同性愛行為にむち打ち刑=州議会で条例案可決−インドネシア・アチェ 【ジャカルタ時事】インドネシア北西部のアチェ州議会は27日、同性間で性的行為に及んだ者をむち打ち刑とする条例案を全会一致で可決した。 条例案では、同性愛行為に最大100回のむち打ちが科されるほか、配偶者以外と性交渉を持つ姦通(かんつう)罪もむち打ちの対象となる。イスラム教徒以外や外国人にも適用される。 アチェ州は特別自治法に基づき、イスラム法(シャリア)の施行が認められ、むち打ち刑は2005年に導入された。09年には姦通罪を犯した者を石打ちによる死刑とする条例案が州議会で可決されたが、州知事の反対で実施は見送られた。(2014/09/27-12:15)2014/09/27-12:15