「赤ちゃんはどこから来るの?」。ある日突然、幼い子どもが発する素朴な疑問。そんな時、親はどう答えればいいのか-。ごまかさずに対処する方法を、子育てや性教育の専門家に聞いた。(小形佳奈) 「おしっこの最中に『おちんちんが大きくなっちゃった』と言われてうろたえてしまった」。東京都目黒区の子育てサークル定例会。二歳三カ月の男児の母親からの質問に、講師の天野ひかりさんが「不思議だね、と共感し、男の子ならおしっこがたまった時は当たり前だということを伝えて」と助言する。 天野さんはかつてNHKの育児番組でキャスターを務めた経験を生かし、各地で親子教室や講演会を開く。「日本人は性とお金の話をタブー視するが、生きていく上で大切なこと」ととらえ、「三歳からの性教育」も主要テーマに掲げる。
本紙の若者ページで、中絶の現状や経験者を取材した時のこと。かつて交際相手を中絶させた男性の言葉に、いら立ちや悔しさが募った。直接痛みを感じない男と女ではこれほどまで意識が違うのかと痛感したからだ。 彼女の手術に寄り添い当時の心境や経験をホームページにまとめている男性。自分の行いを振り返り、人一倍考えようとしているのだが、それでもまだ、喪失感や苦しみはわからないという。
仕事の価値が同じなら男女で同じ賃金がもらえる「同一価値労働同一賃金の原則」を定めた国際条約について、国際労働機関(ILO)は昨年十一月、日本政府に対し、法律の規定が不十分だと勧告した。性別や仕事の種類に関係なく、客観的に労働の価値を評価しないことが問題視された。 (稲熊美樹) 「裁判では負けたが勧告で主張が認められ、悔しさが晴れる思い。この勧告を活用していきたい」。八日、東京都内で開かれたILOの勧告について報告する集会で、個人加盟の労働組合「商社ウィメンズユニオン」委員長の逆井(さかい)征子さん(68)は語った。 総合商社で長年勤め、八年前に定年退職した逆井さんは、現役時代の一九九五年、女性の同僚五人と会社を訴えた。男女のコース別人事で一般職とされ、同じような職務内容の男女で大きな賃金格差があるのは違法だと主張した。 二〇〇八年の控訴審判決で、東京高裁は六人中四人について「経験を積んで専
トップ > 福井 > 12月5日の記事一覧 > 記事 【福井】 エイズへの理解深めて 福井で若者ら意見交換 Tweet mixiチェック 2011年12月5日 エイズに関する疑問などを話し合う参加者ら=福井市の「エルパ」で エイズウイルス(HIV)とエイズへの理解を深める催し「世界エイズデーふくい」が4日、福井市大和田町のショッピングセンターエルパであった。 12月1日の世界エイズデーにちなみ、県が主催。新規感染者の多くが20代であることから、若者に正しい知識を知ってもらおうと企画し、約90人が参加した。 参加者は予防や検査、治療など五つのテーマに合わせた班に分かれ、意見交換した。医師や看護師らが各班の司会を担当した。 「HIVへの感染が分かったら、生活は変わってしまうのでは」との質問には、「他の感染症と変わりはなく、仕事もできる」とアドバイスしたり、自覚症状や感染経路などについても、活
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