特定不妊治療の助成申請、札幌で急増 制度拡充と晩産化が背景 (01/08 16:00) 保険が適用されない体外受精などの不妊治療を対象に、国が治療費の一部を助成する特定不妊治療助成費の申請が、札幌市で急増している。昨年11月末には1100件を超えるなど、2013年度の申請件数は延べ1820件と過去最多となる見通しで、市は、助成制度の拡充と晩産化の加速が背景にあるとみている。 札幌市での特定不妊治療費の助成制度は、05年度にスタート。体外受精や精子1個を卵子の内部に送り込んで受精させる顕微授精などを対象に国と市が治療費の一部を助成する。特定不妊治療は保険の適用外で、数万円から70、80万円と高額な治療費がかかるものもあり、助成費は国と市が半分ずつ負担している。 05年度は、10万円を上限に治療費の半額を1回に限り助成する少子化対策としてスタート。その後次第に拡充され、13年度からは、1回につ
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