タグ

2012年12月25日のブックマーク (2件)

  • 高木浩光@自宅の日記 - 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと

    ■ 公開鍵暗号方式の誤り解説の氾濫をそろそろどげんかせんと 「コンピュータセキュリティを基礎から」というと、暗号の解説、特に共通鍵暗号と公開鍵暗号の違いからなどといった解説をよく目にする。昔は専門の方によって注意深く書かれていたのに対し、ここ何年かはひどい状況になっている。先月、宮崎で開かれたSCIS 2008の席でも暗号研究者の方々との雑談でそういう話になった。私は暗号は専門でないのでその話題は迂闊に書けないできたが、このところの巷の誤り解説の氾濫ぶりは目に余るものがある。 最もひどく蔓延っていてしばらく消えそうにない間違い解説の典型例は次だ。 「公開鍵で暗号化したものを秘密鍵で復号するのと同様に、秘密鍵で暗号化したものを公開鍵で復号できるようになっている。」 事例1: 日ベリサイン株式会社による公開鍵暗号方式の解説 このような共通鍵暗号方式の問題点を解決する暗号方式が、公開鍵暗号方式

  • ベンゾジアゼピン系 離脱症状 薬物依存

    ベンゾジアゼピン系抗不安剤は、大量を長期間服用しない限り依存は起きにくいとされて きました。ところが近年、常用量での依存例の報告が相次ぎ、これらが二重盲検試験で 確認されたことから、俄に脚光を浴びて来ています。 ベンゾジアゼピン系依存の特徴は、モルヒネのような多幸を伴う耐性の増加や量の増加はなく、身体依存もすぐには起こりません。 薬用量を反復使用するうちに次第に身体依存、離脱症状が惹起されてきます。 離脱症状として出現する不安、不眠は元々患者の症状であるため、減量、中止によるこれ らの症状は再燃として認識されやすく、離脱症状とは気づかれにくくなっています。 ベンゾジアゼピン系による薬物依存があったり、その存在が疑われるときは、服薬の中止 の必要があります。その場合、重篤な離脱症状を避けるために通常は漸減法を用います。 半減期の長いもの(ジアゼパム、ベンザリン等)では、乱用の程度が重篤でも、