しDORAへの日本からの署名も増えているにもかかわらず、正直、日本でのジャーナル・インパクトファクター至上主義は、未だほとんど改善されていないと断言して差し支えないでしょう。DORAへの署名はJIF至上主義から
競争的資金の申請資格となったこともあり,研究倫理講習は研究者にとって身近な存在となっている.また,生物医学研究を実施するにあたって有用な研究倫理教材も多数提供されている.一方で,研究不正の発覚は後を絶たない.人類の知を拡大したい,新たな治療法を開発したいというモチベーションをもつ研究者にとって不正行為には価値がないことを考えると,そうしたモチベーションを歪める要素が研究環境にあると考えられる.競争的な研究環境がもたらす研究評価の変質,ライフサイエンス研究に内在する問題点は研究不正を誘発する要因となることがある.社会学者のMertonにより提唱された科学者の行動規範(共有性,普遍性,無私性,懐疑主義)は,健全な研究活動に立ち返る上で有用な理念である.専門家として社会に貢献することが求められている研究者が,Merton的規範をもつことは,社会からの信頼を得る上で極めて重要である.
科学研究費助成事業による活動において報告された研究データのメタデータ情報について、 KAKENサービスにおける公開を開始いたしました。 2026年4月現在では、2025年度中に報告された2024年度実績報告書および実施状況報告書における 研究データのメタデータ情報について、公開しております。 また、KAKENサービスにおいて公開された研究データのメタデータ情報については、 NIIが運営するNII研究データ基盤(NII Research Data Cloud:NII RDC)と連携され、 CiNii Researchサービス上での検索が可能となります。
Research integrity is the basis of scientific research practice. These days excessively competitive research environment has generated a negative impact on scientific research including the prevalence of superficial science and research misconduct. Research misconduct does cause serious damage not only to research activity but also to social activity, such as medical care and developing human reso
日 時:2026年4月24日(金)19:30~21:00 テーマ:図書館の集会活動を文学の観点から捉え直す―『文学散歩の研究』の執筆中に考えていたこと― 発表者:岡野裕行氏(皇學館大学) 要 旨:「文学散歩」とは詩人で編集者の野田宇太郎が1950年末に考案した取り組みである。当初は野田の個人的に始めた活動だが,その後は全国各地の文学愛好団体,観光協会,学校教育などでも実施されるようになる。1963年の『中小レポート』にも「文学散歩」への言及が見られるなど,公共図書館の集会活動としても普及が進むようになる。本発表では2026年1月刊行の『文学散歩の研究』(文学通信)を取り上げ,どのような問題意識のもとに同書を書き進めてきたのかという観点から話題提供を行いたい。 会 場:大阪市立総合生涯学習センター第6研修室大阪市北区梅田 1―2―2―500 大阪駅前第2ビル5・6階 参加費:無料 申 込:申
九州大学附属図書館では、事務職員向け研修動画 「先生から質問が来る前に知っておきたい!大学職員のためのオープンアクセス」 を、図書館のYouTubeチャンネルにて公開しました。 本動画は、九州大学において2025年度から実施している、オンラインで気軽に視聴できる事務職員向け研修「QSチャンネル」で実施した内容の録画です。 QSチャンネルは、業務の合間にも参加しやすいコンパクトな研修として、毎週火曜の15分間で情報共有や組織内コミュニケーションの活性化による良好な職場環境づくりや組織全体の連携強化、風通しのよい組織風土の醸成を目指して行われています。 附属図書館では2026年1月27日にQSチャンネルで、オープンアクセスの基礎知識や大学職員として押さえておきたいポイントを寸劇で解説しました。 動画では、 オープンアクセスの基本的な考え方九州大学附属図書館で行っているオープンアクセス支援などを
しばらく時間が空いてしまいましたが、前回の桜木さんの研究紹介に続いて、同じく博士課程の神崎隼人さんの研究内容を紹介します。日本のDIYバイオを研究している桜木さんとは打って変わって、神崎さんはペルーの東部、アマゾン川上流部の熱帯雨林をフィールドに先住民とインフラストラクチャー開発の関係を研究しています。以下は、神崎さんによる研究紹介です。 ウカヤリ川 私は、現代アマゾニアをフィールドとして、環境をめぐるポリティクスと先住民運動の人類学を専門としています。現在のテーマは、ペルーで進められている「アマゾン運河プロジェクト(Proyecto Hidrovía Amazónica)」というインフラストラクチャー開発計画に関して、先住民のリーダーたちがどのようにその問題を捉えているのか、というものです。 そのためのフィールドワークを2019年2月から3月、そして11月から3月まで実施しました。プカル
ある質問から 図書館史を勉強するようになって、図書館関係者から最も聞かれたことに次のような質問がある。 「4月2日は図書館記念日で、それは明治5年に書籍館が開設されたことに由来するらしいが、本当か?」 いろんな人がネットで調べて疑問に感じるらしく、以前にも聞かれたことがあり、先日もまたちょっと人に聞かれたりした。最近でもネット上で、4月2日は、明治5年に日本初の近代公共図書館が出来た日であるという話がいくつか出ており、ちょっと誤解が拡散しているようなので、整理しておくことにする。 結論からいうと、この説明は正しくない。 書籍館が日本初の近代公共図書館だというのも突っ込みどころはある気がするが、それはともかく、ネットでこの話がなくならないのは、紙の本でもこうしたことが書いてある文献がおそらく存在するからなのだと思う。 明治5年に書籍館が開設されたのは4月2日ではない。もう少し慎重に、正確に言
学術情報基盤実態調査の結果を可視化するツール「大学図書館統計グラフビューア」に令和7年度学術情報基盤実態調査の結果を追加しました。 yawatosho.hateblo.jp せっかくですので、いくつか気になったグラフをご紹介します。 最初は図書館資料費の内訳の推移です。 残念ながら当然ですが、電子ジャーナルが上がっています。ただ電子ジャーナル費用を国立大学の規模別に見ると、爆上げしているのは国立大学A(8学部以上)だけなので、また違った景色が見えてくる気がします。 続いて貸出冊数を見てみますと学生一人当たりの貸出冊数の推移はこんな感じ。 こうみると、全体的な下げトレンドの中にイレギュラーな2020年があるだけにも見えますが、コロナ前に図書館を利用していた学生が卒業していったという可能性もあり、このグラフだけでは原因はなんともですが、とにかく全体的に貸出冊数は減っているようです。 国立大学の
2025年度も残すところあとわずかになりました。 「即時OA義務化」の本格実施が始まり、機関リポジトリの現場はその対応に大きく揺れた一年だったと思います。 そんな現場の皆様に、少しでも役に立つ情報をお届けしたいと、広報・普及作業部会では今年度もさまざまな記事を企画してきましたが、いかがだったでしょうか。 このたび、2025年度にもっともよく読まれた記事トップ5をプレイバック。 作者からお寄せいただいたコメントと共にご紹介します! 第1位:オープンアクセスメガジャーナルの逆襲(?) オープンアクセスメガジャーナルの逆襲(?) 佐藤翔先生による人気連載「かたつむりの気になる国際動向」。そのなかでも別格のアクセス数を誇り、2年連続で上位に君臨しつづけているのが、この記事でした。 ~~佐藤翔先生のコメント~~ 「特集号」を軸に非常に多くの論文を掲載する新型オープンアクセスメガジャーナルの話……が、
ホーム 令和8(2026)年度の科学研究費助成事業(科研費)の変更点など 令和8(2026)年度の科学研究費助成事業(科研費)の変更点など(2026.03.24掲載) 執筆:久留米大学客員教授,ジーラント株式会社代表取締役児島 将康 3月18日に令和8(2026)年度の科研費の変更点等について、日本学術振興会のHPで、今年の公募スケジュールとともに、挑戦的研究および学術変革領域の改善などが発表された。 1.公募スケジュールが示された。 令和8(2026)年度に公募される令和9(2027)年度科研費の公募スケジュールは、基盤研究(A, B, C)、若手研究、挑戦的研究などは7月14日(火)が公募開始日、9月17日(木)が締め切り日である。審査結果の発表が基盤研究(A, B, C)と若手研究は令和9年2月26日(金)である。挑戦的研究は「事前選考」の発表が2月下旬、審査結果の発表が6月30日
政府は、半導体や量子といった戦略17分野で突出した研究力をもつ大学を重点支援する制度をつくる。世界水準をめざす「国際卓越研究大学」の認定に落選したものの、高い研究力をもつ大学が有力候補とみられる。大学支援はすでに複数の枠組みがあり、絞り込みには課題を残す。経済産業省と文部科学省が25日、大学経営に関する研究会でとりまとめ案を示す。高市早苗政権が政策の柱として掲げる新技術立国の実現に向け「高い研
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