2011年の諫早湾調整池でのユスリカ大発生の模様です。 相変わらず水質が悪い為に、今年も大量のユスリカ、それを食べるクモの大発生が起きています。 今年からは、別種のユスリカも発生量が増え、アオコも別種が発生し、ますます、臭くて素手で触れない水を湛えた汚染湖となっています。 この水が常に排水される諫早湾・有明海で生息する生物に対する影響を想像して欲しいと思います。 長崎県が10月号の県民便りに『開門すると調整池に生息する生物が死んじゃう』という旨の記事を載せていましたが、死んじゃう種の大部分はこのユスリカです。ユスリカは汚染水を浄化するために大量に発生しているだけです。 税金を無駄に投入せずに速やかに水質を改善するには、開門して潮位変化を起こすくらいの海水が入ることが一番です。 諫早湾調整池の生態系が破壊されている状況を、この映像を通じて認識して下さい。