ブックマーク / www.1book.co.jp (88)

  • 電子書籍の現状と読者意識調査

    2010年5月末にアイパッドが発売され電子書籍市場が拡大するとのマスコミの報道で出版業界は浮き足立っているが現状を冷静に考えてみたい。 電子書籍アプリはスマートフォン向けに限定されていて端末機・コンテンツも少なく比較が出来ない。日語対応の統一したフォーマットも出来ていない。日語のコンテンツを提供するにあたり、著作者の権利関係やデジタルデータの作成・配信手法・決済手法なども未だ検討中が多数を占める。 電子書籍新刊の原価計算をすると殆んど出版するたびに赤字となる。価格設定で売れ行きも変化し、消費者は出版社が考えている以上に価格については敏感である。マーケティングの能力の無い出版社は検討する必要に迫られる。 既刊のデジタル化許諾権の確保をしても出版社がデジタル化するとは限らず、電子書籍化しても読者が購入しなければ出版社・著者に収入は無いことを認識したほうが良い。既刊をデジタル化しても取次

    電子書籍の現状と読者意識調査
  • 書籍・文具業の売上高ランキング 2010年 ※日経MJより

    日経流通新聞(日経MJ)が毎年行っている調査に「日の専門店調査」があります。2010年度も第38回「日の専門店調査」が発表されました。その中から書籍・文具業における売上高ランキングをご紹介したいと思います。

    書籍・文具業の売上高ランキング 2010年 ※日経MJより
  • 書籍・文具業の1人当たり総売上高ランキング ※2010年 日経MJより

    日経流通新聞が毎年行っている調査に「日の専門店調査」があります。2010年度も第38回「日の専門店調査」が発表されました。その中から書籍・文具業における1人当たり総売上高ランキングをご紹介したいと思います。

    書籍・文具業の1人当たり総売上高ランキング ※2010年 日経MJより
  • 書籍・文具業の3.3平方m当たり直営店舗売上高ランキング ※2010年 日経MJより

    日経流通新聞が毎年行っている調査に「日の専門店調査」があります。2010年度も第38回「日の専門店調査」が発表されました。その中から書籍・文具業における3.3平方m当たり直営店舗売上高ランキングをご紹介したいと思います。

    書籍・文具業の3.3平方m当たり直営店舗売上高ランキング ※2010年 日経MJより
  • 書店の減少傾向はいつまで続くのか (寄稿:冬狐洞 隆也 氏)

    500坪以上の大型書店ができると、半径5キロ以内の他店は転業か廃業 今から19年前の1991年12月にトイザラスは茨城県荒川沖に1号店を開設し現在までに148店舗展開中である。トイザらスが1店できると半径20キロ以内の玩具店は消えてなくなると豪語し展開を続けてきた。 全国を見渡すと出店してない県は島根県・徳島県で少子化の影響をもろに受けている県には出店していない。これは書店の出店計画にも当てはまるが少子化地域に出店しても書店の成長は無いと見る。地方経済の厳しさから子ども連れで県外流出している地方都市も多くなってきた。 大型書店(500坪以上)が1店できると半径5キロ以内の書店は転業か廃業の選択肢しか無くなって来た。今年も1,000坪以上の出店計画が散見されるが、近隣で50坪以下の書店はいずれ廃業の運命となるだろう。 2010年書店の新規出店の傾向 現在の出店傾向は駅ビル又は6大都市の集客力

    書店の減少傾向はいつまで続くのか (寄稿:冬狐洞 隆也 氏)
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/08/16
    「2000年は21,664店舗であったので、この10年間で7600店舗も消滅したことになる」
  • 編集者やライターを養成する学校一覧

    編集者やライターになりたい場合は、まずは学校で教わるのがひとつです。編集者やライターのための学校にはどんなところがあるのでしょうか。編集者やライターを養成する学校をご紹介いたします。 宣伝会議 http://www.sendenkaigi.com/kyoiku/editor/ 編集の学校・文章の学校 http://www.editorschool.jp/ ISIS編集学校 http://es.isis.ne.jp/ 日エディタースクール http://www.editor.co.jp/ 自由大学 編集学校 http://www.freedom-univ.com/lecture/detail75.html 創造社デザイン専門学校 http://www.sozosha.ac.jp/course/visual/graphics/course03.htmlジャーナリスト専門学校 編集者養成

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  • ベストセラー・ロングセラーとは何か

    寄稿:出版流通コンサルティング 冬狐洞 隆也 氏 何部からベストセラー?ジャンルによっても異なる出版界の傾向 2010年上半期のベストセラーが日版・トーハン・オリコンから発表された。各々順位に特徴があるもののここでベストセラー・ロングセラーを考えてみよう。 書籍で100万部以上の実売部数をミリオンセラーと指すのは誰しも認めるが、ベストセラーという言葉は何冊売ったらベストセラーかは曖昧であり出版社の規模・ジャンルによって異なり線引きは難しい。更に 倉庫から出庫した部数をベストセラーというが全てが読者の手元に渡ったわけではない。出版業界では10万部を印刷するとベストセラーと言われるようであり児童書の場合は2万部でベストセラーとされることもある。 発行部数と実売部数は異なる。自己申告だし返品も加味されていない 出版社が発表する発行部数と実売部数ではかなりの差が出る。発表される発行部数は出版社によ

    ベストセラー・ロングセラーとは何か
  • 本屋はいつから生まれたか?

    西暦 1世紀には、中国の洛陽に屋があったという文献があります。西暦 1世紀というと、現在は西暦 21世紀ですから、約 2100年前にあったということです。もともと紙自体も中国で発明されたものですから、歴史があるのも頷けます。詳細を書籍『が生まれるまで』(小尾 俊人 著)よりご紹介したいと思います。 -------- 書籍『が生まれるまで』(小尾 俊人 著) ----------------- 屋はいつから生まれたか?書肆という文字は揚雄(ようゆう)(前五五-後一八)の『楊子放言』吾子篇にはじめて出るが、『後漢書』巻四九の記述をみると、西暦一世紀には、中国の洛陽の市中に、屋があったことが具体的にわかる。 紙は中国で発明された。発見されている最古の紙は、甘粛省の出土地名にちなんで、放馬灘紙と呼ばれている。 ●書籍『が生まれるまで』より 小尾 俊人 著 築地書館 (1994年8月初版

    本屋はいつから生まれたか?
  • 30代以下の若者が読む雑誌は何が多いか(シンプル族が見る雑誌)

    30代以下の若者に増えている「ものを買わない、使わないものをもたない、エコやレトロ、中古品や手作り品が好き」といった価値観を共有している人たちのことを、「シンプル族」と消費社会研究家の三浦展氏は言います。(※Yahoo!辞書から引用) その30代以下の若者に多い「シンプル族」がよく読む雑誌にはどのようなものがあるのでしょうか。書籍『シンプル族の反乱』によると以下になります。中でも多いのは『天然生活』が支持されているようです。 ●『天然生活』 ●『ku:nel』『天然生活』『自体自足』 ●『come home!』『天然生活』『住む。』『自体自足』 ●図書館で『天然生活』を読む程度 ●『ベターホーム』 ●『暮らしの手帳』 ●『きょうの料理』 ●『FUDGE』『In Red』『リンカラン』(休刊) ●『旅』 ●『ELLE DECO』『Pen』 ●見ない ※資料:カルチャースタディーズ研究所「シン

    30代以下の若者が読む雑誌は何が多いか(シンプル族が見る雑誌)
  • 雑誌や新聞には、どんなものがあるか調べる時に役立つ本

    『雑誌新聞総かたろぐ』(メディア・リサーチ・センター 刊)です。日で発行されている雑誌社(者)・新聞 13,419社の発行のデータ 22,273点を収録。詳細は、雑誌 18,291点、新聞 3,981点です。発行社、所在地、電話番号、編集長、内容、創刊年月日、読者構成など 273分野に整理されています。 ※参考:『雑誌新聞総かたろぐ』の詳細をアマゾンで見る

    雑誌や新聞には、どんなものがあるか調べる時に役立つ本
  • 電子書籍のブームは来るのか

    寄稿:出版流通コンサルティング 冬狐洞 隆也 氏 【電子書籍の現状】 アダルト系コミックは好調だが、その他の販売は低調 米国ではアマゾンのキンドルとアップルの携帯端末機、iPad(アイパッド)の売れ行き好調で日においても電子書籍の話題が多くなり、メディアでも取り上げられ始めた。更に国内出版物の売れ行き不振からビジネスチャンスとばかり出版社の関心も高くなっているが、どうもマスコミのニュースに踊らされているだけと思われてならない。 日電子書籍は460億円以上の市場規模といわれているがその内、携帯端末用の電子書籍(アダルト系コミック)が400億円以上あり一般書籍の電子書籍の販売は低調が続いている。 まず、日では日語を読める電子書籍専用端末は発売されていず、ネット書店でも電子書籍を併売しているなど聞いたことも無く、出版業界に黒船が上陸してくるなど一部の評論家と称する人々が出版社の不安を煽

    電子書籍のブームは来るのか
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/06/07
    「日本の電子書籍は460億円以上の市場規模といわれているがその内、携帯端末用の電子書籍(アダルト系コミック)が400億円以上」
  • アメリカにある出版社の規模と部署別の年収

    書籍『出版再生』(賀川 洋 著)に、アメリカ出版社の規模と部署別の年収が公開されています。1999年パブリッシャーズ・ウィークリー調査と少し古いデータですが参考にご紹介いたします。 アメリカにある出版社の年収 【小出版社】   【中堅出版社】   【大手出版社】 編集長                75,223        99,226      103,066 編集者                45,000        42,833       41,320 校閲関係者等専門職       40,000        36,000       47,000 アシスタントクラス         24,283        28,933       28,150 営業部長               65,150        96,553       94,443 カスターサービ

    アメリカにある出版社の規模と部署別の年収
  • 本のトレンドをチェックするときに便利なサイト2つ

    の企画を考えるとき屋で、今、どのようなが出ているのかチェックすることは欠かせません。とはいえ、書店に置けるには限りがあり、全体を俯瞰することも必要となります。そこで、今の情勢や時流を知るためのウェブサイトを2つご紹介したいと思います。 magabon 今のトレンドをチェックするときに欠かせないのは、やはり雑誌です。今発売されている女性誌から経済誌まで、雑誌のカバーの一覧を見ることできます。忙しいときに、短時間で今の情勢や時流を知れるウェブサイトです。 http://www.magabon.jp/ 新書マップ テーマごとに今、出ている新書の背表紙が一覧できます。中でも、屋では新書は各テーマごとではなく出版社ごとになっていることが多いため、テーマに沿った新書がどの程度あるのか知ることに役立ちます。ひとつのテーマを深堀りして新書を見たい方にオススメのサイトです。 例えばテーマには、 ・

    本のトレンドをチェックするときに便利なサイト2つ
  • 世界の三大ベストセラーとは

    世界の三大ベストセラーとは、『聖書』、マルクスの『資論』、そして、サン=テグジュペリの『星の王子さま』と言われています。その詳細について、書籍『ベストセラーの風景』(塩澤 実信 著)より学んでみたいと思います。 ----------------- 書籍『ベストセラーの風景』(塩澤 実信 著)より ----------------- 世界の三大ベストセラーは、『聖書』、マルクスの『資論』、そして、サン=テグジュペリの『星の王子さま』と言われている。『聖書』は、長い歳月を経て築きあげられた天文学的な部数で、この記録は永遠に破られないだろう。『資論』は、一八六七年第一巻が刊行されて以来、百数十年間に積み上げられた一大ロングセラーになっていて、民族や国家を超え二〇世紀をゆるがした学説だった。『星の王子さま』は、フランスのサン=テグジュペリが、一九三五年から四四年までの間に書いた童話。四七年に

    世界の三大ベストセラーとは
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/05/02
    「世界の三大ベストセラーは、『聖書』、マルクスの『資本論』、そして、サン=テグジュペリの『星の王子さま』と言われている」
  • 書籍の返品率高止まりの要因は何か

    寄稿:出版流通コンサルティング 冬狐洞 隆也 氏 2010年3月決算期で過去最多の新刊・重版が刊行されたことが話題になっている。が売れないので出版社は点数を増やして取次の入金を期待するが、書店の売場には限界があり、当然店頭に陳列されずに返品されるという悪循環が起きている。 他にも返品増加の要因は有るが1982年書籍出版協会の返品減少対策マニュアル作成過程で取次協会から提出された返品増加の要因で出版社の部分を一部抜粋すると。 1982年 書籍返品要因(出版社) 1)   過剰生産・市場分析不足 2)   類似品企画の競合 3)   過剰納品→長期委託・延勘セット 4)   取次への搬入日集中 5)   常備品と重版品の重複送品・常備品の過剰出荷 6)   重版品の押し付け 7)   常備内容の画一化 8)   販促・受注の書店との馴れ合い 9)   取次ルートの乱用 10)  宣伝不足 現

    書籍の返品率高止まりの要因は何か
  • 長い期間売れる本にはどのようなものがあるか ロングセラー目録

    長い間読者に支持されるを作るためには、実際に長期間売れ続けているを知ることが欠かせません。では実際に長い期間売れる、つまりロングセラーにはどのようなものがあるのでしょうか。 書店新風会が刊行する書籍『ロングセラー目録 平成21年版』があります。書店向けに刊行されたもので、主要な出版社163社、3042点のロングセラーが紹介されています。特徴として、比較的価格帯が高いものが多く含まれているのも面白い傾向です。 ロングセラーの定義が数値として表記されていないのが残念ですが、その中から「経営・ビジネス」のジャンルのみ抜粋してご紹介したいと思います。

    長い期間売れる本にはどのようなものがあるか ロングセラー目録
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/04/12
    「書店新風会が刊行する書籍『ロングセラー目録 平成21年版』」より
  • 東洋経済新報社 単店(特約店)売上げランキング 2009年度

    ※出版業界唯一の新聞 「新文化」 2010年3月18日号より作成。 ※特約店の対象書店は、①チェーン(法人)特約が年間売上冊数1万冊以上の法人、 ②単店特約がチェーン特約に該当せず年間売上冊数2500冊以上の単独書店。いずれも2年続けて基準を下回ると対象から除外される。 ※対象期間は2008年10月~2009年9月。 ※対象商品はISBNコードのついた書籍およびCD-ROM。 ※「新文化」のウェブサイトはこちらから ※「東洋経済新報社」のウェブサイトはこちらから

    東洋経済新報社 単店(特約店)売上げランキング 2009年度
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/04/05
    落ち込み激しい。丸善(丸の内)、八重洲、紀伊国屋(新宿本店)、ジュンク堂(池袋本店)、丸善(日本橋)、紀伊国屋(新宿南)
  • 東洋経済新報社 チェーン別売上げランキング 2009年度

    ※出版業界唯一の新聞 「新文化」 2010年3月18日より作成。 ※特約店の対象書店は、①チェーン(法人)特約が年間売上冊数1万冊以上の法人、②単店特約がチェーン特約に該当せず年間売上冊数2500冊以上の単独書店。いずれも2年続けて基準を下回ると対象から除外される。 ※対象期間は2008年10月~2009年9月。 ※対象商品はISBNコードのついた書籍およびCD-ROM。 ※「新文化」のサイトはコチラから ※「東洋経済新報社」のサイトはコチラから

    東洋経済新報社 チェーン別売上げランキング 2009年度
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/04/05
    落ち込み激しい。紀伊国屋、ジュンク堂、丸善、くまざわ、ブックファースト。
  • 出版ビジネスの四大視点:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】

    寄稿:出版流通コンサルティング 冬狐洞 隆也 氏 再販制度と委託販売制度 日の出版ビジネスモデルの中心は再販制度と委託販売制度にあるといっても過言ではない。その結果が出版社は高い返品率に悩まされ続け、書店では目利き力・マーケティング力がさっぱり育たない状況を生んでいる。今後この両制度が続くとすれば出版社・取次・書店3者とも共倒れの可能性が出てきた。 取次の影響が大きい産業構造 出版産業構造の特殊性は出版社約4,000社・書店約13,000店(一部を除いて殆んどが中小企業集団)の中間に位置する取次が日販・トーハンの2社で独占状態である。この2社に対する出版社・書店の不満は多々有るがそれでも2社から離れられないのは金融システム・物流システムが他に代替が無いほど優れているからである。 出版産業では日販・トーハンが実質的な支配者に相当するが、支配者が積極的に動かなければ抜的な構造改革は出来ない

    出版ビジネスの四大視点:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】
    pygmalion313
    pygmalion313 2010/04/05
    再販制度と委託販売制度、取次の影響が大きい産業構造、情報産業におけるインターネットの影響、新古書店の台頭
  • 人の印税を知るなら、この本

    印税や原稿料について書かれたを4冊ご紹介いたします。 『漱石の印税帖』 松岡 譲 著、朝日新聞社 刊 (1955年初版) 夏目漱石の娘婿の松岡譲氏が書かれたです。古のため現物を見つけることができず読んでいません。よって内容は不明です。 『原稿料の研究 』 松浦 総三 編集、日ジャーナリスト専門学院出版部 (1978年11月初版) 原稿料の実態から歴史、法律問題まで紹介しています。印税制度を初めて実行したのは森鴎外など。ただ、事実誤認や引用ミスなどの指摘もあり。 『売文生活』 日垣 隆 著、筑摩書房 (2005年3月初版) 元書店で働いていた経験をお持ちのノンフィクションライター日垣隆氏の書籍。辛口で有名な著者だけに歯に衣着せぬ文章は楽しいです。複数冊を書いている著者やライターの方にオススメです。 『“著者”の出版史~権利と報酬をめぐる近代』 浅岡 邦雄 著、森話社 (2009年12

    人の印税を知るなら、この本