「今から2年後には、誰もハイパーバイザの話なんかしてないでしょう。それは単にOSの一部で、すでにそこにあるのです」。6月23日に都内で会見した米レッドハット エグゼクティブ・バイス・プレジデントのポール・コーミア氏は、そう語り、同社が現在推進している仮想化関連の取り組みに自信を見せた。 現在レッドハットは仮想化インフラとしてXenとKVMを2本立てで提供しているが、KVMのほうが理にかなっているという。KVMはLinuxカーネルの一部として開発されているため、省電力機能、ドライバ実装など、Linuxカーネルに取り込まれた機能はすべてKVMで利用できるからだ。「(開発コミュニティの)アップストリームで開発されていて、Linuxの一部であることはきわめて大きなアドバンテージ。XenはOSとは別レイヤなので、2度手間となる」(コーミア氏)。レッドハットは6月16日にKVMを組み込んだ「Red H
米Sun Microsystemsは6月30日 (現地時間)、デスクトップ仮想化ソフトウエアの新版「VirtualBox 3.0」をリリースした。仮想マシンにおけるマルチプロセッサ・サポート強化を通じて大量のデータ処理に対応。またグラフィックス・サポートの向上で、ゲストで利用できるデスクトップアプリケーションの幅が広がった。サポートするホストOSは、Windows Vista/ XP (32bit/64bit)、Windows Server 2008/ 2003、Mac OS X (Intel CPU)、Linux (32bit/64bit)、OpenSolaris (2008.05以降)、Solaris 10 (5/08以降)など。個人利用の場合はVirtualBoxのサイトより無償でダウンロード入手できる。また企業向けに、24時間 / 7日間対応のテクニカルサポートを含むサブスクリプシ
米Sun Microsystemsは3月24日(米国時間)、仮想デスクトップ管理ソフトウェアの最新版「Sun Virtual Desktop Infrastructure(VDI)Software 3」を発表した。Sunがオープンソースとして提供するハイパーバイザー「Sun xVM VirtualBox」の統合、「Solaris ZFS」のクローン機能などが特徴となる。 VDIは、デスクトップを中央のサーバーで管理し、クライアント端末にディスプレイのみを配信する仮想デスクトップホスティング技術。重要なデータは企業ネットワーク内で管理/バックアップされるため、管理とコストを削減できる。 仮想デスクトップとして、Windows XP/Vista/2000、OpenSolaris、Ubuntu、それにVMwareおよびxVM VirtualBoxの両仮想化技術を利用したホストをサポートする。同社
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