2017/11/30 11:30 VictorySportsNews編集部 日本は、劇的な少子高齢化局面を迎えています。これまでのような、競技人口の多さを背景にした「ふるい落とし」型の選抜では、無理が出ることは自明です。では、どのような考え方が必要なのでしょうか? いわきスポーツアスレチックアカデミーアドバイザー・小俣よしのぶ氏に解説いただきました。 学業成績の良い小学生が、必ず東大に入れるわけではない――以前のインタビューでも伺いましたが、小俣さんはたびたび「東ドイツの適性選抜システム」に言及されています。これは、具体的にはどのようなものなのでしょうか? 小俣よしのぶ(以下、小俣) まず前提として適性選抜システムの説明は簡単ではないので、ここではざっくりと基本の基本をお話します。東ドイツのスポーツシステムやトレーニング学などはほとんど知られていないため、知識のない多くの読者にとっては理
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