4/24エントリではファーマンのWSJ論説をきっかけにしたサマーズのツイートを紹介したが、クルーグマンもファーマンの議論(明示していないが、たぶんこれなど)をきっかけに4/24に以下のツイートを行っている。 Hmm. An interesting data puzzle. Jason Furman — a very serious guy — has been arguing that US inflation has accelerated much more than Euro area inflation, suggesting a strong role for fiscal policy. I've been accepting that analysis. But ... 1/ Menzie Chinn, also a very serious guy, working wit
勇者、辞めます Episode 03「ちょっとした気付きが仕事の効率をあげる」 [アニメ] 動画一覧はこちら魔王軍にとって最重要任務の一つである兵站を任された獣将軍リリ。その大らか過ぎ...
このように見てくると、鎌倉幕府はもともとベンチャーみたいなものだったことがわかります。仲間と起業をするときに、いきなり総務部・経理部・営業部・・・なんて組織図を描いたりしませんよね。というか、最初にそんなことをやっていたら、起業に失敗します。まずは自分たちで営業に動いて、仕事が順調に回るようになってスタッフも増えてきたら、事務の担当とか、必要に応じて決めてゆくことになるでしょう。 鎌倉幕府も同じ。頼朝が武士たちを従えたことによって、武士たちのシフトを調整したり、所領を与えたり、モメ事を調停したり、といった業務が自然に発生します。そうした業務をこなすために、専属の担当者を置くようになり、だんだんスタッフが増えて、新庁舎が増築される。そんな風にして、幕府の骨組みができていったのです。 ところで、「公文所」は1191年(建久2)に、「政所(まんどころ)」と改称されます。そこで教科書では、1191
(城郭・戦国史研究家:西股 総生) 和田義盛が別当になった「侍所」とは? 歴史の教科書で鎌倉幕府のページを開くと、拍子抜けするほどシンプルな組織図が載っています。将軍の下に「侍所」「公文所(政所)」「問注所」という、三つの機関があるだけ、というものです。 あるいは、評定衆や引付衆、出先機関としての京都守護(のちに六波羅探題)などが記されているかもしれませんが、評定衆や引付衆は訴訟業務が増えてきたので、審理専門のグループを設けたもの。幕府が発足した当初からあった部局は、やはり「侍所」「公文所」「問注所」だけです。 こんな簡単な組織で、政府としてやってゆけるの? と心配になってしまう人もいるかもしれません。では、これらの部局は、どのような業務を分担していたのでしょう。 まず、「侍所(さむらいどころ)」は、1180年(治承4)の10月に頼朝が鎌倉入りした頃からあったらしいので、いちばん最初にでき
(城郭・戦国史研究家:西股 総生) 頼朝の父・義朝や弟の義経も? 『鎌倉殿の13人』が描く頼朝は、どうにも女好き。そんな女好きの頼朝を大泉洋さんが巧みに演じていて、ちょっとコミカルです。ただ、頼朝があちこちの女性に手を出していたのは、各種の記録で確認できる史実なので、別に三谷幸喜さんが面白おかしく創作しているわけではありません。 そこで今回は、頼朝の女好き問題について考えてみましょう。一言お断りしておきますが、これから書く話は、あくまでも800年前のことです。現代人の感覚や道徳観で善し悪しを判断できるものでないことは、ご承知おき下さい。 少し前の回で、頼朝のもとに弟たちが集まってきたとき、皆それぞれ母が違うという話をしていましたね。頼朝の母は熱田大宮司の娘ですが、範頼の母は遠江の遊女。全成と義経の母である常磐御前は、貴族に仕える女中のような身分の人でした。つまり、範頼の母と常磐は、〝手を出
神奈川県海老名市にある上浜田遺跡は鎌倉武士の屋敷跡。発掘調査でみつかった建物の跡が表示されている。画面右手奥には大きな馬屋があった。撮影/西股 総生 (城郭・戦国史研究家:西股 総生) ◉鎌倉殿の時代(7)義経と弓(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69019) ◉鎌倉殿の時代(8)東アジア世界の片隅に(https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69046) 土地は彼らの生計を支える収入源 今回は、地方の武士たちと土地の関係について、見てゆきましょう。 『鎌倉殿の13人』を見ていると、武士たちは土地に強いこだわりをもっているようです。頼朝につけば土地を認めてもらえるのか、敵に勝てば奪った土地をもらえるのか・・・といった具合です。 本当は、「土地」というより「所領」「知行」といった方が正確ですし、当時の用語に即するな
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