フェリー乗り場に県道223号の標識が立てられた=静岡市清水区日の出町渡り初め式の式典で、テープカットする川勝知事ら=静岡市清水区日の出町 静岡市清水区の清水港と伊豆市土肥を結ぶ「県道223(ふじさん)号」が12日、開通し、このルートを航行する駿河湾フェリーの渡り初め式が清水港日の出埠頭(ふとう)であった。川勝平太知事や伊豆半島の首長ら約50人がテープカットなどで開通を祝った。 観光目的で海上県道を認定するのは全国初。県道223号は欠番だったが、伊豆半島の首長会議が、海上県道としての復活を要望していた。 清水港―伊豆市土肥間は約31キロ。フェリーでは海上から、富士山を一望できる。川勝知事は「県道223号は海と山の風景の画廊。県の名物にしたい」。首長会議会長の佃弘巳伊東市長は「県道223号認定を追い風に、静岡から伊豆半島に来る人を増やしたい」と語った。 この日の第1便には66人が乗船。
一時は「総選挙」への立候補辞退を申し出た兵庫県高砂市公認のゆるキャラ「ぼっくりん」 【島脇健史】全国516のゆるキャラが参加するインターネットの人気投票「ご当地キャラ総選挙」(日本百貨店協会主催)が多重投票をめぐって揺れている。集計途中でトップに躍り出たキャラが「不正投票を疑われたくない」と立候補辞退を一時申し出る騒ぎも起きている。 協会によると、同総選挙は百貨店業界を盛り上げようと今年初めて開催。3月20日から4月21日まで、全国7地区ごとに予備選挙の投票中で、協会のホームページから1人につき3体まで計6ポイント投票できる。 ところが、3月下旬、それまで1日で多くても1千ポイント程度だった兵庫県高砂市の公認ゆるキャラ「ぼっくりん」に突然2万ポイント台の投票が集中。近畿地区の暫定1位に躍り出た。不審に思った市の担当者が調べたところ、パソコンから閲覧履歴を削除すれば制限の6ポイントを超
瓦が落ち、屋根が崩落した民家=13日午前8時38分、兵庫県洲本市、朝日新聞社ヘリから、竹花徹朗撮影 今回の地震について、多くの専門家は、「阪神大震災の『余震』の可能性がある」と指摘する。その理由は、淡路島周辺には断層帯が広がり、今回の震源が阪神大震災の余震域の南端にあたっていること、さらに大地震の後には数十年と比較的長期にわたって余震が続く、といった過去の例もあるからだ。 気象庁によると、今回の地震の震源は阪神大震災と同じ淡路島で近接している。地震を引き起こすエネルギーは阪神大震災の数十分の1程度。遠田晋次・東北大教授(地震地質学)は「阪神大震災は淡路島の北部で断層が動き、島の中央部に伝わったひずみが今回の地震に影響したと考えられる。阪神大震災後、余震は減っているとはいえ、体に感じられない程度の地震は今も続いている。今回も広い意味で阪神大震災の余震と考えられる」と話す。 ただ、地震の
NTTドコモ、ソフトバンク、KDDI、イー・アクセスの携帯電話各社によると、地震発生直後に通信網への負担を抑えるため一部の通信を規制したが、通信状況への影響はなかった。震源地周辺などの携帯電話に発信する緊急地震速報も、送信の際にトラブルはなかったという。 ソフトバンクは午前6時過ぎに通信規制を解除し、その後影響は出ていない。災害用の伝言板と音声お届けサービスを午前5時42分に立ち上げたという。 イー・アクセスは緊急メールを午前5時33分28秒に配信したという。 関連リンク地震情報交通・地震・災害情報は携帯でも。「朝日ライフラインNEWS」交通情報神戸・大阪など震度4 各地の震度(4/13)
【動画】晴海ふ頭に帰港した「しらせ」=井手尾雅彦撮影南極から帰ってきた観測船「しらせ」=10日午前9時過ぎ、東京・晴海埠頭、中山由美撮影大勢の人たちに出迎えられ、晴海埠頭に帰港した南極観測船「しらせ」=10日午前9時38分、東京都中央区、朝日新聞社ヘリから、遠藤啓生撮影 【中山由美】南極観測船「しらせ」(基準排水量1万2650トン)が10日朝、5カ月間の南極航海を終えて東京・晴海埠頭(ふとう)に帰ってきた。乗組員たちを、家族や先に空路で帰国していた観測隊員らが出迎えた。 今季も昭和基地周辺では、海氷の厚さが6メートルを超え、しらせは基地の18キロ手前で進めなくなり、2年連続で接岸を断念した。体当たりして砕氷する「ラミング」は、往復で2323回繰り返した。 基地へ運ぶ予定だった1082トンの物資は671トン分しか運べず、燃料は予定量の77%の509トンしか届けられなかった。本来は輸送に
電子書籍の表紙電子書籍化される「フジ三太郎」から(C)サトウサンペイ電子ペンを使った修正作業を実演するサトウサンペイさん 【岩本哲生】朝日新聞で26年半連載された4コママンガ「フジ三太郎」が電子書籍になり、10日から配信が始まった。作者のサトウサンペイさん(83)が、約6千点を選び抜いた。うち480点は、よりわかりやすく、面白くするため、自らタブレット端末上で言葉や絵を修正した。 フジ三太郎は、1965年4月に夕刊で連載が始まり、朝刊に移って91年9月まで8168回続いた。平社員のサラリーマン三太郎を中心に、職場や家庭で起こる出来事を描いている。ユーモアやエロチックな描写が話題を呼んだ。 電子書籍を編集・発行するのは、ニュースサイトを運営するジェイ・キャスト社。サトウさんは「庶民の昭和史を知る参考になると言われた。ぼちぼち自分の人生が終わるだろう時期にありがたい」とほほえむ。 続きを
【土屋亮】JR九州は10日、豪華列車「ななつ星」の第2期(2014年1〜3月出発分)の乗客を決める抽選会を開いた。競争率は9・63倍で、7・27倍だった第1期(13年10〜12月出発分)を上回った。 9本の列車の計126室に対し、1214件の応募があった。年齢層は50〜70代が7割、地域別では関東35%、九州と関西が各2割をしめる。このうち5本の列車は、第1期の抽選に外れて再度応募した人を優先する。このほか16本の列車を旅行会社が販売する。 抽選会に出たJRの唐池恒二社長は「寒い冬の時期だが、高倍率になった。知名度は上がってきている」と自信をみせた。第3期(14年4〜6月出発分)の予約は、今年7月から受けつける。 関連記事豪華なラウンジで、旅に期待 ななつ星の専用待合室(3/30)豪華寝台列車ななつ星製造中 デラックススイート初公開(2/5)「ななつ星」専用バスも豪華仕様 JR九州デザ
津波で流された自宅跡地に再開するレストランが完成。かつての店の看板で、米アラスカから戻ってきた「浮き球」を手に笑顔を見せる三浦さき子さん=宮城県南三陸町、日吉健吾撮影 【伊藤喜之】東日本大震災の津波で米アラスカまで流された養殖用の浮き球が、宮城県南三陸町の三浦さき子さん(64)の手元に奇跡的に戻ってきて10カ月。三浦さんは今春、津波で流された自宅の跡地でレストランを再開する。 三浦さんは震災まで11年間、南三陸町戸倉地区でレストラン「慶明丸」を営み、軒先に「慶」「明」「丸」の文字を書いた三つの浮き球を看板代わりに飾っていた。津波で店や自宅を失ったが、「慶」の球だけが約5千キロ離れたアラスカのミドルトン島で見つかり、昨年6月に戻ってきた。 約80軒あった集落は、ほぼ跡形もない。住むことができない地域に指定されたが、借り入れなどで約1千万円を工面して自宅跡に平屋の店を再建した。 続きを読
マイクロソフト(MS)の基本ソフト「ウィンドウズXP」に対するセキュリティー対策などのサポートが、1年後の2014年4月9日に打ち切られる。日本MSは最新の「ウィンドウズ8」への更新を勧めているが、昨年11月時点でなお2589万台のパソコンで使われているという。 打ち切りまで1年となる9日、日本MSが相談窓口を設け、基本ソフトの切り替えや必要な対応をとるよう消費者に呼びかけた。 XPは01年10月に発売。古いパソコンでも安定して素早く動作することなどが好まれ、その後ウィンドウズが「ビスタ」「7」「8」と代替わりしても更新せずに使い続ける人や企業が多かった。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら関連記事〈日刊工業〉昨年の国内パソコン出荷、2.7%増の1521万2
■小泉進次郎・自民党青年局長 地方の大学生が東京で就職活動をする時に大変なのは、お金と時間だ。インターネットカフェに泊まり込んで会社訪問をしたり、簡易宿泊所に泊まって就職活動をやったりしていると聞く。そういう状況で前向きに就職活動に取り組めるのか。都市再生機構(UR)が70年代に建てた団地の空き部屋がたくさんある。都心から1時間ぐらいの空き部屋を、地方の大学生に安く開放してくれないかと、政府に働きかけている。(広島市内での若者・女性活躍推進フォーラムで) 関連記事「原点に戻り国と地方の架け橋に」 自民・小泉青年局長(3/16)「地に足ついた活動が不可欠」 自民・小泉青年局長(3/16)TPP「手の内明かさないことが大事」 自民・小泉氏(3/9)「私は復興まで責任持てる世代」 自民・小泉進次郎氏(3/9)
首都圏の私立大に昨春入学した下宿生が仕送りからあてる生活費は、1日あたり923円で過去最低。東京私大教連が5日、「新入生の家計負担調査」の結果を発表した。1千円を割り込んだのは、この項目の調査を始めた1986年以降初めて。 調査は、昨年5〜7月に1都5県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木)の17大学・短大の新入生を対象に行い、5349の家庭から回答を得た。 下宿生への仕送り額は、月平均8万9500円で前年より1800円減った。家賃は6万1800円と前年から800円増えた。仕送り額から家賃を除いた生活費は2万7700円で、1日あたり923円にまで落ち込んだ。ピークだった90年(2460円)の4割以下だ。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方) 無料会員登録はこちら朝日新聞デジタルのサービスご紹介はこちら
住宅近くの車道を歩くエゾシカ=3日午後3時45分、北海道別海町、恵原弘太郎撮影住宅近くで餌を探すエゾシカ=3日午後3時11分、北海道別海町、恵原弘太郎撮影住宅近くに集団で現れたエゾシカ=3日午後3時46分、北海道別海町、恵原弘太郎撮影 【六分一真史】北海道東部の別海町、約200人が暮らす走古丹(はしりこたん)地区に3千頭以上のエゾシカが集まっている。フン害をはじめ、庭も荒らされ、住民を悩ませている。 同地区は、オホーツク海と風蓮湖に挟まれた細長い地形で、原生花園を含む一帯がシカの越冬地。町は昨年末の目測調査で約2千頭を確認したが、実際は少なくとも3千頭以上いるとみている。住民も「今冬はこれまでで一番多い」。大雪による餌不足が原因ではないかとみられている。 シカが狙うヒオウギアヤメやハマナスは、町の大切な観光資源だ。その原生花園を抜ける一本道が唯一の生活道路で、住民らはシカをよけながら
東日本大震災で全線不通になっていた岩手県の三陸鉄道の南リアス線が3日、約2年ぶりに一部で運行を再開した。一番列車が終点の吉浜駅に到着すると、道路にまで詰めかけた大勢の地元住民らが出迎えた=3日午前10時29分、岩手県大船渡市、西畑志朗撮影運行を再開した南リアス線 【杉村和将、伊藤智章】東日本大震災で全線が不通になっていた岩手県の三陸鉄道の南リアス線が3日、約2年ぶりに一部で運行を再開した。被害が甚大だった岩手県沿岸南部で初めての鉄路の復旧。三鉄は来春には全線で復旧する見通しだ。 始発駅の大船渡市の盛(さかり)駅では、抽選にあたった乗客ら約150人が次々乗り込んだ。同市の千葉麗子さん(73)は「車窓からの景色が楽しみ。今からドキドキしています」。駅が久しぶりににぎわう中、午前9時48分、3両編成の一番列車が出発した。 折り返し地点となる吉浜駅(同市)では午前11時半ごろから式典が開かれ
【動画】京阪テレビカーラストラン=竹花徹朗撮影「テレビカー」の歴史を書いた手作りの紙を掲げる熱心なファン=31日午前10時58分、大阪市北区の京阪中之島駅、竹花徹朗撮影京阪中之島駅から大勢の人に見守られ出発する「テレビカー」=31日午前11時3分、大阪市北区、竹花徹朗撮影 京阪電車の名物「テレビカー」が31日、最後の運行を終え、59年の歴史に幕を下ろした。発車駅となった中之島駅(大阪市北区)には鉄道ファンら約700人が集まり、別れを惜しんだ。 テレビカーは大阪でテレビ放送が始まった1954年に誕生した。当時非常に珍しかったテレビが追加料金なしの特急車で見られるとあって、人気を博した。だが、携帯電話のワンセグ放送の普及などに押され、09年に廃止を決定。すぐには撤去せず、老朽化に伴い引退する車両とともに徐々に減っていった。 31日は、71年に登場して以来、テレビカーとして走ってきた車両「
【阿久津篤史】競泳平泳ぎのスタートが自由形やバタフライと同じように、飛び込んでから15メートルまでは潜水でき、ドルフィンキックを何度でも行える。国際水泳連盟理事会がこうした規則変更案を決めたことが1日分かった。7月の総会に提案し、過半数の賛成があれば来季から変更する。 従来は「ドルフィンキック1回と1かき、1けり」だった。しかしロンドン五輪では、男子100メートルを制したキャメロン・ファンデルバーグ(南アフリカ)がドルフィンキックを3回行ったと豪紙に告白。審判がプールサイドから目視しても分かりづらく、違反者がいる可能性は以前から指摘されていた。 国際水連理事の佐野和夫・日本水連会長は「ルールをすっきりさせた方がいいという趣旨」と説明。ターン後の規定は変更しない方針という。 上野広治・日本水連競泳委員長は「記録は急激に上がるだろう。パワーのある外国人選手が多少有利かもしれないが、やって
政府は1日、国の基準(1キロあたり100ベクレル)を超える放射性セシウムが検出された宮城県仙台湾のヒラメの出荷停止を解除した。昨年5月に出荷停止の指示が出ていた。県の調査では9月に140ベクレル検出されたが、今年3月8日までに110匹を調べた結果、基準超えはなかった。最大51ベクレル、平均は10・9ベクレルだった。
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