2015年2月7日のブックマーク (2件)

  • Amazonでは味わえないときめきがここにある - それは恋とか愛とかの類ではなくて

    屋が好きだ。週に5日は屋に行く。用事がなくても屋に行く。疲れていても屋に行く。むしろ疲れている時こそ屋に行く。前回の来店時とほとんど品揃えの変わっていない棚をじーっと見つめ、昨日の私の琴線には触れなかったけれども今日の私の琴線には触れたを取り出して、パラパラと中を覗く。新書特有の独特の匂いが紙の隙間からふわっと漂い、ページにびっしりと埋まっている、あるいは余白を演出している文字たちのダンスを堪能する。平仮名は淡く揺れ、漢字は力強く主張する。まだ見ぬこの世界に飛び込んでみたいと感じたら、それはもう恋だ。真っ直ぐレジに向かい、財布の中の硬貨と交換する。その他の未知の世界を棚に残したまま、私はこれから向き合うたったひとつの大切な世界を胸に抱えて屋を出る。冒険の始まり。 東京の大学に通っていた4年間、私はずっと屋でアルバイトをしていた。けして読書量が多い訳ではないが、屋という空間

    Amazonでは味わえないときめきがここにある - それは恋とか愛とかの類ではなくて
    pure_flat
    pure_flat 2015/02/07
    池袋のジュンク堂で本買って隣のスタバの二階で読む、ってよくやったな。懐かしい。梅田(茶屋町)のジュンク堂は近くにそういうのがないので残念。
  • 4コママンガのコマ枠、枠の手前と奥の描写 - マンガLOG収蔵庫

    先日、はりかもさんの新刊『うらら迷路帖』を購入しました。 うらら迷路帖 (1) (まんがタイムKRコミックス) 作者: はりかも出版社/メーカー: 芳文社発売日: 2015/01/27メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を見る 舞台となるのは、うらら(占師)が集まる街・迷路町、ならびにその街にある占い茶屋・棗屋。 物語の中心となるのは、母親を探しに迷路町へと来た山育ちの少女・千矢、占い茶屋・巽屋の一人娘・紺、財閥令嬢の小梅、棗屋の先生・ニナの妹ノノ、この4人のうらら見習い。 彼女らや周囲を取り巻く人たちの日常と、千矢を中心とした見習いの少女たちが、うららとして成長していく様子、ならびに彼女らがそれぞれの目的に向かい進んでいく姿が描かれる4コマ作品になります。 さて、今書いたとおりこの『うらら迷路帖』は4コママンガなのですが、コマの演出といいますか使い方といいますか、表現が実

    4コママンガのコマ枠、枠の手前と奥の描写 - マンガLOG収蔵庫