2024年7月9日にリリースされた「Firefox 128」に、個人に関する情報を収集せずに広告のパフォーマンスを向上する「プライバシー保護された広告解析をウェブサイトに許可する」という設定項目が追加されました。この機能に関し、データ保護に関する論争が巻き起こっています。 Privacy-Preserving Attribution | Firefox Help https://support.mozilla.org/en-US/kb/privacy-preserving-attribution "Privacy-Preserving" Attribution: Mozilla Disappoints Us Yet Again https://blog.privacyguides.org/2024/07/14/mozilla-disappoints-us-yet-again-2/ For
Firefox、サイドバーに統合する生成AIを選択可能に。まずはChatGPTやGoogle Gemini、HuggingChatなど、今後も選択肢を追加 Mozillaは、Firefoxの新機能としてサイドバーにChatGPTやGoogle Geminiなど任意の生成AIサービスを選択して統合できるようにすることを明らかにしました。 今後数カ月のうちに登場するFirefoxの開発バージョンであるNightlyにおいて、実験的実装を開始する予定です。 下記はその動作を説明している画像で、左側にあるサイドバーに生成AIのチャットボットが統合され、Webページ上で選択された文字列をチャットボットに送り、要約してもらうといったことが可能です。 ほとんどのWebブラウザでは、Googleなどの検索エンジンの機能が統合されていますが、ユーザーはどの検索エンジンを利用するかを設定で変更可能になっていま
ウェブブラウザ「Firefox 128」の正式版が公開されました。ページの特定部分のみを翻訳する機能が追加されたり、サイトデータ消去の際に消えるデータの量を確認可能になったりしています。 Firefox 128.0, See All New Features, Updates and Fixes https://www.mozilla.org/en-US/firefox/128.0/releasenotes/ ◆選択範囲のみを翻訳する機能が追加される Firefoxの翻訳機能を使用する際に、ページ全体を翻訳するのではなく、特定の部分のみを翻訳することが可能になりました。翻訳したい範囲を選択し、「選択範囲を英語に翻訳」をクリック。 下図のように小さいウィンドウが出現して該当範囲が翻訳されます。残念ながら従来の翻訳機能と同様に、日本語には対応していません。 ◆サイトデータを消去する前に消えるデ
米Mozillaは、7月9日(現地時間)にFirefoxの新バージョンとなるWebブラウザ「Firefox 128」をリリースした。Firefox 128は、Firefox 127からいつもと同じ4週間でのバージョンアップとなった。Firefox 127では、2024年6月19日にマイナーバージョンアップの127.0.1、2024年6月25日にマイナーバージョンアップの127.0.2がリリースされている。127.0.1では、以下の修正が行われた。 プロファイルにプライマリパスワードが設定されていると、プライマリパスワードプロンプトを無視するといった操作で、以前のセッションが失われる可能性がある問題の修正 Linux版:accessibility.monoaudio.enableをtrueに設定していると、オーディオ速度の低下する問題の修正 Windows版:Firefoxインストーラがイン
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