「ポーランド映画祭」からのインタビュー原稿。その1「ポーランド映画祭」から疾走プロドキュメンタリー4作品を上映したい、ついては、メールでインタビューしたい、という依頼を受けた。 4作品を上映していただけるということは、作り手にとっては、大変名誉なことである。作品紹介を兼ねてのインタビュー、断る理由は、もとより、ない。喜んで受けることにする。 最初は、招待します、という話だったのだ。が、主催者側にもいろいろ事情があってのことだろう、今回は、招待はパスになった。残念だが、仕方ない。 まもなく、インタビューの内容が届いた。ざっと目を通す。けっこう難易度の高い質問が並んでいる。 海外のメディアからのインタビューを受けることは、こちらにとっても勉強になる。作品ごとの背景にある歴史的、文化的、社会学的、哲学的、といった様々な問題意識を含んだ観点から質問を発してくる。作り手という特権的レ