並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

121 - 160 件 / 163件

新着順 人気順

ほりべのぞみの検索結果121 - 160 件 / 163件

  • 竹園のジェーソンにある天然みちみち植物図鑑

    ひとんちの土地の、その持ち主が育てたわけでもない植物を勝手に愛でることを裏園芸クラブと呼んでいる。 その活動の中から、春から初夏に移ろう今の季節に、ついつい様子を見に行きたくなる場所を紹介したい。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 季節外れの飲み物が数十円で投げ売りされているでおなじみ、ジェーソンつくば竹園店 この溝だ ぎゅうぎゅうである 流れる雨水をたっぷりと受けて、小ぶりながらも濃く鮮やかな緑色の草が育っている。 この溝がぎゅうぎゅうのみっちみちになると、今年も季節が巡ってきたことを実感するのだ。 1マスずつ様々な植物が詰まっているのも見ごたえがある この溢れそうで溢れない、表面張力って感じのアングルも大好きだ 駐車場

      竹園のジェーソンにある天然みちみち植物図鑑
    • 蓼科、白樺高原の忘れられない急な応接室

      東京生まれ、神奈川、埼玉育ち、東京在住。Web制作をしたり小さなバーで主に生ビールを出したりしていたが、流れ流れてデイリーポータルZの編集部員に。趣味はEDMとFX。(動画インタビュー) 前の記事:世田谷区の歩道でうさぎとかめが競争していました > 個人サイト まばたきをする体 Twitter @eatmorecakes 蓼科牧場ゴンドラリフトというやつに乗ったんだ 高原の避暑地というのがそもそもそういうものなのかもしれないが、蓼科にはやたらにロープウェイやゴンドラがあった。 車でふもと(といってもその時点ですでに標高は高い)まで行くとロープづたいにさらにその上まで乗せていってもらえる。 一気に標高が上がって降りるとぐっと寒いのがおもしろい。 蓼科牧場ゴンドラリフトもそのひとつで、ビーナスラインというドライブ道の途中にあった。 ころころしてかわいいゴンドラ そもそもは頂上にある御泉水自然園

        蓼科、白樺高原の忘れられない急な応接室
      • 代々木のマクドナルドは現存する日本最古の店

        1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:こだわりなし!べつやくれいさん機材紹介 > 個人サイト webやぎの目 代々木店のオープンは1971年。1号店と同じ年である。なんと今年で51年! とんだ老舗である。 しかしおれたちのマクドナルドは老舗っぽさはなくて、いつも通り親しみやすい。 これが開店して半世紀のお店と思えるでしょうか 店の両側に出入口がある独特な作り。 マクドナルドが入っているビルは全理連ビル。理容師の組合のビルである(代々木は理容師、美容師関連のビルが多い)。 こちらはもう一方の入り口。駅に近いほうが裏口。 そういえばこの店、高校生のとき代々木ゼミナールで模擬試験を受けた帰りに寄った。 もっと個人的な

          代々木のマクドナルドは現存する日本最古の店
        • 六本木ヒルズは電柱広告を出している

          1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:ポップコーンで枯れ木に花を咲かせましょう! > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 セレブの象徴 vs 庶民の暮らしの象徴 六本木ヒルズといえば、「ヒルズ族」としてもてはやされていたこともあったぐらい、超お金持ちが住んでいるイメージだ。 そんなセレブの象徴六本木ヒルズだが、実は電柱広告を出していた。 あふれ出る庶民感。僕が知ってるのとは違う六本木ヒルズかと思えてくる。 場所はこちら。ここから六本木ヒルズにかけて、20メートルおきぐらいに出されている。 静かな住宅地になじむ六本木ヒルズ あの六本木ヒルズでも、電柱広告で見ると急に近所のスーパーのような身近さを感じるからすごい。 今日の晩ごはんのおかずに、コロッケでも買いにいこうか

            六本木ヒルズは電柱広告を出している
          • 夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される

            1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:大阪の巨大立体看板を鑑賞する > 個人サイト ほりげー 夢見ヶ崎動物公園は新川崎駅から徒歩15分。まあまあ遠いし山の上にあるので結構きつい。しかし、それでも絶対に行くべき理由がある。ロバがかわいい。 右に注目。わぁあああ。かわいい。 アップにしちゃう。ご利益がありそうな気さえしてくる。 このちょっと気の抜けたような顔。あああああ最高です。 もうこのロバのことが気になって仕方がない。ありがたいことにみさとワールドというサイトにかなり詳細なレポートが乗っている。ロバの名前はカグヤ。メス。2002年12月11日生まれである。今年で20歳になる。日向ぼっこが好きらしい。私が見たときも日向ぼっこをしていた。 園内にはレッサーパンダ、プレーリードッグ、ミーアキャット、アライグマ

              夢見ヶ崎動物公園の気の抜けたロバの顔に癒される
            • つくば市吾妻の彫刻のような螺旋階段を味わう

              螺旋階段と聞くだけで心躍る人、いるでしょう。どうかつくば市の道端にひっそりと佇むと光景を見てほしい。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 つくば市吾妻、土浦学園線をまたぐ歩道橋の脇にそれはある。 道端の階段の持つ風格ではないよ ゆるやかに膨らみを持ち、うねるような螺旋の立ち上がりがあまりに格好いい。 よく見ると階段はわずかに螺旋の中心に向かって傾いており、どこか生きものの温度を感じる グラフィティを逆に飲み込んでしまう素材の力強さよ。複雑な錆色と、鮮やかな春の緑との対比もまた良い。 夜は少ない街灯の下で、ますます雰囲気が出る このエリアでは古くに建てられた団地が取り壊されつつあり、新たな光景が生まれようとしている。いつ作られ

                つくば市吾妻の彫刻のような螺旋階段を味わう
              • 自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~

                1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:皇居東御苑の百人番所は植木も百人番所 > 個人サイト 日和見びより 8年ぶりのリベンジ 「念願の」と書いたのは、大学生の頃に一度今泉駅に行こうとしたことがあったのだが、大雪で行けなかったという経験があるからだ。今泉駅は山形県の長井市という街にあって冬場はけっこう雪が降る。 8年前に今泉駅に向かおうとしていた時の米沢駅。ホームにも雪が積もりまくっている ちなみにその時は今泉駅に行けなかった代わりに筆者が生まれ育った練馬区の光が丘と同じ名前の山形県酒田市の光ヶ丘に足を運んだ。やっていることが当時から変わっていない そんなわけで8年越しのリベンジとなる今泉駅にワクワクが止まらない。今回はちゃんと電車も動

                  自分と同じ名前の駅に行くとやっぱり興奮する ~山形の今泉駅へ~
                • 佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ

                  1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:エストニアのポテチは長い 佐鳴台といったら、浜松市内では高級住宅地として知られる場所である。高級住宅地にある公園はタイヤも贅沢に使われているということか。 こちらがそのタイヤ群である。 めちゃくちゃ生えてる〜〜〜!!! なぜこんなにタイヤを生えさせたのか、経緯が気になる。 公園を作る時、ちょうど廃タイヤが大量に出たのだろうか。はたまた、公園の企画構成に携わった人の中にタイヤマニアがいたとか。 いずれにせよ、圧巻の光景だ。 ちなみに、佐鳴台第二公園は砂場も広い。 縁があるところまでぜ〜んぶ砂場 見た感じ25mプールくらいある。 お山や泥だんご、作り放題!砂鉄も取

                    佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ
                  • 筑波大学のでかいカーブミラーがいい

                    でかいものはいい。 そのよさをシンプルに味わえる場所、あります。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 こちらですよと、ニョッキリ首を伸ばしてご挨拶 カーブミラーがあるのは筑波大学構内のおいしいパン屋さん「粉とクリーム」前。 カーブミラーって、丸くてつるんとしていて、オレンジ色がポップで、見れば見るほど愛嬌がある。 あ、でかいな、意外とでかいぞ そんなカーブミラーがでかくなって近くにあるもんだから、ますますかわいい。 弟分のパラボラアンテナと一緒に。キャップのつばのようなひさしがいいね。 これは街中で見かけるカーブミラー標準サイズと比べようとした図。ちょっと避けられてる? キャンパスは広いし校舎も立派、そしてでかいカーブミラー

                      筑波大学のでかいカーブミラーがいい
                    • 日暮里舎人ライナー、足立小台駅付近からのリバービューが美しい

                      日暮里舎人ライナーは乗るだけでレジャーだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 日暮里舎人ライナー。都内を走る電車で、筆者が最も好きな路線だ。 モノレールのように見えるが、正しくは「新交通システム」というもので、新橋から豊洲までを走る「ゆりかもめ」の仲間らしい。 日暮里舎人ライナーは、日暮里駅から見沼代親水公園駅の間を無人運転する路線で、こちらもゆりかもめに似て線路の標高が高い。 真下を覗くと目眩がするほど高い。 それゆえに、ものすごく景色がいい。 ビルの間を走る様子が見られる先頭車両は、アトラクションさながら。子どもたちに大人気であった。 特に筆者が好きなのは、扇大橋駅から足立小台駅の間。荒川の真上を通り、高速道路をまたぐ

                        日暮里舎人ライナー、足立小台駅付近からのリバービューが美しい
                      • 合成しやすそうな緑の空間〜国分寺ミーツ屋上〜

                        合成しやすそうな何にもない緑のスペースを見つけたので紹介したい。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 国分寺駅のミーツという建物の屋上に、何にもない緑のスペースがある。 すごく合成しやすそうな空間だ。 フロアの地図には木が生えているが、実際には生えていない 本当に何もない 駅前にここまで何もない空間があると、なぜか落ち着く。空が広く感じた。 ベンチもないので、レジャーシートをしいてピクニックのようにクレープを食べている人がいる。 自撮りをするためだけに利用する人もいて、この何もなさはある意味映えスポットなのだろうか。 この日は女子高生の集団が、ジャンプの瞬間写真を撮っていた。もしかして、何か合成するのかもしれない。 せっかく

                          合成しやすそうな緑の空間〜国分寺ミーツ屋上〜
                        • 千葉県印西市、観覧車をガン見する恐竜

                          千葉県の印西市に、ジュラシックパークがあった! こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 多摩在住のイラストライター。諸メディアにおいて、フマジメなイラストや文章を描くことを専門としながらも、昼は某出版社でマジメな雑誌の編集長をしたりするなど、波乱の人生を送った後に、新たなるありのままの世界へ。そんなデイリーポータルZでのありのままの業務内容はコチラを!(動画インタビュー) 前の記事:チョー広い店の屋上駐車場は当然チョー広い > 個人サイト ヨシダプロホムーページ 千葉県の印西市というところに、とあるショッピングモールがある。それがこの「BIG HOP」。 よく見ると、観覧車が見切れているように、ココがちょっと独特な地になっている

                            千葉県印西市、観覧車をガン見する恐竜
                          • 横浜、橋の下にある縦列駐車するしかない駐車場

                            1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:新横浜駅直結!新幹線を降りて2分で横丁 > 個人サイト 右脳TV 運転する人は想像すると震える絶景 場所は相模鉄道の平沼橋駅そば。 ここに相模鉄道の線路をまたぐように架けられた、「平沼一之橋」という道路橋がある。 こちらが平沼一之橋。両側に脇道がありますよね。 現場はこの脇道に入った先、道路橋の真下にある。 こうなってるんです。 橋を支える柱が建つスペースが、縦1台ぶんの駐車場になっているのだ。 空いたスペースに違法駐車しているのではなく、ちゃんと駐車場として使われている。どうやら周辺の企業や病院に向けた、法人用の駐車場みたい。 駐車スペースには番号と企業名が書いてる(ここは消えてるけど)​​​​

                              横浜、橋の下にある縦列駐車するしかない駐車場
                            • 渋谷道玄坂にある新大宗ビルは平行移動で階が変わる

                              愛知県出身、東京都在住のデザイナー。イラストを描き、写真撮影をして日々を過ごす。 最近は演劇の勉強に熱中。大きなエビフライが好き。 前の記事:手作りのプレゼントをテイクアウト容器で軽くする > 個人サイト 梅ログ 外観からはわからない 理由はふたつ。複数のビルが連結していること。 そしてそれらは坂の上に建てられているから。 よく見ると立体駐車場とビルが合体している さらにこのビル内には、思ってもみない場所に出たり、行き止まりに突き当たる通路が存在する。 2階から4階までしか止まらないエレベーター。この建物は12階建てである。 立体駐車場エリアから、通れそうで通れない通行止めの道。 内装に大きな差は無いうえに、入り組んだ構造となっているので、空間認識能力が試されます。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえ

                                渋谷道玄坂にある新大宗ビルは平行移動で階が変わる
                              • 経堂駅前の三角地帯空き地

                                交差点に、信号を待たずに曲がれる左折専用のショートカットがついていることがある(左折専用道路と呼んでおこう)。 そして左折専用道路が本線と分かれるところには三角地帯ができる。 経堂にはめちゃくちゃ見通しがいい三角地帯があるのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:経堂駅の隠れ人気スポット それは経堂駅前の道から西福寺通りへ曲がる交差点にある。 ワイ

                                  経堂駅前の三角地帯空き地
                                • ちょっとゾワッとしたければ、つるみ児童公園の顔なしパンダ遊具がオススメ

                                  自由律俳句と路上観察をしています。大阪在住。私家版の自由律俳句集『麦わら帽子が似合わない』『ブルマ追いかけて八位』『待ち受け画像がちらし寿司』も販売しています。 前の記事:平代うさぎ公園の看板うさぎに癒やされる > 個人サイト note ちょっと怖いものをちょっと見たい。 そんな、怖いものに興味はあるけど、お化け屋敷やガチな心霊スポットなどは無理という人にちょうどいいものが、大阪のつるみ児童遊園にはあります。 住宅地のかなり入り組んだところにあるこの公園に、 ひっそりと存在しているのが―― 顔のないパンダ! 少なくとも3年前くらいからずっと壊れっぱなしです。 正面から対峙すると、気持ちで負けそうになる感じも、全く変わってないですね。 内部の空洞には砂場の砂が。 そしてずっと眺めていると、まるで深淵を覗いているような不安な気持ちになってきます。 正面からだとメンタルを削られそうなので、後ろに

                                    ちょっとゾワッとしたければ、つるみ児童公園の顔なしパンダ遊具がオススメ
                                  • 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺

                                    1984年岐阜県生まれ。変な設定や工作を用意して、その中でみんなでふざけてもらえるような遊びを日々考えています。嫁が世界一周旅行中。 前の記事:二兎を追って二兎を得る方法を飼育員さんに聞いた > 個人サイト 平日と休日のあいだ 嫁が世界一周旅行中の旦那 JR飯田橋駅の西口を出てすぐのところに、これぞ都心という感じの立派なオフィスビルがたっている。 夜でもまだたくさんの方が働いているのだろう。多くの窓に白いあかりが灯っている。 きっと今も誰かが「以上、よろしくお願いいたします」とメールを送っている。 そんななか、1ヶ所だけ暖色系のあかりが目立っている場所がある。 多分このビルに入っている飲食店なのだろう。きらびやかな高層ビルに灯るあたたかみのある光。なんだかラグジュアリーな雰囲気を感じる。 きっとここで働くビジネスマンたちが、大事なお客さんと会食なんかしてるんじゃないだろうか。メールから始ま

                                      飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺
                                    • 多摩川台古墳群に古墳っぽいただの山がある

                                      1971年東京生まれ。デイリーポータルZウェブマスター。主にインターネットと世田谷区で活動。 編著書は「死ぬかと思った」(アスペクト)など。イカの沖漬けが世界一うまい食べものだと思ってる。(動画インタビュー) 前の記事:代々木駅の外観が古い > 個人サイト webやぎの目 大田区の多摩川台公園には「多摩川台古墳群」と呼ばれる古墳群がある。小さな古墳が8基並んでいる。 これぐらいの大きさの古墳が並んでいる。これは7号墳 この古墳群、かつては全8基ではなく9基ということになっていたのだ。なぜひとつ減ったか。なぜなら調査の結果、ひとつは古墳ではなくただの排土の山だったからだ。 これがかつて古墳だと思われていたかつての8号墳、現在、ただの山 どう見ても古墳だ。 ここは小さな円墳が並んでいるのでほかの古墳もこんな雰囲気である。 こちらはれっきとした古墳の5号墳 そして排土の山、かつての8号墳 これだ

                                        多摩川台古墳群に古墳っぽいただの山がある
                                      • 赤坂見附で群生するデイリーヤマザキ

                                        こちらが赤坂3丁目店、こっちも「赤坂見附駅前店」名乗っていいんです、全然。ところがこれだけでなく… 赤坂見附駅前店には赤坂見附店も近いんですよ。なんてこった! 実は岩本町も3店舗密集してるんですけど、それは本社があるんですよ。店の人に聞くと「なんでですかね…赤坂駅にもあるんですよ…」とホラー展開。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろい景色をとりあげます。あえて「絶景」と呼んでみました。 2022年のゴールデンウイークに集中的に集めて、そのあとは少しずつ追加しています。 3/4 海老名のショッピングモールに七重の塔(井上マサキ) 2/11 徳島はLEDのまちだった(林雄司) 1/28 飯田橋・ラグジュアリーな雰囲気の丸亀製麺(高瀬雄一郎) 1/21 センター北の崖に刺さっているたくさんの棒(井上マサキ) 1/14 自分と同じ名前

                                          赤坂見附で群生するデイリーヤマザキ
                                        • 将門塚は点字に情報がつまっている

                                          1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:どうみても居抜きの個室ビデオ > 個人サイト 日和見びより 目が見えない人だけが見ている世界 2021年4月に改修を終え、綺麗になった将門塚。私が訪れた際にも平日の昼間でありながら数分に一回は参拝者が現れるほどの崇拝されようであった。 ビルが乱立する中に突然現れる将門塚は漂う空気感が周りと違う 参拝の注意事項などが書かれた案内板には塚の図も書かれており、ふとみると敷地内に置かれた大きな石にも点字がついている。 敷地内の図が可愛くて気になってしまった 日本語の解説特はどこにも載っていなかったので気になって調べると「千鳥岩」と書いてあるようだ。 ただの石ではなく「千鳥岩」だった 日本語では説明されてい

                                            将門塚は点字に情報がつまっている
                                          • 蕨のアーケードの外階段がかっこいい

                                            1986年埼玉生まれ、埼玉育ち。大学ではコミュニケーション論を学ぶ。しかし社会に出るためのコミュニケーション力は養えず悲しむ。インドに行ったことがある。NHKのドラマに出たことがある(エキストラで)。(動画インタビュー) 前の記事:三角法で高さを測る(デジタルリマスター) > 個人サイト Twitter 蕨駅西口から南西にすこし行ったところに居酒屋やスナックが立ち並ぶ、アーケードというかビルというか、あ、名店街というのかな。そういう通りがある。 こういう通り。アーケードのようであるが、 外から見るとビルっぽくもある。 この名店街のどこが見どころかというと、側面の外階段がかっこいいのである。ご紹介したいのがこちら。 入り組んだ階段。 2階より上のフロアが階段で結ばれている。階段同士はと言うと繋がっていないので、非常階段ではなさそうだ。なんだこれ。 というか正面から見ると3階建てなのに横から見

                                              蕨のアーケードの外階段がかっこいい
                                            • フィル・コリンズも訪れたドイツでオランダ気分を味わえるスポット

                                              1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:ベルリン市内に現れるパイプがポップで楽しい > 個人サイト words and pictures イースター休みに北ドイツの街、ブレーメンに行ってきた。 ブレーメンと言えばブレーメンの音楽隊の像が有名だが、私がおすすめする、ガイドブックには載っていない穴場スポットはここだ。 こ、ここはオランダ? それは、ブレーメン市内の大通りの脇にある公園の風車である。 ブレーメンを観光するついでにタダでオランダ気分も味わえてしまう、なんとも一石二鳥なスポットなのだ。「絵に描いた餅」ならぬ、「絵に描いたオランダ」である。 チューリップといい、風車といい、どこからどう見てもオランダ。 ブレーメンからオランダの風車を見に行くには電車で5時間ほどかかるが、ここなら中央駅に向か

                                                フィル・コリンズも訪れたドイツでオランダ気分を味わえるスポット
                                              • ぬいぐるみが浮いてる名古屋の商店街が楽しい

                                                島根県生まれ。毛糸を自在に操れる人になりたい。地元に戻ったり上京したりを繰り返してるため、一体どこにいるのか分からないと言われることが多い。プログラマーっぽい仕事が本業。(動画インタビュー) 前の記事:寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」で無人の大阪駅のホームを見物できる > 個人サイト それにつけてもおやつはきのこ それは名古屋の「円頓寺本町商店街」に行ったときのこと。 この辺りをウロウロしていた 昔ながらの店がたくさん残る見応えある商店街だなと散策していたところ、こんな光景に遭遇した。 象が浮いてる!!? ベランダに馬!?!?! わー、キティ!? 見せたいのか見せたくないのかどっちだ アンパンマン……!!…は普通か。ここおもちゃ屋だしな…… この付近だけだったが、立て続けに現れた。いきなり大きなぬいぐるみが浮いてたり覗いてたりすると楽しいし、思い出にも残っている。 いつまでも撤去されずこの

                                                  ぬいぐるみが浮いてる名古屋の商店街が楽しい
                                                • キメラ橋、阿波しらさぎ大橋が美しい

                                                  変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:京都府左官技能専修学院のビルは自己アピールがすごい > 個人サイト 海底クラブ 南側はこんな形。 橋の南側約3分の1は斜張橋(ケーブルの張力で橋を支える吊り橋のような構造)にケーブルトラスを足した、とにかく珍しくてすごい構造。 そして奥の方(北側)はこんな形。手前(南側)のようなケーブルがない。 そしてそのまま斜張橋が続くのかと思いきや、なんと北側のはケーブルのないラーメン橋(橋脚の上に橋桁を固定して支える構造の橋)なのだ。なんで!? 干潟を保全したい。 斜張橋が採用された理由は橋の下流にある干潟を守るためだ。 干潟は水鳥やシオマネキなどいろいろな生き物にとって貴重な生息地だが、上流に橋脚を大量に設置すると水や土砂の流れが変わって消滅してしまうかもしれないのだ。

                                                    キメラ橋、阿波しらさぎ大橋が美しい
                                                  • 静岡・人間立ち入り禁止の景色

                                                    静岡にある、まかいの牧場という場所を知っているだろうか。牧場マスターの知人に「コスパ最強の牧場がある」とこの場所をおすすめしてもらい、尋ねたことがある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 東京から車で3時間走らせ到着! 入場券600円で1日中いられる。動物に触れ合い放題なのだ。安すぎない? なんとも辺鄙なところにあるのだが、到着した時はすでにお客で賑わっていた。 動物と共に富士山が見える贅沢!! こんな風に富士山を見ながら動物を愛でることができる。どこもかしこも映えスポット。そして、動物が生き生きとしすぎていてビビる。そんな高いところ登っていいんかい! おめめがきゅるんとしたかわいいヤギさんに餌をあげられる なんとヤギや羊

                                                      静岡・人間立ち入り禁止の景色
                                                    • 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~勝手に食べ放題 海外編 タイ・バンコク

                                                      勝手に食べ放題 海外版 「勝手に食べ放題」とは、食べ放題メニューのないお店で勝手に好きなものを好きなだけ食べる。無理して食べる必要はないのが鉄則です。 4/17 チェコで、涙が出るほど美しい伝説のカフェに行く~チェコ・プラハ編(とりもちうずら) 4/18 食らいな、これが「真」のニューヨーク飯だ…。安くてうまい屋台飯をむさぼる~ニューヨーク編(鳥羽ひな) 4/19 円安でもラザニアでお腹いっぱい~イタリア・ヴェネチア編(唐沢むぎこ) 4/20 ドイツ人が考える六花亭のフルコースメニュー 〜逆・海外版 北海道編(ほりべのぞみ) 4/21 出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~タイ・バンコク編(深森サラ) 食べ放題したいタイ料理を選ぶのに3日かかった タイを舞台に「勝手に食べ放題」に参加するにあたって、武者ぶるいしながら何を食べようか考えました。知っているタイ料理を一つ一

                                                        出社前、タイのフルーツ屋台で優雅にフルーツバイキングしたい~勝手に食べ放題 海外編 タイ・バンコク
                                                      • 川崎大師でオリジナルのマイしおりを作る

                                                        1992年三重生まれ、会社員。ゆるくまじめに過ごしています。ものすごく暇なときにへんな曲とへんなゲームを作ります。 前の記事:品川浦の舟だまりでぼーっとする > 個人サイト ほりげー 川崎大師は密教系のお寺。休日はだいたい賑やかでわくわくする。 仲見世からもうワクワクは始まっている。 広い境内には屋台がたくさん。 境内を歩き、ひととおり参拝をして最後にたどり着いたのは薬師殿。 インド感。中には立派な黄金の薬師如来が座られています。 ここまでくる参拝客は比較的少なめで、ちょっとした隠れスポットみたいになっている。 で、ここではオリジナルのマイしおりを作ることができる。ここまで参拝した人へのごほうびだ。 参拝記念のしおり。ありがとうございます。 このしおり、自分でカスタマイズできるのだ。 まずは紐の色を選ぶ。それぞれの色に意味がある。 次は絵を決めてスタンプを押す。干支にちなんだ12種のスタン

                                                          川崎大師でオリジナルのマイしおりを作る
                                                        • 匠の技!今宮神社のサイボーグ鳥居

                                                          変わった生き物や珍妙な風習など、気がついたら絶えてなくなってしまっていそうなものたちを愛す。アルコールより糖分が好き。 前の記事:キメラ橋、阿波しらさぎ大橋が美しい > 個人サイト 海底クラブ え、すごい......。 どういう理由かは知らないが、根元の3分の1くらいが石でできていて、その上に木でできた鳥居を組み合わせて作られているのだ。 木と石、無機物と有機物が一体になってできている、まるでサイボーグ鳥居だ! 凸と凹。 すごく複雑な形だ。なのに、パズルのピースとピースみたいにカチッと組み合わさるように加工されている。 留め具になっていると思しき角材。たぶん、これを抜いたら石の部分と木の部分がパカッと分かれるんだろうな。 建立は令和元年9月と。 石の部分に刻まれた記録を見ると、つい最近建立されたものだったので驚いた。令和の世にもすごい職人がいるんだなあと感心したのだった。 身近な絶景 友達

                                                            匠の技!今宮神社のサイボーグ鳥居
                                                          • 鶴間公園の自動販売機がめちゃくちゃお~いお茶推し

                                                            1992年東京生まれ。普段は商品についてくるオマケとかを考えている会社員。好きな食べ物はちくわです。最近子どもが生まれたので「人間ってすごい」と本気で感じています。(動画インタビュー) 前の記事:将門塚は点字に情報がつまっている > 個人サイト 日和見びより お~いお茶を推しまくる自動販売機 こちらが問題の自動販売機だ。 こんなに主張してくる自動販売機、なかなかお目にかかれないぞ 全体的に騒がしい仕様になっているが、中でもお~いお茶に対する推しがめちゃくちゃ強い。右側にはボトルとキャラクターの切り抜き画像がところ狭しと連なっており、この熱量は完全に「祭り」だ。この自動販売機だけで勝手にお~いお茶祭りが開催されている。 シールで細かい部分もしっかりアピール 切り抜きはちゃんとラミネート加工されていて雨にも負けない仕様 下半分も抜かりない。普通は受取口に被らないようにどうPOPを貼り付けるかを

                                                              鶴間公園の自動販売機がめちゃくちゃお~いお茶推し
                                                            • 富士見台・雨の日にスーパーカーになるマンホール

                                                              私が通勤に使用している西武池袋線富士見台駅の北口を出て東京都立第四商業高等学校にちなんだ四商通りを北に少し歩くと、右手に工務店が見えてくる。 手前の歩道にはマンホールが点々と並んでいる。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1975年神奈川県生まれ。毒ライター。 普段は会社勤めをして生計をたてている。 有毒生物や街歩きが好き。つまり商店街とかが有毒生物で埋め尽くされれば一番ユートピア度が高いのではないだろうか。 最近バレンチノ収集を始めました。(動画インタビュー) 前の記事:アリを振り切り、木に登れ!狩りバチのテイクアウトが大変だった > 個人サイト バレンチノ・エスノグラフィー 何の変哲もない路上の光景だが、大雨が降るとこ

                                                                富士見台・雨の日にスーパーカーになるマンホール
                                                              • かわいさとゾワゾワが同時にくる、東京都・神代植物公園大温室の熱帯魚だまり

                                                                都内最大級の植物園として有名な神代植物公園。 その大温室の熱帯スイレン室に小さな熱帯魚たちの密集スポットがある。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 かわいさとゾワゾワのはざまで 東京都調布市にある神代植物公園。 その規模に見合った大温室には、1300種の熱帯植物が展示されている。 珍しい翡翠色の花をつけるヒスイカズラや、 熱帯の宝石と呼ばれるメディニラ・マグニフィカなど、 見どころはたくさんあるのだが、その中でも特に印象に残るのが熱帯スイレン室である。 その名の通り、エキゾチックな熱帯スイレンを展示する温室だ ここの池には、小さな熱帯魚や金魚が自由に泳いでるのだが… その一角に、グッピー的な小さな熱帯魚たちが無数に湧いてく

                                                                  かわいさとゾワゾワが同時にくる、東京都・神代植物公園大温室の熱帯魚だまり
                                                                • 新横浜駅直結!新幹線を降りて2分で横丁

                                                                  1975年宮城県生まれ。元SEでフリーライターというインドア経歴だが、人前でしゃべる場面で緊張しない生態を持つ。主な賞罰はケータイ大喜利レジェンド。路線図が好き。(動画インタビュー) 前の記事:ジャンクションの下にポツンとある崎陽軒の売店 > 個人サイト 右脳TV 巨大ビルの裏側に赤ちょうちん まずは新横浜駅に馴染みの無い方に、「新横浜駅に見慣れる時間」を設けましょう。 こちらです。 駅ビル(新横浜中央ビル)が巨大すぎて写真におさまらない。 さまざまな商業施設やオフィス、ホテルも入ってる複合ビルがドーンと建ち、駅前もそれなりに整備されている新しい駅なのです。 こっち側は。 というわけで、反対側に出てみよう。東海道新幹線の西口改札(写真右)から出て右側、「篠原町方面」と案内が出ている階段(写真左)を降りる。​​​​​​ 階段を降りて20メートルくらい歩くと…… はい、見えてきました。 「あじ

                                                                    新横浜駅直結!新幹線を降りて2分で横丁
                                                                  • 原島町にある看板屋が超ファンシー

                                                                    1988年静岡生まれ・静岡在住。平日は制作会社勤務、休日は大体浜名湖にいる。 ダイエット目的でマラソンに挑戦するが、練習後温泉に入り、美味しいものをたらふく食べるというサイクルを繰り返しているため、半年で10kg近く太る。 前の記事:佐鳴台第二公園はタイヤが生え過ぎ 初めて見た時はきれいに二度見 看板は通行人にお店の存在を知ってもらい、サービスに興味を持ってもらうのが最大の目的だ。 昨今はSNSとの相乗効果を狙ってあえて奇抜な内容を載せる看板も多いが、ここの看板はそういった意図とは別に目を引く効果が抜群にある。 まずはとにかく見てほしい。 超ファンシー!!! 看板ピンク、屋根もピンク、窓枠もピンク、そしてところどころに散りばめられたバラととネコまでしっかりピンク!!! こんなん絶対見ちゃうでしょ… この看板屋の前はちょうど信号のある交差点で、初めて止まった時きれいに二度見してしまった。 懐

                                                                      原島町にある看板屋が超ファンシー
                                                                    • ベルリンで納豆を一万回混ぜる

                                                                      1986年東京生まれ。ベルリン在住のイラストレーター兼日英翻訳者。サウジアラビアに住んでいたことがある。好きなものは米と言語。 前の記事:世界に広めたい!知られざるドイツ名物「スパゲティアイス」 > 個人サイト words and pictures 人生のターニングポイントとしての「納豆を一万回混ぜる」 あれは2005年のことだった。どうやってデイリーポータルZのサイトにたどり着いたのかは覚えていないが、勉強の合間の息抜きに初めて読んだのが古賀さんの「納豆を一万回混ぜる」だった。 大学では美術史を専攻していたのだが、ちょうど教科書に出ていたルネサンス絵画と一万回混ぜられた納豆の間には、とてつもないギャップがあった。 役に立たないことを堂々と、そして一生懸命にやっている古賀さんの記事を読みながら、私が本当にやりたいのは多分これなんじゃないかと、心の中にデイリーの種がまかれた瞬間だった。 あれ

                                                                        ベルリンで納豆を一万回混ぜる
                                                                      • 多摩川は美しく富士山と丹沢などの山々が見える

                                                                        1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:狛江の桜のトンネルは花が散ってからが本番です > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 母なる川「多摩川」 山梨県、東京都、神奈川県を流れる全長138kmの多摩川。山梨で生まれた水がやがて東京湾に到着する。多摩川は母音が全て「あ」だ。この響きだけでも白米を食べたくなる美しさを感じるけれど、実際の多摩川も美しい。 美しいよね! 上記は東京都・狛江市を流れる多摩川だ。緑も多く、川幅も広くなり開放感がある。走っている人、お弁当を食べる人、日光浴をする人など、多くの人が多摩川を楽しんでいる。この辺りの景観が私は好きだ。 心の目で見て!(矢印の辺りに富士山が本来は見えます) 富士山が見えるのだ、今日は見えないけれど。お正月

                                                                          多摩川は美しく富士山と丹沢などの山々が見える
                                                                        • チーズ工場の裏手にある排水口は牛乳の香りがする時がある

                                                                          私が住む神奈川県綾瀬市にはエムケーチーズの工場が存在する。パルメザンチーズでおなじみの、クラフトチーズの日本向け製品を作っている会社である。 その敷地の裏手には川が流れているのだが、そこにある排水口はほのかに牛乳の香りがするのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1981年神奈川生まれ。テケテケな文化財ライター。古いモノを漁るべく、各地を奔走中。常になんとかなるさと思いながら生きてるが、実際なんとかなってしまっているのがタチ悪い。2011年には30歳の節目として歩き遍路をやりました。2012年には31歳の節目としてサンティアゴ巡礼をやりました。(動画インタビュー) 前の記事:自販機ポカリの値段調べ > 個人サイト 閑古鳥

                                                                            チーズ工場の裏手にある排水口は牛乳の香りがする時がある
                                                                          • ゴールデンウイークは「身近な絶景」

                                                                            ハッピーゴールデン! 編集部 林です。 4月29日~5月5日は通常記事をお休みして特別企画をお送りします。テーマは「身近な絶景」。 例えば友達が地元にやってきて駅から家まで歩いているとき、 「ねえここの電柱珍しくない?」 って見せるような景色です。友達だったら分かってくれるかな、という珍しさ。 トイレの配管がトーナメントになっていたり 「あははは、ほんとだ~変だ」 「でしょ?珍しいよね?」 ってちょっといい気分になる景色をデイリーポータルZが総力を挙げて集めました。いまのところ87ヶ所。ゴールデンウイーク、7日しかないので1日10件以上公開していきます。 恒例の休むつもりがいつも以上に記事が増えているパターンです。 リターントゥリアル。デイリーポータルZ片手にこの世をエンジョイしてください。 身近な絶景 友達と歩いてるときに「ねえここの電柱珍しくない?」って見せるような、よく見るとおもしろ

                                                                              ゴールデンウイークは「身近な絶景」
                                                                            • 「ネタになるぞ」と思えることに救われる ~ほりべのぞみさんインタビュー

                                                                              月に1度、総集編として、先月人気だったライターへのインタビューと、人気記事のランキングをお送りしております。 この記事では、今年の新人賞を受賞しライターに加入してくれた、ほりべのぞみさんにインタビュー。 11月は「泣きたくなったらビデオを消せばいい 〜リモートでクビになった話」が広く読まれました。 そんなほりべさんについて、みんな、知ってほしい! 熱意を持ち、インタビュアーは編集部・古賀です。 東京は夜の7時、ベルリンは昼前11時 古賀 こちらは19時です。今日の晩ご飯は焼き鳥です! ほりべ こちらは11時です。おおお、焼き鳥…いいですね! 私はヨーグルトを食べたところです。 古賀 おお、朝だ! ご覧のみなさま、ほりべさんは今年の新人賞でDPZに仲間入りしてくださったライターさんでして、現在ドイツはベルリン在住なんです。なので、時差が8時間あります! という会話でした。 レポートマンガ部門

                                                                                「ネタになるぞ」と思えることに救われる ~ほりべのぞみさんインタビュー
                                                                              • 伊豆美神社の緑が美しく大都会「狛江」のオアシス

                                                                                1985年福岡生まれ。思い立ったが吉日で行動しています。地味なファッションと言われることが多いので、派手なメガネを買おうと思っています。(動画インタビュー) 前の記事:多摩川住宅のゲームに出てきそうな給水塔 > 個人サイト Web独り者 彼女がいる風の地主恵亮 緑は濃ければ濃いほどいい まず狛江市がどこにあるかだけれど、世田谷の隣にある。小田急線が走っており、新宿までもすぐだ。都会なのだ、大都会なのだ。新宿まですぐだし。そんな大都会にあるのが「伊豆美神社」だ。 伊豆美神社 この神社が美しい。鳥居をくぐり、拝殿へと向かうまでが本当に美しい。緑が生い茂っており、これからの時期は緑が濃く、とても緑なのだ。緑は濃ければ濃いほど美しい。味が濃い料理が美味しいのと同じだ。 ビューティホー お祭りの時はここに屋台が並ぶ。木々が生い茂っており、早めにそこだけ暗くなるので、屋台の明かりが目立ち美しい。私の家

                                                                                  伊豆美神社の緑が美しく大都会「狛江」のオアシス
                                                                                • 経堂駅の隠れ人気スポット

                                                                                  経堂駅の構内に、常に人が絶えない人気の場所がある。 といっても、列ができるような人気とは少し違う。隠れた人気スポットなのだ。 こちらは2022年のゴールデンウイーク「身近な絶景」特集の1本です。 わざわざ行くほどではないけど、友だちと通りかかったら紹介したい。そんな絶景ってほどではない乙な景色を掘り出します。一覧は記事末尾に。 1971年東京生まれ。イラストレーター。ドクロ服、ドクロ雑貨集めに情熱を燃やしすぎている。ほかにはワニ、ウツボ、ハダカデバネズミなど毛の生えていない動物も好む。著書に「しろねこくん」、「ココロミくん」、「ひとみしり道」、「ばかスイーツ」などがある。(動画インタビュー) 前の記事:バックスクリーンだけでも野球はまあまあわかる それは経堂駅構内の休憩スペースである。 以前は壁際にベンチが置いてあるだけの、トイレに入った仲間を待つ人がぼんやり座るための場所だった(すぐ横に

                                                                                    経堂駅の隠れ人気スポット