先日行われた任天堂の決算説明会および経営方針説明会の質疑応答にて、代表取締役フェローの宮本茂が、開発費の増加に関する質問に対し、開発費の大小よりも何を作るかがより大切だと考えていると答えた。 開発費の増加に関する質問のなかで、任天堂の研究開発費が今後もさらに増えていくのか、また、その増加を抑えることはできるのかどうかが尋ねられた。最初に回答したのは宮本で、研究開発費用が増加するのは避けられないことであり、任天堂はユニークな体験を作ることに注力しているが、その一方でコストをかけずにアイデアの面白さで魅力的な商品を生み出すことも可能だとした。 回答全文は以下のとおり。 任天堂の研究開発費は年々増加しています。実際に開発規模は大きくなっていますので、それに伴って費用が増えていくことは避けられない側面があると考えています。 私たちは、開発費の大小よりも何をつくるかがより大切だと考えています。お客様