東京・新宿区のJR新大久保駅周辺が若者であふれかえっている。特に多いのが、韓国のグルメやコスメ、アイドルグッズ目当ての女の子たち。新宿駅から1駅、歩いても20分圏内のためか、アパレルを販売する店は少数で、ファッション目的で来ている子も少ない。街の活気を見る限り、アパレル店にも商機はありそうだ。 (友森克樹) JR新大久保駅の17年度の1日平均乗車人員は、4万8220人で前年度比9.8%増だった。この伸び率は、JR東日本の駅別乗車人員ベスト100のうちのトップで、100駅の平均増減率1.4%に比べても大幅に増えた。同駅の直近5年の増加率と比較しても17年度に急伸し、ここ1年で街がにぎわい出したことが分かる。増加の想定要因は、「近年の韓流ブームで利用人数が増えている」(東日本旅客鉄道広報部)と見ている。新大久保商店街組合も「ここ1年で特に人が増えた。食べ物を写真に撮って、SNSに投稿している女
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