沖縄ICカード(那覇市、仲吉良次社長)は12月1日から、路線バスと沖縄都市モノレール、タクシーなどの経路や時間を複合検索できるポータルサイト「のりものNAVI Okinawa」を開設する。ITを活用して効率的な移動を可能とする次世代交通体系「MaaS(マース)」の実用化に向けた一環で、県内の公共交通機関の乗り換えや移動の利便性を高める。将来的には同社の交通系カード「OKICA(オキカ)」で買い物ができる決済機能を付与するなど、「地域型マース」の実現に向けて取り組みを強化する。 現在運用されている「バスなび沖縄」のサイト(左)と複合検索可能な新サイト「のりものNAVI Okinawa」のサイトイメージ ポータルサイトの新設は、現在運用されている「沖縄本島路線バス総合案内システム」(バスなび沖縄)をリニューアルする形となる。バスなび沖縄は1日平均で20万人が利用するなど利用率が高いものの、これ