国産初のテレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の第1シリーズ(1963~1966年)を手がけた演出家5人が広島に集った。杉井ギサブロー監督、りんたろう監督、出崎統監督、高橋良輔監督、富野由悠季監督である。 本記事は第12回広島国際アニメーションフェスティバル(8月7日~11日)にて行なわれた特別プログラム「手塚治虫回顧上映 アニメーションより愛をこめて/手塚治虫の仕事」内のトークショウ「オサムとアトムとアニメの日々」の全内容だ。 45年前、いずれも20代であった5人の監督は若き演出家として、虫プロダクションに参加した。彼らにとって手塚治虫とは? 『鉄腕アトム』とは? アニメとは? 記事は虫プロダクションの歴史的背景が説明される手塚プロダクション社長・松谷孝征氏の登壇者紹介よりはじめる。 読者の皆さんには、テレビアニメ草創期の息吹を少しでも感じていただきたい。
プロフィールバックナンバー 「アトム」オールスター監督大集合in広島2008年8月18日 印刷 ソーシャルブックマーク 控え室の豪華メンバー。左から手塚治虫の長男・眞さん、高橋良輔さん、富野由悠季さん、松谷孝征・手塚プロダクション社長、りんたろうさん、杉井ギサブローさん、出崎統さん=10日・広島市で、南正時さん撮影トークショーより、杉井ギサブローさんりんたろうさん出崎統さん高橋良輔さん富野由悠季さん壇上に並んだ監督たち。左から富野さん、高橋さん、出崎さん、りんたろうさん、杉井さん 第12回広島国際アニメーションフェスティバル(8月7〜11日、広島市)に行ってきました。全日程見たかったのですが休みが取れず、8日の勤務を終えてその夜に広島入り。広島はやっぱり今回も熱かった(暑かった)。 海外の短編アニメを中心とするこの映画祭に初めて行ったのは、90年の第3回。まだ大学生で、鈍行を乗り継いで広島
8月7日から11日の日程で行われている広島国際アニメーションフェスティバルに今日行ってきた。お目当ては、手塚治虫回顧上映っていうプログラム。前半は手塚が作ったアニメを2時間くらい上映して、後半は30分くらいのアニメ上映の後に、日本を代表するアニメ監督5人によるトークショー。 その5人というのが、かなりすごい。その5人の紹介を上のプログラムのサイトからの転載しておく。 杉井ギサブロー(アニメーション監督) 代表作「銀河鉄道の夜」 出崎統(アニメーション監督、脚本家) 代表作「あしたのジョー」「劇場版AIR」 富野由悠季(アニメーション監督) 代表作「海のトリトン」「機動戦士ガンダム」 りんたろう(アニメーション監督) 代表作「銀河鉄道999」「メトロポリス」 高橋良輔(アニメーション監督) 代表作「火の鳥」「FLAG」 彼らがいずれも、虫プロダクション出身の監督ということで集められたわけ
昭和40年代、手塚治虫先生との思い出「http://mcsammy.fc2web.com」の制作メモ&「日々の日誌」 第4話「くすのき物語」演出柴山 達雄さんと斉出 光布さん このお話はアトムでも使われたし、のちの ふしぎなメルモや 森の伝説 などでも使われている、手塚先生お気に入りの話であった。 第5話「浮かぶ要塞島」 演出は鈴木 良武さん ほか何人かがお手伝いしたので、虫プロ演出部となっております。 「十年ひと昔」というが10年過ぎた昭和53年7月、手塚治虫アニメ特集の中で「演出家座談会 W3を語る」がありましたが、 参加者は杉山 卓さん 、高橋 良輔さん、月岡 貞夫さんでありました。 高橋:ところでW3をやってて、ぼくが一番つらかったのは、第6話「摩天楼動物園」ですね。 これはもうやめちゃった漫画家志望の山室くんと、斉出君が絵コンテを書いたんですよ。 二人は漫研で一緒だったから、絵は
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