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"ベンチャー ×"の検索結果1 - 7 件 / 7件

  • 世界初「歯周病」の治療器販売へ 東北大発のベンチャー企業が約17年かけ開発

    4日から「歯と口の健康週間」です。東北大学発のベンチャー企業が歯の周りに炎症を起こす「歯周病」の治療器を約17年かけて開発し、世界に先駆けて販売します。 Luke代表取締役 東北大学大学院歯学研究科 菅野太郎教授 「今、青い光がつきました。殺菌をこういう形で一緒にやることによって外科や抜歯から逃れられるところに非常に価値があるかなと。(患者は)痛い思いをしないで済む、それから歯を失わなくて済むところが画期的かなあと思う」 この治療器は去年、世界で初めて歯周病の医療機器として日本で承認されました。 超音波で振動させながらレーザーを照射することで歯周病の原因である細菌を死滅させる仕組みです。 患者は歯の周囲を切ったり縫わずに治療できるため、痛みも少ないということです。 また、再発を防止するために患者の行動を促すアプリがこの治療器とセットになっています。 歯周病の菌は血液によって全身に運ばれ、心

      世界初「歯周病」の治療器販売へ 東北大発のベンチャー企業が約17年かけ開発
    • 「牛を使わないミルク」ベンチャーに脚光、鳥インフル感染拡大で

      鳥インフルエンザの感染拡大を受けて、米国では牛乳の安全性が揺らぎ始めた。遺伝子組換えの微生物や作物から牛乳タンパク質を合成しようと試みる企業が相次いでいる。 by Antonio Regalado2024.06.18 7 7 この記事の3つのポイント 米国の酪農場で鳥インフルエンザのアウトブレイクが発生している 遺伝子工学者は酵母や植物に牛の遺伝子を組み込み、牛乳の代替品を開発している 大豆にカゼインを生成させ、動物を介さない牛乳生産を目指す企業もある summarized by Claude 3 この記事は米国版ニュースレターを一部再編集したものです。 米国の酪農場での鳥インフルエンザのアウトブレイク(集団発生)によって、牛乳の安全性は大きく揺らぎ始めた。生乳、つまり殺菌されていない牛乳を飲んだネズミは実際に感染する可能性があり、すでに数人の酪農業者が感染している。 米国食品医薬品局(F

        「牛を使わないミルク」ベンチャーに脚光、鳥インフル感染拡大で
      • KDDI、「月面で5G通信」2030年実現へ 宇宙ベンチャーと大企業を結ぶ共創プログラム開始

        KDDIは5月30日、宇宙関連事業に取り組むスタートアップと大企業による共創プログラム「MUGENLABO UNIVERSE」を開始すると発表した。宇宙空間を再現した実証環境やスタートアップと大企業のマッチング機会などを提供する。加えて、月と地球間の通信や月面における5G通信の構築を目指す目標も明らかにした。 同プログラムは、実証環境などをスタートアップと大企業に提供することで、企業が宇宙事業に挑戦しやすい環境を整備する。また、宇宙領域に関する知見共有や、スタートアップと大企業のマッチングをサポート。宇宙開発事業はもちろん、ごみ、食糧、災害、エネルギーなどの地球上の課題を宇宙技術活用によって解決する事業を促進するという。 提供する実証環境は、国際宇宙ステーションや月面を再現したデジタル空間、地球の低軌道上を周回する無人小型衛星を活用した宇宙環境利用/回収プラットフォーム、宇宙空間の重力再現

          KDDI、「月面で5G通信」2030年実現へ 宇宙ベンチャーと大企業を結ぶ共創プログラム開始
        • ノーベル賞の「トポロジカル物質」社会実装へ。生成AI時代、数十兆円規模の半導体市場狙う東大ベンチャー

          TopoLogic(トポロジック)の佐藤太紀代表。東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修了後、6年間マッキンゼー・アンド・カンパニーにて製造業を中心にマネジメントコンサルティングに従事。その後、産業ドローンのスタートアップを経てトポロジックに参画した。 撮影:三ツ村崇志 数十兆円規模とも言われる半導体市場。そこに乗り込もうとしている、スタートアップがあります。 「マイクロンやSKハイニックス、サムスンが作る半導体メモリよりも、10倍エネルギー効率の良いものを作りたい。 日本が王道的に強いのはやはり素材・材料系の性能の高さで戦う領域だと思っています」 そう語るのは、東京大学発スタートアップ・TopoLogic(トポロジック)の代表を務める佐藤太紀さんです。 トポロジックは、2016年のノーベル物理学賞の受賞テーマにもなった「トポロジカル物質」と呼ばれる最先端素材の社会実装を目指すスター

            ノーベル賞の「トポロジカル物質」社会実装へ。生成AI時代、数十兆円規模の半導体市場狙う東大ベンチャー
          • MIXI、「AIチャットくん」開発ベンチャーを子会社化

            MIXIは、ChatGPTとLINE公式アカウントを使った対話型AIサービス「AIチャットくん」を運営するベンチャー企業のpicon(東京都渋谷区)の発行済み株式の一部を取得し、子会社化したと発表した。取得割合や価額は非公表。 piconは2016年創業。「AIチャットくん」の他、Stable Diffusionを使った「AIイラストくん」などを開発しており、サービスの累計登録者数(2024年5月時点)は500万人を超えているという。 MIXIは2018年にpiconに出資しており、近年は「新しいAIサービスの新規事業の可能性を協議」してきた。買収後は連携を強化し、AIを活用した新しいコミュニケーションサービスの開発を進めるという。 関連記事 「mixi年表」20周年で公開 「はじめての日記」表示 mixi歴や過去日記の振り返りも SNS「mixi」が正式オープンから20周年を迎えたことを

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            • キャラメルコーン「袋の底」に潜む、昭和ベンチャーのブレークスルー

              上司に「1分話せ」と言われたら 会社の朝会、上司との出張中、取引先との雑談――。ビジネスパーソンにとって「1分話せるトーク」が必要な場面は少なくない。本連載ではそんなビジネスの小ネタを紹介する。 「キャラメルコーン」「ポテコ」「オールレーズン」などのロングセラー商品で知られるお菓子メーカー、東ハト(東京都豊島区)の創業は1952年。2003年に倒産を経験し、2006年からは山崎製パンの子会社になっています。 創業当初の社名は「東京製菓」でしたが、同名の企業が多数存在したため、初代社長が好きだった鳩を冠して「鳩印東京製菓」のブランドで営業を行っていたそうです。すると、問屋が電報発注の際に文字数料金節約のために「ハトトウ」「トウハト」の略称で注文するようになり、それを採用したのが現社名の由来です。 CMソング「トーハト、キャラメルコ~ン♪」を聞くと懐かしい気分になりますが、看板商品の「キャラメ

                キャラメルコーン「袋の底」に潜む、昭和ベンチャーのブレークスルー
              • TDK「エネルギー密度100倍」の全固体電池、材料開発。元祖大学発ベンチャー、2兆円企業のポートフォリオ改革力

                電子部品メーカーとして知られるTDKが、従来品よりも100倍エネルギー密度の高い「全固体電池」の材料を開発したと6月17日、発表した。 全固体電池といえば、電気自動車用(EV)に搭載するリチウムイオン電池の代替電池としての期待の高さから、トヨタや日産など、自動車メーカーが開発に力をいれる素材として注目されることが多い。その名の通り、全てが固体でできているという特徴から、燃えにくく安全性が高く、大容量化への期待も大きいがゆえのことだ。 EVだけじゃない、全固体電池需要 TDKによると、全固体電池の需要はIoT機器やウェアラブル端末などに使われる小型電池にも同様に存在するという。矢野経済研究所は、小型全固体リチウムイオン電池・薄型電池の世界市場規模は2030年までに988億円とも試算している。 実際TDKでは、2017年に世界初となる充放電可能な小型の全固体電池「CeraCharge」を発表。

                  TDK「エネルギー密度100倍」の全固体電池、材料開発。元祖大学発ベンチャー、2兆円企業のポートフォリオ改革力
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