【Xアーカイブ】ヤマサとキッコーマンの醤油商品の事例から、食品における容器・包材の重要さについて語ろう。 醤油のパラダイムシフトが起こったヤマサとキッコーマンの事例から、食品における容器・包材の重要さについて語ろう。 2010年に、醤油にとって大きなパラダイムシフトが起こった。 ヤマサが発売した「鮮度の一滴」という商品の全国発売である。発売自体はその前年からエリア限定で行っていたが、評判が良くて全国展開になった。 革命児「鮮度の一滴」。これは終盤のデザイン。 評判が良いのも無理はない。実際に僕も初めて食べた時はそれはもう驚いたものだ。 「あれ、醤油ってこんなに明るい色で、香り高いものなの?」と。 30代以上の方ならわかってもらえると思うが、醤油って黒いものだった。 今も1Lとかのデカいサイズのは黒い醤油だけど、あれを買って、つど醤油差しに移し替えるのがスタンダードだったんよ。 1滴ずつ出