翻訳中の本に、影響力の強い文として出てきたので、座興でやってみた。んー、いまだとそんなにすごい感じではないのと、ChatGPTとか出てきて、人間計算機共生のありかたそのものの、歴史的前提が崩れ始めている感じではある。とはいえ、60年以上前の話だから…… むしろ、この中で出てくる、人間で拡張された機械、という概念の方が妥当性が高いんじゃないかとさえ思う。 人と計算機の共生 Man‑Computer Symbiosis J. C. R. リックライダー 山形浩生訳 (hiyori13@alum.mit.edu) IRE Transactions on Human Factors in Electronics, volume HFE-1, pages 4-11, March 1960 groups.csail.mit.edu 要約 人と計算機の共生は、人と電子計算機との協力的な相互作用の中で、予