山本寛インタビュー【前編】「クリエイターやファンを舐めた結果アニメが衰退した」 アニメ監督/演出家として知られる山本寛さんが、アニメを取り巻く環境に対して変化の必要性を訴えている。 『涼宮ハルヒの憂鬱』ではシリーズ演出、『らき☆… 取材:新見直・恩田雄多 文:恩田雄多 「オタク」という括りをさらに峻別する理由 ──「革命の三ヶ月」とともに象徴的なのが、同人団体として設立された「日本フィルアニマチオン」です。ここでは業界と「狂気と悪意によってアニメを支配してきたオタク(ポタク※)」を批判すると同時に、アニメの解放を掲げています。 以前、「アニメには批評がない」ということを嘆かれていましたが、批評の場として機能させたいといった狙いもあるのでしょうか? 山本寛(以下、山本) 今の段階では、何をするわけでもないんですけど、僕がアニメに対する疑義を真摯に述べるためだけのアカウントですね。日本フィルア
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