AirDropは、Appleデバイス間でデータを簡単に共有できる便利な機能ですが、実はユーザーのメールアドレスと電話番号を流出させていることが、研究者の調査から明らかになりました。 AirDropの脆弱性とは AirDropではファイルの送受信(データの共有)にWi-FiとBluetooth Low Energyを利用します。AirDropには「すべての人」「連絡先のみ」「受信しない」の3つの設定があります。 送信者のデバイスが周辺のデバイスとデータ共有が可能かどうか判別するために、AirDropでは送信者の電話番号とメールアドレスの暗号学的ハッシュの一部を含むBluetoothアドバタイズを行います。つまりハッシュは暗号化されているとはいえ、公開された状態です。 送信者と受信者が「連絡先のみ」に設定していた場合、この短縮ハッシュが受信者の連絡先と一致すれば、2台のデバイスはハンドシェイク