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エッセイストとはの検索結果1 - 4 件 / 4件

  • 「地雷」って言うな! - Something Orange

    きくりも確実にこの悪循環に陥っている。彼女は酒を飲むことで憂さを忘れ「幸せスパイラル」の状態に入るのだが、その「幸せ」は何をどう見ても破綻と破滅へと急降下していく呪われた螺旋である。 また、酒を飲んでいない彼女は典型的な「陰キャ」でまともに話すこともできないのだが、その姿は本編の主人公「ぼっちゃん」が陰キャのまま、なけなしの勇気を出して活躍していく姿の陰画ともいえそうだ。 つまりはこの外伝は本編の少しリアルでシャレにならないバージョンといえ、本編を読んでいたときはげらげら笑っていたぼくもほんとうに笑って済ませて良いのか疑問に感じるわけである。 しかし、ネットの感想を見る限り、どうやらほとんどの読者はそのような読み方をしていないようで、ぼくはここから「ひとはフィクションに対しどのように向き合うべきか」というテーマを考えさせられる。 もっとも、その答えは最初から出ている。「どのように向き合って

      「地雷」って言うな! - Something Orange
    • 地元最高! と気づいて静岡県沼津市で小さな本屋を始めた話 - SUUMOタウン

      静岡県沼津市。僕はこの街で生まれ育ち、高校卒業後、約20年という長いブランクを経て沼津に戻り、2023年9月に「リバーブックス」という小さな本屋を始めた。会社員生活を続ける未来を信じて疑わなかった自分がなぜ沼津で本屋をやっているのか。そのいきさつを話したいと思う。 沼津という街 沼津市は静岡県の東部の都市で、伊豆半島の付け根に位置する街だ。人口は約18万人で静岡県では4番目に多い。日本一の深海湾である駿河湾に面し、背後には富士山がそびえ、街の中心には狩野川という大きな川が流れていて、海・山・川が全部揃ったロケーションが自慢でもある。 自然が豊かなので当然食べ物もおいしく、魚介類や果物はもちろん、お茶やお米、地酒にクラフトビールと、要はなんでも美味しい。 そして、近年の沼津といえばアニメ『ラブライブ!サンシャイン!!』の舞台である聖地として、街を挙げてラブライブ!を応援していることで有名だ。

        地元最高! と気づいて静岡県沼津市で小さな本屋を始めた話 - SUUMOタウン
      • 大槻ケンヂ×燃え殻対談『今のことしか書かないで』は燃え殻調でいこうと思ったんだよ

        この「ぴあ」で、2023年5月から2024年6月まで連載された、大槻ケンヂの“限りなくエッセイに近い幻想小説”、『今のことしか書かないで』が書籍化、10月4日(金) に発売になる。 1991年以降、筋肉少女帯などでのミュージシャン活動と並行して、コンスタントに著作を刊行してきた、ベストセラー多数あり、受賞歴もあり、作品の映像化・漫画化・舞台化などもある小説家/エッセイストの大槻ケンヂだが、今回のこの本は、なんと10年ぶり。 この『今のことしか書かないで』の帯に推薦コメントを寄せた、言わば「大槻チルドレン」の作家でありながら、逆に大槻にも影響を与えている(という話がこのあと出ます)という燃え殻と大槻に、本作について、お互いのことについて、7年ぶりに語り合ってもらった対談をお届けします。 ★動画はこちら 大槻さんの本に書いてあることは、全部本当だと思ってたんです(燃え殻) ──大槻さん、著作は

          大槻ケンヂ×燃え殻対談『今のことしか書かないで』は燃え殻調でいこうと思ったんだよ
        • 「夫婦共演もありえる」…朝ドラ出演も決定した河合優実の快進撃のウラで囁かれている「恋人との将来」(週刊現代 ) @gendai_biz

          映画賞の新人賞を総なめ 女優の河合優実(23歳)が主演を務めるドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK)が9月24日に最終回を迎えた。 作家でエッセイストの岸田奈美さんが配信サイト『note』に、車椅子利用者の母とダウン症の弟、幼い頃に急逝した父とのエピソードなどを綴った自伝的エッセイをドラマ化したのが同作だ。もともとは'23年5月からNHK BSプレミアムで放送されて、今回NHK総合でも放送。河合が演じる岸本七実は、大学を卒業して就職するも退社。作家に転身して、ヒット作を世に送り出す主人公を演じた。 放送終了後、ネット上では、「(河合の)演技が素晴らしく環境の変化とともに笑顔やペンの握り方が微細に変化する。心から応援したくなる」「河合優実が良すぎる問題」「河合優実さんのお芝居にも勿論惹かれて少しずつ過去作を追っているところです」などの声が飛び交った。 「まだ河

            「夫婦共演もありえる」…朝ドラ出演も決定した河合優実の快進撃のウラで囁かれている「恋人との将来」(週刊現代 ) @gendai_biz
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