ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.comインタビューモバイル・アプリ『FGO』9周年奈須きのこ氏インタビュー。来年あたりにゲーム的にいちばん大きな新システムが登場予定。『まほよ』コラボ裏話やカマソッソ実装の可能性も訊いた【※ネタバレ注意】
“褪せ人”となり、エルデの王となるべく“狭間の地”を冒険するアクションRPGである本作は、さまざまな魅力に満ち溢れている。広大なオープンフィールドで構成された、豊潤な世界。緻密に構成された、起伏のあるダンジョン。多彩な武器種や魔術・祈祷、騎乗やジャンプといったアクションを駆使してくり広げられる戦闘……。 『DARK SOULS』(ダークソウル)シリーズなどで培われてきた、脅威と未知に満ちた世界、自由な冒険と手に汗握る戦闘、勝利への達成感を最大規模のボリュームで表現した『エルデンリング』は、発売されてから1年で世界累計出荷本数が2000万本以上となる大ヒットを記録しただけでなく、世界主要4大ゲームアワード(Golden Joystick Award、The Game Awards、D.I.C.E. Awards、Game Developers Choice Awards)でゲーム・オブ・ザ・
このとき、Aディスクのみを挿入して起動するとプロンプトが表示されてわかるのだが、プログラムのブートには“ELFDOS.SYS ver 3.06”という独自のローダーが使用されている。一部のメーカーを除き、ゲームソフトの実行に別途、MS-DOS(今日のWindowsの遠いご先祖ともいうべきマイクロソフト製の基本ソフトウェア)を用意しなければならなくなるのはもうすこし先のことになる。 さて、タイトル画面が表示される前に、画面左上に小さなウィンドウが現れて“カラーモニター/モノクロモニタ”の選択をさせる。1992年ともなれば、白黒テレビの時代ははるかに遠く、パソコン時代の初期に存在したモノクロディスプレイやグリーンディスプレイもとうの昔に時代遅れのものとなっていた。 それでも、当時のPC-9801用ゲームにはこの選択肢が必要だった。というのは、“98ノート”の通称で親しまれたPC-9800シリー
1. 囲まれないように動き続けろ! さて本作、華麗にボコスカ殴る攻撃面に目が行きがちだが、実は本作で重要なのは一対多数の近接戦闘を切り抜ける上での防御面と立ち回りだ。 武器などを投げつける以外、基本的に敵も自分も近接格闘をするゲームなので、近付かないとダメージを与えられないし、かといって不用意に複数の敵に囲まれてボコられるのは辛い。 なので、確実にコンボを叩き込める時以外は足をあまり止めずに動いていくのが大事。相手を突き飛ばしたり、時には攻撃を途中で中断してでも“回避”ボタンで一旦敵がいない方向に距離を取ったりして、各局面でできるだけ1対1の形を作って仕留めていくのが安定だ。 また、かっこいいモーションで必殺攻撃をする“テイクダウン攻撃”やゲージが溜まっていると使える“フォーカス攻撃”は発動時に他キャラの攻撃アクションなどを中断してくれるので、一時回避するとともに次の一手を考える時間を与え
奈須氏らとともにTYPE-MOONを結成。現在は代表として同ブランドを支えながら、数々の作品でイラストも手掛ける。『月姫 -A pieceof blue glass moon-』ではキャラクターデザイン・原画を担当している。(文中は武内) リメイク版『月姫』でも“おまけコーナー”は欠かせない ――『月姫 -A piece of blue glass moon-』(以下、リメイク版『月姫』)がついに発売を迎えました。現在の感想をお聞かせください。 武内いまは、リメイク版『月姫』がようやく皆さんに遊んでいただける形になったという安心感でいっぱいです。いままではリリース直前に「完成したぜ!」と喜んでいたのですが、今回はいつもと違い、PC版を作った後に、それをNintendo Switchとプレイステーション4に移植するという流れで開発を行いました。PC版は昨年の年末にはメインパートが完成していた
――『FGO』は今年でいよいよ4周年を迎えました。現在の率直な感想をお聞かせください。 奈須充実感や疲労感が蓄積して、想像以上に大きくなってきていますが、4年を迎えた喜びと、ここまできたからには来年はもっとがんばらなくちゃという緊張感が入り混じっています。第1部が完結したときは喜びのほうが大きかったですが、いまは第2部の途中。我々の中では完結までの見通しは立っているものの、あくまで予定なので、制作側もどこまで目指しているものに近づけるかハラハラしています。また、4年間も楽しんでくれているユーザーさんには感謝しかありません。期待に応えられるよう、気を緩めずにがんばります。 ――これからもユーザーの期待に応えていくということですね。 奈須4年も続いたものは、もうその人の人生の一部ですから。ハードルは年々積み重なっていっていますが、期待に応えていきたいです。 ――ここ数年で女性や若年層のユーザー
Q:まずは、いつごろ、どのような経緯で『ELDEN RING(エルデンリング)』の開発が始まったのかをお聞かせください。 A: 本作の開発が始まったのは、『ダークソウルIII』のダウンロードコンテンツ開発が、すべて終わった後です。 本作以外にも、いくつか新しいタイトルの開発が始まっていた、あるいは検討されていた中で、どっしりとした、王道を行くものとして企画されました。 『ダークソウル』シリーズではできなかったいくつかのチャレンジにより、新しいダークファンタジー、あるいはアクションRPGを作りたいと考えたのです。 Q:『ELDEN RING』の開発は『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の開発期間と重なっていたようですが、どのようにして開発は進められているのでしょうか? A: 本作の開発体制は『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』と変わりません。 何人かのCO
世界的に大ヒットした入国審査ゲーム『Papers, Please』の作者による新作ということで、発表時から話題を呼んでいた本作。その正体は、死者の残留思念から商船オブラ・ディン号が辿った数奇な運命を解き明かしていく、一人称視点の推理アドベンチャーゲームだった! イギリス東インド会社の保険調査官としてオブラ・ディン号の数奇な運命を探れ 本作の舞台は1807年。航海中に消息を絶った東インド会社の商船オブラ・ディン号が、突如イギリスのファルマス港に帰還したことから物語が始まる。東インド会社の保険調査官として派遣されたあなたは、同船の損害査定のために調査を行うのだ。 無人で漂着したオブラ・ディン号の運命を探る上で重要なのが、派遣にあたって渡されたトランクに入っていたふたつのアイテム、“ヘンリー・エバンズ”なる人物による手記と謎の懐中時計だ。 まず手記『オブラ・ディン号の帰港 その航海と悲劇の記』に
練りに練られた世界設定や、クリアーまでの平均プレイ時間約30~40時間(メーカーアンケートによる)、文字量100万字超(文庫本で6冊ぶんほど)という大作ながら価格は3000円台(※)というコストパフォーマンスでも話題となっている。 本作の発売を記念して、クリアーまで遊んだライターによる最速プレイインプレッションをお届けする! アドベンチャーゲーム好きに捧ぐ! のっけから欠点を言ってしまうのもなんですが、本作は『最悪なる災厄人間に捧ぐ』(略称『さささ』)という、一風変わったタイトル名だったり、パッと見では頭に入ってこない複雑な世界設定で、正直、幾分か損をしていると思います。もちろん、そこが本作のうま味でもあり、題名も最後までプレイすると込められた意味がちゃんとわかるのですが……。 読めばグイグイ引き込まれる物語なのに、入り口で遠慮されてしまうのはあまりに惜しい。そこで、本作がどのようなゲーム
2018年7月14日、15日、千葉県の幕張イベントホールにて、『艦隊これくしょん -艦これ-』のイベント“「艦これ」鎮守府“氷”祭り in 幕張特設泊地 -氷上の観艦式-“が開催。出演者は以下の通りで、一流スケーターと艦娘声優が集う、驚きのイベントとなった。 フィギュアアイススケーター 「艦これ」鎮守府“氷”祭り 第一遊撃部隊・機動部隊本隊 特務編成チーム スペシャルアイススケーター 伊藤みどりさん(アルベールビル五輪銀メダリスト、全日本選手権8連覇) 無良崇人さん(世界選手権3度出場、四大陸選手権優勝、平昌五輪代表候補) 澤山璃奈さん(全日本フィギュアスケートジュニア選手権 アイスダンス3連覇) 艦娘声優 藤田咲さん(赤城役など) 野水伊織さん(瑞鶴役など) 洲崎綾さん(響役など) タニベユミさん(夕立役など) 内田秀さん(Warspite役など) 宮川若菜さん(満潮役など) 今回のイベ
“ストラテジックシューター”という新ジャンルを打ち出し、自機を操作しつつ僚機に指示を出していくユニークなゲーム性が話題になったタイトルだ。2016年3月4日に正式サービスを開始し、約2年2ヶ月で幕を閉じた。 オンラインゲームがサービス終了することは珍しいことではない。これまでも多くのタイトルがサービスを終了してきた。ただ、本作が何よりユニークなのは「ゲームの最後をみんなで見届けよう」という趣旨でオフラインイベントを開催したことだ。 サービス開始前にゲームを盛り上げる意味でオフラインイベントを開催するタイトルは多くある。だが、サービス終了のタイミングで開催されるのは非常に珍しいのでリポートしたい。
アメリカ・サンフランシスコで実施されたゲーム開発者向けカンファレンス“GDC 2018”最終日、同作を手掛けた4人のクリエイターによるセッション“Classic Game Postmortem: 'Ultima Online'”が行われた。登壇したのは、プロデューサーであり、ゲーム内の“ロード・ブリティッシュ”でもあったリチャード・ギャリオット氏、ディレクターを務めたスター・ロング氏、リードデザイナーを務めたラフ・コスター氏、アソシエイトプロデューサーを務めたリッチ・ヴォーゲル氏だ。 『ウルティマ オンライン』が生み出した画期的な仕様や、サービス開始前/開始後の苦労、ゲーム内で起こった驚くべき事件などについて語られた本セッションを、詳しくリポートしていこう。
新たなハンティングアクションの形 カプコンから、2015年冬発売予定のニンテンドー3DS用ハンティングアクション最新作『モンスターハンタークロス』。週刊ファミ通2015年7月9日発売号では、本作に懸ける想いを、『モンスターハンター』シリーズプロデューサー・辻本良三氏、『モンスターハンタークロス』ディレクター・一瀬泰範氏、『モンスターハンタークロス』プロデューサー・小嶋慎太郎氏へのインタビューを掲載した。そのインタビュー完全版をお届けしよう。 『モンスターハンター』シリーズプロデューサー 辻本良三氏(写真中央・文中では辻本) 『モンスターハンタークロス』ディレクター 一瀬泰範氏(写真左・文中では一瀬) 『モンスターハンタークロス』プロデューサー 小嶋慎太郎氏(写真右・文中では小嶋) 開発のきっかけは、新しいモンスターハンターの可能性 ――ついに『モンスターハンター』(以下、『MH』)の新たな
『カオスチャイルド』の魅力にハマったライター陣がアツく作品を語り合う 『カオスチャイルド』を語りつくすライター座談会の模様お届けする。ファミ通本誌に掲載された、プレイインプレッションでは語り切れなかったディープな話題を交えながら、本作の魅力を紐解いていく。 ■ライター:石井ぜんじ 伝説のアーケードゲーム雑誌『ゲーメスト』の元編集長。現在はゲームライター、レビューなどを担当、ゲーム制作の仕事にも関わる。ゲーム関連ほか、SF、ミステリー、アニメなど、思い入れのできるエンタメ全般に興味あり。(文中は石井) ■ライター:浅葉たいが インテリアデザイン会社所属のゲームマニア。日々大量のゲームを遊んでいるところに声をかけられ、ゲームライターとしても活動中。アドベンチャーゲームや格闘ゲーム、RPGなどの企画、記事執筆を数多く手掛ける。(文中は浅葉) 『カオスチャイルド』はどこが“ヤバい”のか 石井 本を
美しき滅びの世界が問いかける、一人称視点の哲学パズル 哲学とパズルは似ている。知識を前提としたクイズとは異なり、どちらも必要なのは論理的思考と真理への欲求だ。では、哲学を問うのが人間の本性ならば、パズルを解くロボットもまた人間ではないか。 いきなり妄想全開で紹介する今回の作品は、まさにロボットが主人公のパズルゲームだ。開発は、コメディタッチのFPS(一人称視点シューティング)、『シリアスサム』で有名なCroteamだが、笑いの要素は一切なく、哲学をテーマとしている。 ゲームの目的は、ブロック状の“印章”を集めること。ステージ奥にある印章は、開閉式の扉や攻撃型ドローンなどに守られている。それらの障害物を、さまざまな道具と知恵を駆使して突破していくのだ。パズルの傾向や雰囲気は、一人称視点パズルの傑作『Portal』から強く影響を受けている。だが本作は、ゆっくり考えながらプレイできるのが特徴だ。
名作アドベンチャーが現代風にフルリメイクされてゲーム化! 2014年12月28日~30日、東京ビックサイトで開催中の“コミックマーケット87”にて、5pb.から『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』(対応ハード未定)のゲーム化がサプライズ発表された。なぜこのタイミングで、かつての名作アドベンチャーが“フルリメイク”されるのか。その真相を、5pb.の浅田誠プロデューサーに聞いてみた。 ※関連記事:浅田誠氏が指揮を執る謎の新規プロジェクトが“コミックマーケット87”5pb.ブースにて発表された! ★『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』とは? 1996年12月にエルフから発売された、PC向けアドベンチャーゲーム。1997年にはセガサターンに移植された。企画・脚本・ゲームデザインを剣乃ゆきひろ氏(菅野ひろゆき氏)が担当し、“A.D.M.S”(オート分岐マッピングシステム)という画期的なシステ
惨劇は、まだ終わらない 加賀クリエイトは週刊ファミ通11月20日号(2014年11月6日発売)において、プレイステーション Vita、プレイステーション3用ソフト『ひぐらしのなく頃に粋』を発表した。以下、記事内容を抜粋して最新情報をお届けする。 2002年に同人PCソフトとして産声をあげた、サスペンスアドベンチャーゲーム『ひぐらしのなく頃に』。その人気はネットを中心とする口コミで徐々に拡大。2007年にはプレイステーション2、2008年にはニンテンドーDSでそれぞれリリースされ、累計販売本数が40万本を超えるヒットを記録した。本作は、過去の家庭用版に収録されたシナリオをすべて網羅した完全版となっている。 プロローグ 昭和58年初夏。 例年よりも暑さの訪れの早い今年の6月は、 昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの 合唱を楽しませてくれた。 ここは都会から遠く離れた山奥にある寒村、 通称“雛見沢
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