【鳥羽】障害者の就労支援事業などを展開する三重県鳥羽市松尾町の株式会社「アスリードプラス」(谷水洋介代表)は、運営する障害福祉サービス事業所「五(い)っぽ」の利用者らが作った商品が購入できる自動販売機を、鳥羽市の鳥羽国際ホテルにこのほど設置した。 五っぽがオリジナル自販機設置を始めたのは約2年前で、今回6台目。企業への設置は初めてという。障害者の活動や障害福祉について知ってもらい、工賃向上につなげようと、これまで鳥羽市民体育館や市役所周辺などに設置してきた。 同社の運営するカフェが、同ホテルのチーズケーキを提供したいと依頼したことがきっかけとなり、関連ホテルのSDGs(持続可能な開発目標)イベントに参加するなど両者が連携を深めた結果、障害者就労支援の取り組みの一環として、同ホテルハーバーウィング1階に自販機を置くことになった。 清涼飲料水の自販機の2段目を活用。利用者が靴下のはぎれから作っ