大手電機メーカーのシャープは、EV=電気自動車の開発や販売の事業に乗り出すことを明らかにしました。親会社である台湾の「ホンハイ精密工業」と共同で開発を進め、数年後をめどに販売を行いたいとしています。 これはシャープが6日に東京 港区で開いた事業説明会で明らかにしたものです。 EV事業への本格参入を打ち出している親会社ホンハイのEVの車台=プラットフォームを活用して、シャープは車の企画や設計などを行い、数年後をめどに販売を行いたいとしています。 これにあわせて会社は、9月17日から東京都内で行われる催しでEVのコンセプトモデルを公開すると発表しました。 モデルはミニバンのタイプで、これまで培った液晶パネルや家電製品の技術を生かし、後部座席には大型のディスプレーを配置したほか、AI=人工知能などで家電製品とも連携し、自宅にいるような車内空間を実現したいとしています。 かつて会社の代名詞とされた
