ブックマーク / techfactory.itmedia.co.jp (7)

  • 介護施設や保育施設を見守るミリ波レーダー、79GHz帯化で10分の1サイズに

    両者は2016年1月に、パナソニックの高感度なスペクトラム拡散ミリ波レーダー技術と京都大学の特徴点ベースの心拍推定アルゴリズムを組み合わせた生体情報センシング技術を発表している。今回の成果では、センサーシステムの体積を従来比で10分の1という小型化に成功した。また、複数の人物を同時に計測する場合に互いに離れる必要がある距離を7.5cm程度と従来比で8分の1まで縮めたことにより、これまで不可能だった複数の人物の心拍間隔を同時に計測できるようになった。 前回の発表では、帯域幅が500MHzの60GHz帯ミリ波レーダーを使用していたが、今回はさらに広帯域な79GHz帯ミリ波レーダーを採用した。また、ミリ波レーダーの送受信ICをCMOS技術で1チップ化することにより、測定感度の向上と、レーダーシステムの大幅な小型化を同時に実現できたという。 さらに、79GHz帯の広帯域ミリ波レーダーを用いることに

    介護施設や保育施設を見守るミリ波レーダー、79GHz帯化で10分の1サイズに
  • 組み込みLinuxの「正体」と開発の「困難さ」

    数ある組み込み機器のなかでも、タッチパネルやネットワークなどある程度リッチな機能が必要となる際に選択されることの多いOSが「組み込みLinux」である。他OSとの違いや開発にまつわる現状を解説する。 組み込み機器の中でも、ある程度の機能が要求されるデバイスになると、ソフトウェア側にも相応に配慮が必要になる。例えば最近の旅客機に搭載される多機能エンタテイメント機器。オンデマンドでの映画音楽の再生、飛行情報や地図上での現在位置の表示といった機能がてんこ盛りになっている訳だが、これの実装を例にして考えてみよう。 まずマルチタスクOSは当然必須で、機内のVODサーバと接続するためにはネットワークスタックも必要である。そして音楽や動画のコーデックも搭載して、プレーヤーも載せなければならない。地図表示も単に世界地図上に現在位置を表示するだけの簡単なものもあれば、3Dで地形や航路を表示するものまである

    組み込みLinuxの「正体」と開発の「困難さ」
  • インテルとAIとFPGAの関係、「組み込みAI」普及の施策

    人工知能AI)は組み込みの世界にとっても、無関係な存在ではなくなりつつある。FPGA大手を傘下に収めたインテルの考える「AIFPGAの関係」とは。 「組み込みAI」の実現に向けて さまざまな領域での活用が見込まれている人工知能AI)だが、それは膨大なコンピューティングパワーを存分に使えない組み込み開発の世界においても無縁ではない。 AIをどう定義するかにもよるが、代表的なAI技術であるディープラーニングでは、「学習」と「推論」がセットで行われる。そして学習には、特徴点を抽出するために多くのデータとそれを処理する高い計算能力が求められる。 このディープラーニング技術を組み込み機器に“組み込みAI”として実装したいと考えたとき、「学習はクラウドやオンプレのサーバなど強大なコンピューティングパワーを持つところで行い、推論は即時性の高い判断が求められるエッジデバイス側で行う」というアプローチ

    インテルとAIとFPGAの関係、「組み込みAI」普及の施策
  • 「畳み込みニューラルネットワーク」の基礎を知る

    モノづくりスペシャリストのための情報ポータル「MONOist」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は『畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network:CNN)の使い方、分かりますか?』をご紹介します。 畳み込みニューラルネットワークの使い方、分かりますか? 畳み込みニューラルネットワーク(CNN:Convolutional Neural Networks)とは、ニューラルネットワークの進化における一段階であり、ビジョンプロセッシング、手書き文字認識、声紋分析、ロボティクス、ドライバーアシスタンスシステムなどのアプリケーションで重要な技術になりつつあります。 広範なエンベデッドシステムに適用される可能性が高く、そうした広範なアプリケーションの最新状況に通

    「畳み込みニューラルネットワーク」の基礎を知る
  • NECの高位合成ツール「CyberWorkBench」、台湾ファラデーに導入

    NECの高位合成ツール「CyberWorkBench」、台湾ファラデーに導入:NEC CyberWorkBench NECの同社高位合成ツール「CyberWorkBench」が、台湾のファブレスICベンダーであるファラデー(Faraday Technology Corporation)に導入された。 NECは2017年1月19日、台湾のファブレスICベンダーであるファラデー(Faraday Technology Corporation)へ、C言語からの回路合成が可能な同社高位合成ツール「CyberWorkBench」を提供したと発表した。 ファラデーは製品を通信制御用FPGAの設計ツールとして利用し、低遅延・低レイテンシな回路の合成を実現するとともに、回路の設計工数を1/6へ削減することに成功したという。このFPGAは通信制御用ASICのプロトタイプとして設計されたものであり、ファラデー

    NECの高位合成ツール「CyberWorkBench」、台湾ファラデーに導入
  • IoTで現場作業者のリスクを回避! 安全労務管理を支援するソリューション

    IoTで現場作業者のリスクを回避! 安全労務管理を支援するソリューション:富士通 ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション 富士通は、同社「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開する「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の機能強化を発表した。 富士通は2017年1月12日、同社「FUJITSU Digital Business Platform MetaArc」で展開する「FUJITSU IoT Solution UBIQUITOUSWARE」を活用した「ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューション」の機能強化を発表。同年2月上旬より、SaaSで提供を開始するという。 ユビキタスウェア 安全管理支援ソリューションは、製造業や建設業などの現場に

    IoTで現場作業者のリスクを回避! 安全労務管理を支援するソリューション
  • ビッグデータと深層学習の組み合わせは「究極の人工知能」を生み出すのか?

    製造業のための製品・サービス情報サイト「TechFactory」で掲載された主要人気連載/特集記事を、読みやすいPDF形式の電子ブックレットに再編集してお届けする「エンジニア電子ブックレット」。今回は「ディープラーニング一色ではない「人工知能研究」の現状と今後の展望」を紹介します。 アカデミックな観点から見た「人工知能研究の現状と今後の展望」 製造業においても盛んに取り上げられる「人工知能」ですが、その進化は急激なものであり、その現状を把握するのは容易なことではありません。 世間的には自動運転車や会話するロボット、世界チャンピオンに勝利したコンピュータ囲碁などに「人工知能」のイメージが投影されていますが、機械学習理論の専門家である東京大学の杉山教授は「人工知能の背後には、コンピュータに人のような学習能力を持たせる機械学習技術が用いられている」と指摘します。 ここでは機械学習とデータマイニ

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