にもかかわらず、 あれから10年くらい経ちますけど、 池谷さんはずーっと研究者の立場のままでいる。 これは、絶対、なにか池谷さんに 変化があったんだろうなって思って、 ぼくは妙にうれしかったんです。 現役の研究者として長くはいられないと思う、 って言ってた人が続けてるわけだから、 なにかが変わったんだろうと。
「伸身の新月面の描く放物線は、栄光への架け橋だ」 「オリンピックの女神は、荒川静香にキスをしました」 数々の名ゼリフとともに、 オリンピックの名勝負を盛り上げてくださった NHKアナウンサーの刈屋富士雄さん。 アテネ、トリノと、オリンピックを存分にたのしんだ ほぼ日刊イトイ新聞としては、 ぜひともお会いして、お話を聞きたかったのです。 というよりも、お礼を言いたかったのかも? 手前味噌ながら、すばらしい取材になりました。 聞き手は、むろん永田です。 俄然、永田です。断固、永田です。 全20回、どうぞ、おつき合いください。
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