「Windows 95」とともにデビューし、インターネットの黎明期から長くWebブラウザの“主役”だったものの、表示速度が遅い上、独自仕様で関連サービスの開発が難しく、セキュリティの脆弱性などからユーザーが減少。後発の米グーグルの「Chrome」(クローム)に主役の座を奪われた。一方で、日本国内の企業が社内システムでIEを使用しているケースが多く、対策が求められている。 「サポート終了」の解釈に注意 「Windows8.1」以外でIEは使用不可に まず、IEのサポート終了で誤解してはならないのは、サポート終了後はIE自体が完全に使用できなくなるという点だ。同日以降、IEを起動すると、自動的にMicrosoft Edgeに切り替わる。 セキュリティソフトを手掛けるトレンドマイクロは自社の公式Webサイトで「Microsoftのサポート終了というと、よく思い浮かべるのはWindows 7のサポ