近い将来、「働けなくなったら」「お金がなくなったら」「親の介護が必要になったら」「病気になったときに頼る人がいなかったら」「自分の亡きあとペットはどうなるのか」……。「これから先」を考えるだけで目の前が暗くなる人は多いだろう。 そんな悩みに、具体的に解決の糸口を示してくれる本が話題となっている。現代の貧困問題に20年近く取り組んできた雨宮処凛さんの『死なないノウハウ 独り身の「金欠」から「散骨」まで』だ。 なぜ今、先の不安が尽きない人が増えているのか? <日本で「普通に生きる」は、もはや無理ゲーです…将来を《搾取》されないために知るべき『死なないノウハウ』>に引き続き、雨宮処凛さんに、人生の荒波の中で「死なない」ために知っておくべきことを伺った。