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「病魔という悪の物語」の検索結果1 - 8 件 / 8件

  • Amazon.co.jp: 病魔という悪の物語 ―チフスのメアリー (ちくまプリマー新書): 金森修: 本

      Amazon.co.jp: 病魔という悪の物語 ―チフスのメアリー (ちくまプリマー新書): 金森修: 本
    • 『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』あなたは本当に“大丈夫” - HONZ

      2006年にちくまプリマー新書で出た本が再刊された。Kindleでも読めるし、新刊書店で簡単に手に入るようになったのは喜ばしい。感染症を解説した本はいろいろあるが、本書はちょっと特殊だ。メアリーを我が身に置き換えると震え上がるほど恐ろしい。 約100年前のニューヨークで、腸チフスの無症候性キャリアであった女性が、離島に合計で25年余り隔離された事実を追った物語である。彼女は「チフスのメアリー」と呼ばれ、亡くなったのち現在まで「毒婦」「無垢の殺人者」の意味でその名は残った。 1907年、北アイルランドからの移民で、賄い婦として働いていたメアリー・マローンの働く先々で、腸チフスが発生していることを、衛生工学の専門家、ジョージ・ソーパーが突き止める。メアリーは当時37歳で独身。料理が上手で子供の面倒見もよく非常に評判のいい女性だった。だがこの10年の間の職業安定所の記録を見ると、8つの家族で22

        『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』あなたは本当に“大丈夫” - HONZ
      • 筑摩書房 on Twitter: "【緊急復刊決定】金森修『病魔という悪の物語 ─チフスのメアリー』(ちくまプリマー新書) これは、明日の私たちだ─。伝染病の恐怖と闘い、「無症候性キャリア」への見識が問われる今、約100年前のアメリカを震撼させたこの衝撃の実話は、ま… https://t.co/MisFv4eQs4"

        【緊急復刊決定】金森修『病魔という悪の物語 ─チフスのメアリー』(ちくまプリマー新書) これは、明日の私たちだ─。伝染病の恐怖と闘い、「無症候性キャリア」への見識が問われる今、約100年前のアメリカを震撼させたこの衝撃の実話は、ま… https://t.co/MisFv4eQs4

          筑摩書房 on Twitter: "【緊急復刊決定】金森修『病魔という悪の物語 ─チフスのメアリー』(ちくまプリマー新書) これは、明日の私たちだ─。伝染病の恐怖と闘い、「無症候性キャリア」への見識が問われる今、約100年前のアメリカを震撼させたこの衝撃の実話は、ま… https://t.co/MisFv4eQs4"
        • 「病魔という悪の物語 チフスのメアリー」 感染者は「私たちと同じ人間」|好書好日

          今から百年以上前の1907年、ニューヨークで住み込みの料理人として働いていた37歳の女性が公衆衛生当局によって身柄を拘束され、イースト川に浮かぶ小島の病院に隔離された。理由は、彼女が腸チフスの無症候性キャリアで「料理を通じた殺人」の嫌疑があったからだ。その後5年間の「釈放」期間がありつつも、38年に亡くなるまで隔離下に置かれることになる。これが「チフスのメアリー」として知られるメアリー・マローンの物語の概要である。 彼女は「毒婦」「無垢(むく)の殺人者」「歩く腸チフス工場」などと貶(おとし)められ、恐怖の対象になってきた。しかし、著者が提示するのは、そんなステレオタイプではない。当然ながらメアリーは血の通った人間だ。貧しいアイルランド系家族の出身で、料理がうまく、子どもあしらいも上手だったことから、雇い主には信頼されていた。隔離された島でも友情を育み、一時自由の身を勝ち取った際には恋人との

            「病魔という悪の物語 チフスのメアリー」 感染者は「私たちと同じ人間」|好書好日
          • 「無症状」の有名患者「チフスのメアリー」知ってる? 『病魔という悪の物語』 | BOOKウォッチ

            新型コロナウイルスで、過去に出版されていた感染症関係の本がいくつか再版や増刷されている。本書『病魔という悪の物語――チフスのメアリー』(ちくまプリマー新書)もその一つ。初版は2006年。単なる感染症ではなく、いわゆる「健康保菌者」の問題を扱っている。今回の新型コロナでも「無症状病原体保持者」が注目されているだけに、復刊本の中でも特に意義深い一冊と言えるのではないだろうか。 「特異なチフス患者」 本書の副題にある「チフスのメアリー」は、医療関係者の間ではよく知られた名前のようだ。彼女を有名にしたのは、「特異なチフス患者」だったから。本人は全く無症状。しかし、結果的に次から次へと感染を広げ、人生の大半を隔離施設で過ごすことを強いられた。 本名はメアリー・マローン。1869年、北アイルランド生まれ。少女時代に家族とアメリカに移住。ニューヨーク周辺で賄い婦として働いていた。 1906年、ある銀行家

              「無症状」の有名患者「チフスのメアリー」知ってる? 『病魔という悪の物語』 | BOOKウォッチ
            • 今週の本棚:内田麻理香・評 『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』=金森修・著 | 毎日新聞

              (ちくまプリマー新書・836円) 弱者ほど不利、変わらぬまま 今も世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスはさまざまな問題を浮かび上がらせた。感染者や、クラスターを発生させた場へのバッシングもその一つであろう。 百年以上前に、「チフスのメアリー」と呼ばれ、「毒婦」「無垢(むく)の殺人者」と恐れられた女性がいた。彼女は腸チフスの健康保菌者で、発病はしないが感染源となり、五〇人近くに病を伝染させた。そのメアリー・マローンの生涯を追った本書は、二○○六年に刊行されたが、コロナ禍に読むべき本として緊急復刊された。新型コロナウイルスも、誰もが感染源となる可能性もある。「チフスのメアリー」の物語は、私たちと地続きだ。 アイルランドからアメリカに移住してきたメアリーは、賄い婦として働いていた。彼女は料理が上手(うま)く、子供たちの面倒見も良かったので、雇い主たちから信頼を受けていた。三七歳のとき、彼

                今週の本棚:内田麻理香・評 『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』=金森修・著 | 毎日新聞
              • 【読書感想】病魔という悪の物語 ―チフスのメアリー ☆☆☆☆ - 琥珀色の戯言

                病魔という悪の物語 ──チフスのメアリー (ちくまプリマー新書) 作者:金森修発売日: 2020/05/13メディア: Kindle版 緊 急 復 刊 ! ──100年前のアメリカを震撼させた衝撃の実話。 健康保菌者の公衆衛生と人権。「緊急事態宣言」解除の後に、私たちが問われる。 「自粛警察」「ネットリンチ」……目に見えないウイルスによって差別や社会の分断を進めぬために。 伝染病の恐怖と闘う現代人が、今読むべき歴史的教訓の書 ! 料理人として働いていた彼女は、腸チフスの無症候性キャリアとして、本人に自覚のないまま雇い主の家族ら50人近くに病を伝染させた――。 20世紀初め、毒を撤き散らす悪女として「毒婦」「無垢の殺人者」として恐れられた一人の女性の数奇な生涯に迫る。エイズ、鳥インフルエンザ、新型コロナウイルスなど、伝染病の恐怖におびえる現代人にも、多くの問いを投げかけている。 「これは、あ

                • (売れてる本)『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』 金森修〈著〉:朝日新聞デジタル

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                    (売れてる本)『病魔という悪の物語 チフスのメアリー』 金森修〈著〉:朝日新聞デジタル
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