ウィスキー、シガー、パイプをこよなく愛する大栗です。 Google Cloud のリリースノートに Cloud SQL のリードレプリカで高可用性を有効にできるようになったという内容が出ていたので検証してみました。 Cloud SQL for MySQL release notes Cloud SQL for PostgreSQL release notes リードレプリカの高可用性構成 今まではリードレプリカがシングルゾーンであったため、障害があった場合に冗長性を確保するためには複数台のリードレプリカを用意してクライアント側でアクセス先を振り替える必要がありました。また、リードレプリカをプライマリインスタンスへ昇格させるときには、今までは昇格させた後に高可用性の有効化を行っていました。そのため昇格後に短期間ですが冗長性が低い状態で運用しており安全性が失われている期間があったり、別途の操作