今日の新聞に、2008年の世界の平均年収が出ていた。このところ新聞が面白くない。ニッポンの新聞は関西でのブタインフルエンザのニュースでもちきりだろうが、イタリアの新聞にはブタの話は一つも出ていない。もう、過去のお話になっている。 で、平均年収だけど、これは先進工業30カ国での個人の年収を統計的に比べたもので、イタリアはその中で23位となっている。イタリアの後は、ポルトガル、チェコ、トルコ、ポーランド、スロヴァキア、ハンガリー、メキシコとなっている。正直いって、後進国だ。イタリアの前には、ギリシャとスペインが居る。この両国は、この経済危機前までは、バブルで、成長株だった。 具体的には、年収2万1千374ドル、1万5千800ユーロで、月平均1100ユーロ(約14万3千円)となり、大体、感覚的には労働者の給料と一致する。ここから、家賃、食費、教育費が支払われるわけで、たいへんビンボーなのだ。ドイ