10年に日本デビューした新人歌手のCDセールスは1位がKARAの49.3万枚(売上げ13億円)、2位は少女時代の38万枚(売上げ8億8000万円)――。 少女時代、KARAに代表されるK-POPアイドルの日本での人気の過熱ぶりはいまさら説明するまでもないが、従来の日本のアイドルグループと比べて決定的に違うところがある。そう、それは「ファン層が10代前半から20代の若い女子ばかり」という点だ。最近こそ男性のファンも増えてはきているが、ライブ会場の客層を見る限り、男女比は1対9といったところ。 その理由について、K-POP事情に詳しいフリーライターの小野田衛氏は次のように語る。 「 “女のコが憧れる女のコ枠”が日本国内で空席になっていたという事実があります。浜崎あゆみは同世代のカリスマと呼ぶには年を取り過ぎてしまったし、AKB48は女性ファンもだいぶ増えてきたとはいえ、基本的には男性に向けたア
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