誰もが当然のようにプリキュアになれる世界。 それなのに、なぜかホカノとサナギだけは、プリキュアになれなかった。 そのことを知り、絶望する彼女達。 それでも、周囲のプリキュア達は、優しく接してくれた。 ホカノとサナギは、そんなみんなに恩返しをしようと、非力ながらも周囲の人々の悩み事を解決していく。 そんなささやかな日常は、仮面をつけた者らが世界に現れることで壊される。 仮面ライダーを名乗る彼らは、次々とプリキュア達を襲っていく。 全員がプリキュアであるがゆえに、悪意や犯罪に免疫のなかったプリキュア達。 社会は、大混乱に陥ることになった。 そんなさなか、ホカノとサナギは、失っていた記憶を思い出す。 ホカノとサナギは、全人類が仮面ライダーである並行世界の住人だったのだ。 仮面ライダーが増殖しすぎた世界から、新天地を求めて並行世界へと送り込まれた尖兵。 それが、ホカノとサナギだった。 ホカノとサナ