親と子どもの家族、それに単身の兄弟姉妹が同居する、「二世帯プラスアルファ」、いわば「2.5世帯」が注目されている。 同居している単身の兄弟姉妹は「家族の絆」を大切にしていて、ひと昔前の「うるさい小姑」的なイメージはほとんどないのが特色で、ファミリーへの経済的なサポートにも積極的だという。 旭化成ホームズは「2.5世帯」を提案 旭化成ホームズは、単身の兄弟姉妹もともに暮らす二世帯住宅の進化型として、へーベルハウス「2.5世帯住宅」を、2012年8月3日に発表した。 2010年の国勢調査によると、60歳代世帯主の家族では、これまで最多だった「夫婦のみ」に代わり、「親と単身の子ども」と暮らす世帯が最も多くなった。そこで同社が販売した二世帯住宅を対象に世帯類型を調査したところ、親世帯に単身の子供が同居しているケースが2割に達していることがわかった。 調査では、単身の子どもは84%がフルタイムで働い