「月刊IKKI 」2008年7月号の、相原コージ/竹熊健太郎『サルまん2.0 』最終回読みました。これに関する「たけくまメモ」の記事はこちら。 作者ふたりが失敗と認め、中断のかたちで終了したにもかかわらず、それなりにおもしろい最終回マンガになっているのがなかなかでした。 竹熊健太郎は、マンガの未来はメディアミックスにあり、そこにおもしろさを見いだして遊ぶ余地が残されていると考えています。いっぽうで、マンガはマンガで完結すべきという考え方もやっぱりあります。今にいたっても、原作つきマンガ、映画や小説のマンガ化を忌避するひとはいます。 その意味では、『サルまん2.0 』は遅すぎたというより、早すぎたのかもしれません。 さて「IKKI 」7月号で興味を引いたのが、編集長・江上英樹の巻末詞です。竹熊健太郎が京都精華大学特任教授に就任することを受けての文章。 大学・専門学校に於ける“学問としての”漫
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