最近「失われた30年」という言葉をたびたび耳にしますが、30年どころかこのまま40年、50年と続くんだろうなと思っています。 私が勤めている建設会社は株価や業績に関してはここ3,4年上がっています。 しかし現場にいる私の目には、ただの「利益の先食い」によるものでしかないと感じています。 そしてこの先食いによって損をしているのは、私のような中堅社員や以下後輩たちだと思います。 弊社では何が起こっているかと言うと、年々減少する工事発注量の中で利益を多く出せそうな大型物件に絞って受注し、確実に利益を出して工事を完了させる。 現場の責任者は50代の管理職が多く、それ自体はいいのですが、その人のやり方でその人が動き回って現場を仕切る。 No.2の若い人が実質現場を仕切るということをやらなくなりました。 当然、小さい現場は受注すらしていませんので、中堅以下の社員は自分が頭で現場を治める機会がなくなって