12月15日、ウクライナの国防当局者らは、ロシアが来年初めに新たな攻撃を仕掛け、首都キーウ(キエフ)制圧を再び試みる可能性があるとの見方を示した。写真はウクライナのゼレンスキー大統領。ヘルソンで11月撮影(2022年 ロイター/Valentyn Ogirenko) [キーウ 16日 ロイター] - ウクライナの国防当局者らは、ロシアが来年初めに新たな攻撃を仕掛け、首都キーウ(キエフ)制圧を再び試みる可能性があるとの見方を示した。 【動画】ウクライナ軍がドネツクに大規模砲撃か、ロシア側が「戦争犯罪」と非難 ウクライナのゼレンスキー大統領、軍トップのザルジニー総司令官、陸軍トップのシルスキー司令官は15日付の英誌エコノミストのインタビューで、早ければ1月にもロシアが新たな攻撃に乗り出す可能性があると述べた。 東部ドンバスや南部、もしくは隣国ベラルーシから攻撃する可能性があり、侵攻初期に制圧に失
ウクライナ最高会議(議会)の人権委員会は14日の記者会見で、東部ヘルソンなどロシア軍から奪還した地域で、子供用の拷問部屋が10か所見つかったと表明した。地元住民や被害者の証言などから存在が明らかになり、露軍に抵抗した子供が拷問の対象になったとみられる。 【動画】道路に置かれた地雷に気づかなかった?…ロシア軍の戦車が爆発 子供用の拷問部屋は、11月中旬に奪還したヘルソンで4か所見つかり、東部ハルキウ、ドネツク州でも発見された。大人用の拷問施設の一角にあり、薄い布団が敷かれているのが大人用との違いで、露兵は「子供部屋」と呼んでいたという。 人権委によると、14歳の少年が破壊された露軍設備の写真を撮っていたことを理由に連行された。食事はほとんど与えられず、水も1日おきにしか飲めなかったという。露兵から「親はおまえを見捨てた。もう帰る場所はない」などと言われ、心理的圧力をかけられていた。
子供たちの「野球離れ」が止まらない。産経新聞記者の田中充さんと森田景史さんは「罵声を浴びせる指導や、補欠の文化、お茶当番の負担など、野球の文化が保護者から敬遠されている」という――。(第2回) 【図表】高校生の硬式野球部員数の推移。近年、急速に減少していることが分かる。 ※本稿は、田中充、森田景史『スポーツをしない子どもたち』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。 ■野球部員は2割以上も減少 2009年、産経新聞紙上で「日本の野球力」と題した年間企画が掲載された。 北京五輪でメダルにすら届かず、ソフトボールとともに五輪競技からの除外も決まっていた野球だが、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は大いに盛り上がりを見せ、テレビ中継は高視聴率をマークした。 一方で、すでに地上波での巨人戦中継は減少の一途をたどり、名門の社会人チームの休廃部も相次いだ。 「いまの野球界はまだ安泰だけど、
「国債というのは未来の世代に対する責任として取りえない」──。10日の記者会見でそう強調していた岸田首相。舌の根も乾かぬうちに、5年間で総額約43兆円となる防衛費大幅増の財源に建設国債を“流用”する方針を固めた。自衛隊施設の整備などに約1兆6000億円規模の確保を検討している。 【写真】立憲「救済法案」賛成で党内にくすぶる不満 「敵基地攻撃」容認めぐる“暗闘”で分裂前夜の様相 戦時国債を乱発し、戦争に邁進した戦前・戦中の反省を踏まえ、政府は戦後、防衛費を国債で賄わない方針を貫いてきた。自衛隊施設についても「消耗的な性格を持つ。国債発行の対象としない」(1966年の福田赳夫蔵相の国会答弁)として、建設国債を用いることは断固、認めてこなかった。 財政に詳しい立正大法制研究所特別研究員の浦野広明氏(税法)が言う。 「国債は麻薬のようなものです。なし崩し的に借金を容認することにつながってしまいます
適切な管理が必要な外来種「レイクトラウト」の生息が、本栖湖で確認された。山梨県は、この魚の放流や持ち出しを禁止とし、生態調査や駆除を行う予定だ。 県などによると、本栖湖で生息が確認されたのは、北アメリカ大陸原産の大型のマス「レイクトラウト」だ。適切な管理が必要な産業上重要な外来種、「産業管理外来種」に指定されている。肉食であることから、本栖湖の生態系への影響が懸念されるという。 国内での生息例は、栃木県中禅寺湖に続き2例目で、釣り人などが「密放流」した可能性があるという。県などは15日からレイクトラウトの放流や持ち出し、釣り上げた場合のリリースを禁止した。 県などは今後、生息実態を調査し駆除する方針だ。センターは「勝手な放流は、生態系を壊すリスクがあることを認識してほしい」としている。
神奈川県内を運行する相模鉄道と、東横線などを運営する東急電鉄の直通運転が、来年3月18日から始まることになりました。神奈川と東京都内、埼玉を結ぶアクセスの改善につながります。 相模鉄道と東急電鉄の2社は、 ▽相模鉄道の羽沢横浜国大駅と、 ▽東急電鉄の日吉駅との間のおよそ10キロの区間で新たな路線の工事を進めています。 この路線について、両社と工事を担当する国の鉄道・運輸機構は、開業日について来年3月18日にすることを明らかにしました。 新たな路線の開業によって、相鉄線と東横線、目黒線で直通運転が可能となります。 たとえば、 ▽横浜市の二俣川駅から東京の目黒駅まではおよそ38分と、従来より16分程度の時間短縮が見込まれ、神奈川から東京都心へのアクセスがよくなります。 また、 ▽東海道新幹線が停車する新横浜駅には、渋谷駅や相鉄線の海老名駅からそれぞれ乗り換えなしで向かうことができます。 さらに
【北京時事】中国は、日本の安全保障関連3文書の改定について「中国の脅威を軍拡の言い訳にしている」と強く反発している。 【図解】反撃能力とミサイル防衛 日本の防衛力増強に警戒心を強めており、日本周辺での軍事活動をこれまで以上に積極的に行っていく可能性がある。 隣国の日本が「反撃能力」(敵基地攻撃能力)を保有し、中国軍の射程圏外から攻撃できるスタンド・オフ・ミサイルの配備を進めれば、中国は間違いなく、有事の際に不都合が生じる。台湾統一をにらんだ動きにも、一定の影響が出そうだ。 中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報(電子版)は社説で、日本の反撃能力に関して「自衛隊の対外攻撃能力を高める」と警戒をあらわにした。「中国を脅威と見なせば(そうでないのに)本当に脅威となってしまう」と警告。その上で「中国の総合的な実力は今や日本を超えている」と自信も示してみせた。 中国外務省の汪文斌副報道局長は「訳もな
高山本線の高山~下呂で日中の普通が1往復増便されます。 HC85系が関西へ進出 JR東海は2022年12月16日(金)、来年2023年3月18日に実施予定のダイヤ改正の内容を発表。その中で、高山本線で下呂・高山・富山方面へ向かう特急「ひだ」について、全列車を新型車両「HC85系」で運転すると発表しました。 拡大画像 高山本線は新型車両HC85系(右)に統一され、キハ85系(左)は撤退(画像:写真AC)。 HC85系は今年7月に運行開始。「エンジンで発電した電気でモーター駆動」するため、電車の部類に入ります。特急「ひだ」へ順次投入が進み、ディーゼルエンジンをそのまま駆動力に使っていた従来の「キハ85系」は、高山本線から撤退することとなります。 これにより、1日1往復のみ大阪駅を発着していた便も、HC85系となり、関西では初めてのHC85系の乗り入れとなります。 将来は紀勢本線の特急「南紀」に
「こだま」も朝間帯に5分短縮。新幹線通勤の利便性が向上。 拡大画像 東海道新幹線(画像:写真AC)。 2023年3月18日(土)、東海道新幹線はダイヤ改正を実施。速達列車「のぞみ」(定期)19本の所要時間は、東京~新大阪間で3分短縮されます。 うち17本が2時間27分に、早朝・夜間時間帯の上り各1本が2時間24分になります。また首都圏~姫路・岡山・広島間の平均所要時間も1~2分短縮。これにより、東京~広島間では臨時も含め、全ての「のぞみ」が4時間以内で結ばれます。 東京駅での発車間隔も改善されます。定期「のぞみ」は午前7~18時台において平準化され、最大発車間隔が21分から18分になります。 さらに相鉄・東急新横浜線の開業に合わせ、新横浜駅始発の下り臨時「のぞみ」を新設。土曜日と月曜日を中心に運転されます。 名古屋駅では、夕方時間帯の上り定期「のぞみ」から「ひかり」への接続を改善。これによ
朝日放送「教えて! ニュースライブ 正義のミカタ」などのメディアに出演、安倍政権時には元内閣官房参与を務めた藤井聡京大大学院教授が15日、自身のツイッターを更新。岸田文雄首相が防衛費増額の財源として、法人税などの増税を推し進めることに財務省の思惑を含め私見を述べた。 前日14日には首相周辺が「総理は絶対折れない。ここで折れたら政権がつぶれる」と話したとの報道に「こりゃ、絶句もの…総理が折れなきゃ日本は確実に潰れますね…政治家のこういう“片意地”張りのせいで、先の大戦でも不条理な作戦が連発され大敗したのに…」と危惧した藤井教授。 この日は、「財務省の中には『岸田内閣はもう長くないからその前に色んな増税させておこう』という議論があると、今、永田町界隈では囁かれている」のタイトルで「財務省が岸田首相を増税のための使い捨ての道具として活用している」などとつづった自身の記事を添付。「この話がホントな
「われわれは君のことが好きだった。でもその日々はもう終わったんだ」 アメリカの共和党の政策に絶大な影響力を持つNRA=全米ライフル協会の元会長デビッド・キーン氏は中間選挙のあと、NHKとのインタビューでトランプ前大統領についてこう述べました。 選挙最終盤には共和党に勢いがあるという見方も広がる中、選挙期間中からトランプ氏の影響力に懐疑的な見方を示していたキーン氏。 選挙のあと語ったのは、トランプ氏との“決別”でした。 デビッド・キーン氏とは 1970年代、ニクソン政権で副大統領をつとめたアグニュー氏の政治アドバイザーとしてワシントンでのキャリアをスタートさせたデビッド・キーン氏。 ニクソン元大統領(左)とデビッド・キーン氏(右) レーガン氏の選挙戦で地域の責任者となったほか、1980年のブッシュ氏の選挙戦では政策責任者に。一番長く務めたのが保守派集会「CPAC」を運営する政治団体の代表。そ
専門分野と重なる部分のあるネタを扱ったSFを観た/読んだ研究者はどういうことを考えるのか。 SF監修を依頼された研究者はどんなことをして、作品にはどのように反映されるのか。 『シン・ゴジラ』『シン・ウルトラマン』『仮面ライダービルド』『三体』『天気の子』を題材に、それらについて教えてくれるのが『別冊日経サイエンス 研究者が語る空想世界』(日経サイエンス社)だ。研究者向けではなく一般向けの科学雑誌の面目躍如、「日経サイエンス」らしい「科学から見たSF」がぎっしり詰まっている。 クリエイターのこだわりと研究者らしいガチな監修や考察が引き起こす化学反応 大学をはじめとする研究機関に所属している科学者が、専門知識を活かして「SF考証」に協力しているケースは少なくない。海外でも映画『インターステラー』などに物理学者が関わっていたし、日本でもアニメや特撮を中心に、作品世界に「それらしい」と感じられるリ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く