過去の記事を整理・一部リライトして再掲載したものです。 古い技術情報や、 現在、TDKで扱っていない製品情報なども含まれています。 マイクロソフトから昨年末に発売された、ゲーム機をハンズフリーで、モーションで操作できる「Kinect」が話題となっています。こうした機能を実現するためには、カメラの前で動く人の動きを、立体的に捉える必要があります。 そのために必要な技術は、大きく二つあります。一つは、カメラの前にあるものを「映像」ではなく、「奥行き」も含めた3次元の情報としてデジタルに記録する技術と、もう一つは、見えている3次元の情報を、骨や関節などのある人体の動作としてデジタルに記録する「モーションキャプチャ」の技術です。 今回のテクの雑学ではそのうちの、カメラから取り込んだ映像を奥行きある立体として記録するための、「距離画像センサ」の技術について紹介します。 写真を撮るということは? 距離