浦和レッズは26日、ホームで20日に行われたJ1第17節の川崎フロンターレ戦後、同クラブの外国籍選手であるMFエヴェルトン、MFマルティノス、DFトーマス・デン、FWレオナルドの計4名に対する差別的な投稿がSNSで確認されたことを発表した。 クラブは21日にも、こうした投稿を看過できないといった旨の声明を出しており、今回改めて「弁護士に相談の上、法的措置も辞さない強い態度で臨んでいきます」と表明。現在は「Jリーグおよび川崎フロンターレとともに具体的な解決に向けて動きを加速している段階です」と報告し、「差別撲滅に向けて、FIFAを含め、サッカー界で国際的に発信されている#stopracism #stopdiscriminationのキーワードを使用し、クラブとしての啓発活動を行っています」とした。 以前からクラブは「差別撲滅に向けて、『SPORTS FOR PEACE!プロジェクト-差別撲滅
大学の「ミスコンテスト」が曲がり角を迎えている。才色兼備の学生を選ぶ行事として各地で続き、芸能界やアナウンサーへの登竜門にもなってきたが、性差別や外見差別を助長するという批判も根強い。性別を不問にしたり、廃止したりする大学も出てきた。 【写真】サークルにも性別の壁、「東大女子お断り」サークルについて卒論を書いた藤田優さん=2020年2月13日午前11時24分、東京都文京区の東京大学、根岸拓朗撮影 ■有名アナ輩出ミスコンも変化 性別や国籍、外見を問わず、大学を代表するインフルエンサーを選ぶ――。上智大学の学園祭「ソフィア祭」の実行委員会は今年、そんな「ソフィアンズコンテスト」を新設した。「ミス」「ミスター」を決めるコンテストは廃止した。 大橋未歩さんら有名アナウンサーも輩出した伝統のミスコン。廃止に至るきっかけは、学内外からの「大学の多様性に反する」「いつまでやっているのか」といった批判だっ
政府は、ドローン(無人機)が集めたデータなどが盗み取られるのを防ぐため、2021年度から政府が購入するドローンのセキュリティー強化策を決めた。運航記録や撮影した写真の外部漏えい、サイバー攻撃による乗っ取りを防ぐ機能を備えた機体の購入を義務付ける。全省庁、すべての独立行政法人が対象となる。これにより、中国製ドローンの新規購入が事実上、排除されることになる。 【写真特集】ドローンで「国宝」撮影 迎賓館赤坂離宮本館 政府機関などはドローンを購入する際、内閣官房に計画書を提出し審査を受けることが義務付けられる。対象となるのは、公共の安全と秩序維持に関する業務に支障が生じる恐れがある場合などとし、具体的には①安全保障に関わるもの②犯罪捜査③発電所や鉄道などの重要インフラの点検④人命救助――などを想定する。外部に業務委託した場合も対象になる。すでに保有済みの機体も1~2年内に置き換えるよう求めた。ただ
人気漫画『鬼滅の刃』既刊20巻を丸ごと盗まれてしまった温浴施設のツイートが注目を集めています。被害に遭ったのは、山口県山口市にある「おんせんの森」。警察に通報はせず、同作中の台詞「誰かが道を踏み外しそうになったら 皆で止めような」を引用し、自発的な返却を呼びかけました。 注目を浴びたのは、9月25日に投稿されたツイート。利用者が漫画を楽しめるリラックスルームから『鬼滅の刃』が盗まれたと報告し、「間違って持って帰ってしまったという人はコソっと元に戻しておいてほしい」と訴えました。 「おんせんの森」の担当者はねとらぼの取材に対し、「コロナ禍でお客様が減っている中で、このような被害に遭い心を痛めています」とコメント。そのうえで「盗んだ方の良心を信じています。返却していただければそれで手打ちにしたいです」と考えを述べました。 引用された台詞は盗まれた20巻より後に登場するため、ツイートを見た犯人が
今や新型コロナウイルス感染症の感染者は3200万人に達しており、このうち99万人(3.1%)の方が亡くなられています。 つまり9割以上の方は新型コロナウイルス感染症から回復していることになります。 一般的に、感染症に罹患し回復した人は一定の期間は感染しなくなることが多く、例えば麻しん(はしか)には一度罹ると生涯感染しないことが多いとされます。 一方、性感染症である梅毒のように、一度感染しても何度でも感染する感染症もあります。 新型コロナについては感染者に免疫ができるのか、できるとしたらどれくらい持続するのかに関心が寄せられていましたが、先月から続々と新型コロナの再感染例が報告されています。 また、ブラジルのマナウスでは6月に人口の50%以上が抗体陽性に達したものの、その後抗体陽性率が減少しているという報告も出ています。 新型コロナの終息は集団免疫の達成と考えられていましたが、これらの報告は
擬態の名人ニセメンフクロウは、目を閉じていても物が見える。写真はマレーシアのペナン・バードパークのもの。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NATIONAL GEOGRAPHIC PHOTO ARK) 忘れられない鳴き声からぐるりと回る首、憂いを帯びた目まで、フクロウはいろいろな魅力に溢れている。 さらに、あの神秘的な雰囲気や、神々しさの秘密はどこにあるのだろうか。フクロウたちの驚きの能力と魅力を紹介しよう。 自在に回る首 フクロウの目は非常に大きいため、眼球を眼窩の中で動かすことができない。そこで頭ごと向きを変えなければならず、ホラー映画ばりに首を回すことになるのだが、あんなことができるのは複雑なシステムのおかげだ。 まず、フクロウの頭蓋は1カ所で支えられているため、2カ所で支えられている人間と比べて可動域が広い。首の骨も、人間が7個なのに対し、フクロウは14個もあ
2001年、ジャバリ谷の先住民テリトリーにいる孤立部族を記録するため、ブラジル国立先住民保護財団(FUNAI)の調査隊に参加したヒエリ・フランシスカト氏。左は当時のFUNAIの孤立先住民局の局長で、調査隊長を務めたシドニー・ポスエロ氏。 (PHOTOGRAPH COURTESY OF SYDNEY POSSUELO) 同僚たちに激震が走った。先住民問題を担当するブラジルの国立先住民保護財団(FUNAI)のベテラン職員ヒエリ・フランシスカト氏が、孤立して暮らす先住民の手によって殺されたのだ。 フランシスカト氏は、アマゾンの熱帯雨林で極度に孤立した生活を送るいわゆる「非接触部族」について、最も経験豊富で最も献身的な擁護者の1人と誰もが認める存在だ。今回の事件は、アマゾンの孤立部族の保護に広範な影響を与える恐れがある。(参考記事:「アマゾンの先住民保護活動家が殺害、危機的状況」) 2020年9月
【動画】ビル・ゲイツ氏の財団が発表した年次報告書「ゴールキーパーズ・レポート」第4刊について、ナショナル ジオグラフィック英語版編集長のスーザン・ゴールドバーグがビル・ゲイツ氏に話を聞いた。(インタビューは英語です)(NG MEDIA) ビル&メリンダ・ゲイツ財団は2020年の年次報告書「ゴールキーパーズ・レポート」を公開し、新型コロナウイルス感染症の世界的流行(パンデミック)があらゆる指標において人類の健康と福祉に悪影響を与えていると分析した。(参考記事:「ゴールキーパーズ・レポート:ワクチンの公平な配布、富裕国買い占めに比べて死者半減」) このレポートは、極度の貧困、飢餓、ジェンダーの不平等を根絶するために国連が設定した持続可能な開発目標(SDGs)の達成状況を評価するもので、4刊目となる今回は、新型コロナの影響で、その目標のほぼ全てにおいて長年の進歩が後退したと指摘。パンデミックの終
サウジアラビアのアラタールという古代の湖による堆積物の跡から、数百個の足跡化石が見つかり、その中からホモ・サピエンスのものと思われる足跡化石が7つ特定された。(PHOTOGRAPH BY KLINT JANULIS) サウジアラビア北部の砂漠地帯で、いくつもの小さなくぼみが見つかった。その数は全部で376個。目立つものではなく、2017年にこの地域を調査していた科学者のチームもあやうく見過ごすところだった。 しかし詳しく調べていくと、このくぼみは古代の動物たちが残した足跡の化石と判明。なかには現生人類ホモ・サピエンスの足跡も含まれているらしいことがわかった。 これが本当にホモ・サピエンスの足跡と確認されれば、アラビア半島では最古の例になる。アラビア半島は、アフリカを出て世界へ拡散する人類が最初に通ったはずの場所だ。(参考記事:「人類の出アフリカは早かった?アラビア半島で足跡」) 9月18日
写真家ジャック・ワンダリー氏の作品。2019年、ネコに致命傷を負わされ、米国カリフォルニア州の動物病院「ワイルドケア」に運び込まれた野生の鳥類、げっ歯類、爬虫類などを撮影した。(PHOTOGRAPH BY JAK WONDERLY) 死んだ動物の美しさを写真にとらえられるだろうか? 写真家ジャック・ワンダリー氏にとって、それは新しい挑戦だった。 ワンダリー氏の写真「Caught by Cats(ネコに捕らえられて)」は2020年、写真コンテスト「BigPicture Natural World Photography Competition」の人・自然部門で最優秀賞に輝いた。この写真はある残酷な現実を映し出している。それはつまり、この写真1000万枚分に相当する、何十億という動物たちがネコに命を奪われているという現実だ。 この写真を撮るきっかけとなったのは、米国カリフォルニア州にある非営利
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く