カラス科のカササギは鏡に映った姿を自分と認識できることが分かった(本家記事、研究概要)。 カササギの首に赤や黄色のシールを貼ったところ、鏡に映った自分を見てシールに気づき足や嘴を使って剥がそうとしたが、羽の色に紛れてしまう黒のシールを貼ったときはこのような反応は見られなかった(New Scientistの記事に動画有)。自己認識能力には大脳新皮質が関わっているとされているが、鳥類は大脳新皮質をもっていない。ただカササギは大きな脳を持っており、哺乳類とは異なる進化で高い認識能力を得た可能性があるとのこと。 人間以外の哺乳類では類人猿とイルカ、そして象が鏡に映る自分を認識できることが分かっているが、哺乳類以外でこれを確認できたのは今回が始めてとのこと。