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ブックマーク / karapaia.com (16)

  • 奇跡的イベントが発生中。2種の微生物が融合するという10億年に1度の進化が起きている

    新たな研究によると、現在”10億年に1度の進化”が起きていることが判明したそうだ。 10億年に1度の進化とはある種の微生物の細胞が別の種の微生物の細胞に取り込まれる「一次共生」と呼ばれるものだ。これが起きたのは40億年あまりの生命の歴史においてたった2回だけで、1回目ではミトコンドリアが、2回目では植物が誕生した。 一次共生は生命の誕生に深くかかわる極めて重要なイベントで、そして今回、新たに10億年に1度の進化が確認されたのだ。それでは詳しく見ていこう。 過去に2度発生した10億年に1度の進化「一次共生」 10億年に1度の進化とは、「一次共生」と呼ばれるものだ。 ある生物が別の生物を飲み込んだとき、ごく稀にだが飲み込まれた側(共生者)が飲み込んだ側(宿主)の内臓のように働き始めることがある。 するとその見返りとして、宿主が共生者に栄養やエネルギーといったものを与え始める。 この協力関係に依

    奇跡的イベントが発生中。2種の微生物が融合するという10億年に1度の進化が起きている
  • AI搭載のスマート靴下が認知症や自閉症の人々の日常生活を支援 : カラパイア

    見た目も、はき心地も普通の下と同じで、洗濯機で洗えるし充電も必要ない。だが、この下はAIが搭載されており、スマホと連携することで、認知症や自閉症患者の状態を常にモニタリングすることができる。 イギリスのロボット工学者が発明した「SmartSocks(スマートソックス)」は、疾患者の心拍数や動き、そして何よりも心の状態をモニタリングすることで、急激な行動や感情の変化を事前に察知して、介護者に知らせてくれるのだ。 すでに試験的に採用された介護施設では大好評を博しているほか、500人もの投資家が出資を約束するなど、ビジネスの世界からも大いに期待されているようだ。

    AI搭載のスマート靴下が認知症や自閉症の人々の日常生活を支援 : カラパイア
  • 動物のメスはどうやってオスを選んでいるのか?他のメスの好みを真似るも勘違いが発生 : カラパイア

    魅力的な人物に心を奪われるのは人間界ではよくあることだが、その中にも好みがある。では動物のメスの場合、どうやって好みが決まるのだろう? 新たな研究によると、動物のメスは経験豊富なメスがどんなオスを選ぶのかを観察して真似ているという。そうなると特定のオスだけにメスが集中してしまうのでは?と思われがちだがここに動物界の面白さがある。 メスが他のメスから観察するときに勘違いをしてしまうのだ。元のメスは「赤い羽根がかっこいい」と思っていたのにそれを見た別のメスは「長い尻尾がかっこいい」と解釈してしまう。 こういったミスのおかげで多様性が生まれているという。

    動物のメスはどうやってオスを選んでいるのか?他のメスの好みを真似るも勘違いが発生 : カラパイア
    pwobie
    pwobie 2023/10/11
  • 触れるだけで破壊。セミの翅が持つ驚異的な殺菌効果と洗浄効果。そのメカニズムの一部を解明

    セミは夏の風物詩と言われるほど身近な生き物だ。約7年土の中で幼虫として暮らし、成虫として羽ばたけるのは約7日~数週間と、その儚い生き方も知られている。 そして今、科学者たちは別の意味でこの昆虫に大注目している。セミの翅(ハネ)には強力な殺菌効果とその残骸を洗浄する効果があるのだ。 セミの翅がこの能力を発揮するメカニズムはこれまで不明だったが、スーパーコンピューターによりその秘密が明かされつつある。 『ACS Applied Materials & Interfaces』(2023年1月4日付)に掲載された研究によれば、その秘密は翅の表面の極小サイズの柱上の構造体「ナノピラー」にあるらしい。 セミの翅に触れただけで細菌が破壊される殺菌効果 セミの翅が細菌を殺すばかりか、死んだ細菌のカスを自動的に洗浄してしまうことは、以前から知られていた。 その殺菌パワーはきわめて強力で、細菌はセミの翅に触れ

    触れるだけで破壊。セミの翅が持つ驚異的な殺菌効果と洗浄効果。そのメカニズムの一部を解明
  • Wi-Fiで壁の向こう側にいる人を透視する技術

    米カーネギーメロン大学の研究チームによって、部屋の中にいる人間の姿や動きを3次元的に検出する方法が開発されたそうだ。その鍵を握るのが、今やどこにでも飛んでいるWi-Fiだ。 研究チームが開発したのは、Wi-Fi信号の位相と振幅から人体のポーズを推定できるディープ・ニューラル・ネットワークだ。 これを使えば、Wi-Fiのデータから、壁向こうの部屋にいる人の姿が3D画像で描かれてしまう。 このWi-Fi DensePose法は、効果なLiDAR技術やプライバシーなどが問題になりがちなカメラなどに代わる、人間センシング技術になると期待されている。 これまでの監視技術の問題点 犯罪から街を守るため、あるいは病気の患者や高齢者の安全を守るため、ときには人間を監視しなければならないケースが発生するのはわかるだろう。 そのための方法で一番身近なのはカメラだ。防犯カメラは街中のいたるところに設置されている

    Wi-Fiで壁の向こう側にいる人を透視する技術
  • 空気中には動物のDNAが漂っている。吸い込んで採取したDNAから動物を特定することに成功

    私たちが何気なく吸い込んでいる空気には、生物のDNAが含まれている。これは環境DNA(eDNA)と呼ばれるもので、そこに生息する生物由来のDNAだ。 ということは、空気中の環境DNAを調べれば、その周辺に生息する動物を特定することができるはずだ。 そう考えたデンマークとイギリスの研究グループは、動物園に行き、数十種の環境DNAを掃除機のようなもので吸い込み、分析する手法を考案した。 その結果、何の動物のDNAかを特定することができたという。 この手法を使えば、絶滅が危惧される動物や、地域の生態系に悪影響を与える侵略的な外来種の分布を把握するうえで、強力なツールになると期待されている。 そこにどんな動物が生息しているかを把握することの重要さ ある地域の生態系を守るには、そこにどのような動植物が存在するのかきちんと把握することが大切だ。 しかし実際にそれをやるのは、やたらと骨が折れる。人間がど

    空気中には動物のDNAが漂っている。吸い込んで採取したDNAから動物を特定することに成功
    pwobie
    pwobie 2022/01/11
  • キノコには意識がある。学習し、短期記憶を持つとする科学的根拠

    近年、様々な生物の意識に関する研究が活発に行われている。意識とは、自分の今ある状態や、周囲の状況などを認識している状態のことで、魚やタコ、イカなどの頭足類、エビ、カニなどの甲殻類から、植物に至るまで、意識や感覚があるとする研究結果が多く報告されている。 更にキノコ(真菌類)を扱った研究もある。それによると、キノコにも意識があり、学習して記憶をつくり、個体として意思決定を行うというのだ。 キノコの持つ意識とは? オックスフォード大学の生物学者ニコラス・P・マネー教授は、『Psyche』誌に、キノコの意識について説明している。 まず最初に断っておくと、ここで言うキノコの「意識」とは知覚を有しているときの状態のことだ。つまり周囲の環境を「感知」して「反応」できることである。 ただの反応なら意識があるとは思えないかもしれないが、実際のところ、きちんとした意識と単なる反応をはっきり区別することはほと

    キノコには意識がある。学習し、短期記憶を持つとする科学的根拠
    pwobie
    pwobie 2022/01/10
  • 本当にダンスしているみたい!スンバ島名物の踊るマングローブの木 : カラパイア

    インドネシアの小スンダ列島にあるスンバ島の面積は約1万1千平方キロメートル、40万人前後が住んでいる。 スンバ島のワラキリ海岸は、穏やかな海、美しい白い砂浜が魅力の観光スポットだが、特に人気なのは、踊っているように見える不思議な形をした数十のマングローブがの木々だ。 毎日、夕暮れ時になると水が引いて、マングローブの木の根っこが見えはじめる。 世界中のプロやアマチュアの写真家が、マングローブの写真を撮るためにワラキリ海岸を訪れるというが、その理由もわかる。 夕日を背景に、ゆるやかなカーブを描くマングローブの木々は、ちょうどよい角度から見ると、まるで踊っているかのように見えるのだ。 湿地帯に生息するマングローブはは陸地の森林と同じく、さまざまな動物に対して生息環境を与えている。マングローブの根や幹、枝の広がりなどは多様な空間を創造し、様々な生物たちがマングローブに頼って暮らしている。 スンバ

    本当にダンスしているみたい!スンバ島名物の踊るマングローブの木 : カラパイア
    pwobie
    pwobie 2021/12/03
  • 我々はまだ自分の細胞の半分を知らない。新しいAI技術で明らかに : カラパイア

    核、ミトコンドリア、小胞体など、生物の教科書を見れば、カラフルなイラストで細胞の構造がはっきり図説されている。だが当のところは、その秘密の半分もわかっていないという。 細胞の構造をマッピングする人工知能システムで、人間の腎臓細胞を分析したところ、そこに70種ものパーツが含まれていることが判明。そのうち半分は、学者すらも見たことがないものだったのだ。 細胞については「判明していることより、していないことの方が多いだろうとは思われていました」と、米カリフォルニア大学サンディエゴ校のトレイ・アイデッカー教授は語る。 研究者は、それをさらに深く探る方法をようやく手に入れた。AIだ。

    我々はまだ自分の細胞の半分を知らない。新しいAI技術で明らかに : カラパイア
    pwobie
    pwobie 2021/11/30
  • 原始生命体はどのように誕生したのか?地球上の最初の細胞は特殊な泡を持っていた(ノルウェー研究)

    大昔に登場した全生物の共通先祖「原始生命体」はどのように誕生しどんな特徴があったのか? そうした特徴はどの順番で現れたのか? これはかねてから生物学者があれこれと思索を重ねてきた問題だ。 私たちはもちろん、無数の種が属している「上界」(生物の分類で「界」の上にあたる。「ドメイン」と同義とされることも)の生物の特徴といえば、泡のような細胞内区画があることだ。 現代の生物の細胞には特殊な分子が備わっており、それが細胞の内側に泡を形作る手助けをしている。そこで問題となるのが、泡と泡形成分子のどちらが先に登場したのかということだ。 『Small』(20年11月23日付)に掲載された研究は、この長年の謎を解明したかもしれない。それによると、分子の手助けがなくても小さな泡が自然に作られることが確認されたそうだ。 38年前の原細胞に泡はあったのか? 今から38億年前、地球上に単細胞の祖先が誕生した。それ

    原始生命体はどのように誕生したのか?地球上の最初の細胞は特殊な泡を持っていた(ノルウェー研究)
    pwobie
    pwobie 2021/03/02
  • 大気汚染測定やAIカメラも搭載。スマホや電動自転車を充電できるスマートベンチが開発される

    太陽光発電を利用して電力供給を行い、スマホやモバイルデバイスを充電できるベンチが注目されるようになったのは今から4年ほど前のこと。 複数の企業が、更なる利便性を追求したものを開発中だが、クロアチアのスタートアップ企業Includeの多機能なスマートベンチが話題となっている。 スマホや電動自転車の充電はもちろんのこと、センサーによる大気汚染測定、セキュリティ監視やAIカメラなど、様々な機能が搭載されているのだ。『Mashable』などが伝えた。 多機能なスマートベンチSteora クロアチアのスタートアップ企業『Iclude』は、着座する部分に内臓されたソーラーパネルの発電により、スマホやモバイルデバイス、電動自転車の充電ができる屋外設置用のベンチ「Steora」を開発した。だが機能はこれだけではない。 着座面冷却システム及び温度・湿度センサー、Wi-FiホットスポットシステムやAIカメラ、

    大気汚染測定やAIカメラも搭載。スマホや電動自転車を充電できるスマートベンチが開発される
  • 動物の第六感は細菌によってもたらされている可能性(米研究)

    一部の動物には「磁覚」という第六感が備わっていることが知られている。これがある動物は地磁気を感じることができ、それによって自分の居場所を把握する。 たとえば、渡り鳥はときに数万キロに達する長距離を迷わずに移動できるし、ウミガメも遠く離れた海から産まれ故郷の浜辺に帰ってくることができる。 こうした動物の驚異的なナビゲーション能力は、この磁覚のおかげだとも考えられている。さてこの磁感だが、どのように獲得しているのかは謎のままだった。 新たなる研究では、地磁気の影響を受ける特殊な細菌と動物が共生することで得られている可能性が示唆されている。 なぜ地磁気を感じ取ることができるのか?正体不明の磁覚 一部の動物に備わっている磁感だが、一部の人間にも備わっている可能性もあるようだ(関連記事)。 私たちにも備わっているならばぜひとも活用してみたい磁覚だが、じつは具体的にどのように機能しているのか謎に包まれ

    動物の第六感は細菌によってもたらされている可能性(米研究)
    pwobie
    pwobie 2020/09/24
  • 脅威の破壊力を持つシャコパンチを繰り出すシャコの秘密に迫る

    寿司ネタとして知られているシャコだがそれだけではない。「シャコパンチ」と呼ばれる超強烈なパンチ力を持つことでも有名だ。 古代から生きているこの甲殻類は、ハンマーなようなふたつの拳で獲物を殴打して仕留める。そのパンチスピードは水中にもかかわらず、時速80キロ以上にもなり、プロボクサーよりも速い。 そんな勢いでパンチを繰り出したら、自分の拳は傷つかないのだろうか。 アメリカの研究者たちは、シャコの外肢(がいし)の弾力性について研究を行った。そしてその秘密が明らかとなった。 シャコは自家製ボクサーグローブを装着しているようなもの カリフォルニア大学アーバイン校(UCI)の研究者たちは、彼らの拳にはナノ粒子がコーティングされていて、それが衝撃を吸収、分散させていることを発見した。 いわば、自家製ボクサーグローブを備えているようなものなのだ。この仕組みは、自動車、航空宇宙、スポーツ業界などの新素材開

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    pwobie
    pwobie 2020/09/06
  • これがシャドーエネルギーなのか?影から発電する史上初のデバイスが登場(シンガポール研究)

    どことなく中二病的な響きがあるシャドーエネルギーは存在する。その抽出に成功したのが、世界で初めて開発された「影効果発電機(SEG/Shadow-Effect Energy Generator)」だ。 この画期的なデバイスなら、室内で再生可能エネルギーを作り出すシャドーエネルギー社会が実現するかもしれない。 シャドーエネルギーといっても、宇宙全体に浸透しているとされる仮説上のダークエネルギーとは違う。正真正銘の不可思議なエネルギーのことではなく、影と光のコントラストを利用して発電される電気のことだ。 光と影のコントラストを利用して発電 光あるところには影がある。それは世のいたるところを覆っているにもかかわらず、エネルギー源として使われることはない。それどころか従来の光を利用して発電をする太陽光発電にしてみれば、発電を邪魔する厄介者でしかない。 だがシンガポール国立大学の陳瑞深氏が開発したSE

    これがシャドーエネルギーなのか?影から発電する史上初のデバイスが登場(シンガポール研究)
  • 爆発物を探知するサイボーグバッタが誕生、脳の嗅覚中枢に電極を接続(米研究)※バッタ出演中

    アメリカ、セントルイス・ワシントン大学が進めている研究は、あるものを使って爆発物を探知しようというものだ。それは昆虫のバッタである。 アメリカトビバッタ(Schistocerca americana)を利用して爆発探知バッタを誕生させたのは、生物医学工学者のバラニ・ラマン博士だ。彼はバッタに電極を移植し、それを脳の嗅覚中枢と接続することで、爆発性の匂いを探知できるサイボーグバッタを作り上げた。 ニオイを嗅ぎ分けることができる昆虫の触角 昆虫の触角には嗅覚受容体が備わっており、それを使ってべ物の在り処や危険を告げるニオイを嗅ぎ分けることができる。 この受容体で検出された情報は、脳の「触角葉」という領域に送信される。ここは人間の嗅覚中枢と同じような働きをしているところだ。 バッタの触角1で得られた情報は、触角葉にある5万個の神経細胞に入力される。そこで、その活動を計測してやれば、爆発物のニ

    爆発物を探知するサイボーグバッタが誕生、脳の嗅覚中枢に電極を接続(米研究)※バッタ出演中
  • 指名手配犯を捕まえるため、毎週「通報ビンゴ」ゲームを開催するアメリカの警察。実際に効果が出ている件

    アメリカ・テネシー州サリバン郡保安官事務所は、指名手配中の容疑者を捕まえるのに、ユニークなやり方を考えついたことで有名になった。 昨年末より、毎週、”通報ビンゴ”というゲームを製作しているのだ。指名手配犯たちに数字の入ったボールを割り振り、おみくじよろしくそれをランダムに選んで、勝者(指名手配犯)を選ぶというものだ。 こうして注目を集めることで、勝者(指名手配犯)の通報率が上がることを期待している。で、実際に効果があったというから驚きだ。 ビンコ形式で勝者(通報対象者)を決める「通報ビンゴ」 最初のエピソードが公開されたのは、2017年11月15日。特に地元のマスコミにけっこう取り上げられた。 この変わったゲームの主催者、保安官のウェイン・アンダーソンは、このゲームは指名手配犯の逮捕に、一般市民にも一役買ってもらうための画期的な方法だという。 選ばれたゲームの”勝者(指名手配犯)”に誰かが

    指名手配犯を捕まえるため、毎週「通報ビンゴ」ゲームを開催するアメリカの警察。実際に効果が出ている件
    pwobie
    pwobie 2018/07/06
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