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エッセイ集 名作の検索結果1 - 9 件 / 9件

  • 完全な文系人間に物理の面白さを教えてくれた、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の魅力 #ソレドコ - ソレドコ

    ノーベル物理学賞を受賞したアメリカの物理学者、リチャード・P・ファインマンの人生の軌跡を振り返る自伝的エッセイ集『ご冗談でしょう、ファインマンさん』(岩波現代文庫)の魅力を冬木糸一さんにご紹介いただきます。物理の知識がなくても読めるのに、物理の面白さを味わえる。そんな本書の読みどころをたっぷりお伝えします。 「誰もが知るあの名作を、いつか自分も楽しみたい」 「でもお金も時間も体力も有限だから、名作に手を出す“きっかけ”がほしい」 ……と日頃から考えている方も多いでしょう。 そこでソレドコでは、「今から読んだり観たりできるのがうらやましい!」というテーマで名作をセレクト。各ジャンルのコンテンツに精通する書き手の皆さんに、その名作の魅力を余すことなくご紹介いただきます。 今回、冬木糸一さんがセレクトしたのは、物理学者・ファインマンのエッセイ集『ご冗談でしょう、ファインマンさん』です。 画像参照

      完全な文系人間に物理の面白さを教えてくれた、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』の魅力 #ソレドコ - ソレドコ
    • ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

      2024年2月29日時点での既刊のちくま学芸文庫全2,036点(セット版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 「♾️」マークはMath&Scienceシリーズ(青背)を示す。 人名表記の揺れ(例「シモーヌ・ヴェイユ」と「シモーヌ・ヴェーユ」)は訳者に従い、統一はせずそのままにした。 編者、訳者は一部を除き割愛し、編著者が3人以上に及ぶ場合は代表者1人の名前のみ記した。 Math&Scienceシリーズのみの刊行書目一覧はこちら。 浅田彰『ヘルメスの音楽』 赤坂憲雄『異人論序説』 赤坂憲雄『王と天皇』 赤坂憲雄『排除の現象学』 赤坂憲雄『遠野/物語考』 赤坂憲雄『象徴天皇という物語』 赤坂憲雄『柳田国男を読む』 天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』 飛鳥井雅道『明治大帝』 E・アウエルバッハ『ミメーシス[上] ヨーロッパ文学における現実描写』 E・アウエルバッハ『

        ちくま学芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
      • 『きまぐれ読書メモ』星新一(1981年、有楽出版社) - 無知無知の記

        『きまぐれ読書メモ』は星新一による読書エッセイ集。 現在は絶版で、電子書籍化はおろか星作品としては珍しく文庫化もされていない一冊。 装幀・カバーイラスト:真鍋博 発売所は実業之日本社。発行所は有楽出版社。 www.book61.co.jp 星新一が本を読み考えた これは単なるブックレビューではない。SFの先駆者、優れた伝記作家、星新一が書物を契機に、人間、社会万般にわたって思索し、生み出した傑作エッセイなのだ!! 珠玉の読書エッセイ集 ここに取り上げられた書物群は168点の多数に達し、その分野はSF、中間小説、純文学ノンフィクション、科学、歴史、漫画、童話 写真、音楽と驚くほど巾が広い。その著者群も、国の内外、有名無名、実に多様だ。これは著者の知識の大きさ、関心の広さ、教養の深さを示すものであり、そこから生まれたエッセイが人を魅了する所以だろう。 ー帯より引用。 「気まぐれ読書メモ」になっ

          『きまぐれ読書メモ』星新一(1981年、有楽出版社) - 無知無知の記
        • 第9回 「イエロー・マジック」との闘い(その4)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま

          比類なき輝きを放つ作品群を遺すとともに、「脱原発」など社会運動にも積極的に取り組んだ無二の音楽家、坂本龍一。その多面的な軌跡を「時代精神」とともに描き出す佐々木敦さんの好評連載、第9回の公開です! 1981年、イエロー・マジック・オーケストラは3月に『BGM』、11月に『テクノデリック』という2枚のフル・アルバムをリリースした。どちらも以前の作品とは一線を画す実験的な内容であり、坂本龍一が「反・YMO」の衝動に突き動かされて作り上げた『B-2ユニット』が、はからずも細野晴臣と高橋幸宏の創作意欲を刺激したのではないかと思われる(二人は「ほとんど何も言わなかった」と坂本は語っているが)。 前年(1980年)の7月、ホライズン・レーベルの倒産のせいで宙に浮いていた『ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー』と『増殖』からセレクトされた「ベスト盤」の『X∞MULTIPLIES』と、シングル「ビハインド・

            第9回 「イエロー・マジック」との闘い(その4)|「教授」と呼ばれた男――坂本龍一とその時代 |佐々木 敦|webちくま
          • 国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange

            映画『ゴジラ-1.0』(以下『マイナスワン』)を批判する動画を見ました。 非常に面白い。 ある種の政治的観点からこの映画を批判する意見は当然、出て来ると思っていました。 単なる難癖に過ぎないような批判は無数にあるけれど、この動画はきわめてロジカルだし、非常に説得力がある感じ。 そしてその上で、まったく共感できない(笑)。 この動画は主に映画の「リアリティ」と「人間ドラマ」について批判しているのですが、物凄く丹念に批判されているにもかかわらず、ほとんど納得がいかない。 ほんとうに作品の本質が理解されていない、何ひとつ伝わっていないんだなあといっそ感心するくらい。 そしてまた、山崎貴という監督はほんとうに舐められている、あなどられているんだということもあらためて感じますね。 小説でもマンガでもそうだけれど、カルト的に「とがった」作家に比べ、一見して「わかりやすい」エンターテインメントを展開する

              国のために死ねるか、人のために生きられるか。戦後右翼も左翼も超えてゴジラが平和と愛国を問い直す! - Something Orange
            • 講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら

              2023年11月30日時点での既刊及び刊行予定の講談社文芸文庫全1,307点(日本1,235点/海外72点、ワイド版を除く)をあげた。 文庫の整理番号順に従って表記(一部変更あり)した。 編者、訳者は一部を除き割愛した。 【日本文学】 阿川弘之『舷燈』 阿川弘之『青葉の翳り 阿川弘之自選短篇集』 阿川弘之『鮎の宿』 阿川弘之『桃の宿』 阿川弘之『論語知らずの論語読み』 阿川弘之『森の宿』 阿川弘之『亡き母や』 阿部昭『単純な生活』 阿部昭『大いなる日/司令の休暇』 阿部昭『無縁の生活/人生の一日』 阿部昭『千年/あの夏』 阿部昭『父たちの肖像』 阿部昭『未成年/桃 阿部昭短篇選』 青柳瑞穂『ささやかな日本発掘』 青柳瑞穂『マルドロオルの歌』 秋山駿『知れざる炎 評伝中原中也』 秋山駿『舗石の思想』 秋山駿『内部の人間の犯罪 秋山駿評論集』 秋山駿『小林秀雄と中原中也』 青山二郎『鎌倉文士骨

                講談社文芸文庫刊行書目一覧 最新版|かるめら
              • 「枕草子 清少納言が込めた想い」(視点・論点) | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス

                京都学園大学 教授 山本 淳子 「春は、あけぼの。」 この冒頭の一節で知られる、古典文学の名作『枕草子』。今から千年前の平安時代中期、天皇の后に仕えた侍女・清少納言によって記され、日本最古の随筆作品として、現在も多くの人に愛されています。この冒頭部分を、学校の授業で暗唱したという方もいることでしょう。その際、『枕草子』は作者・清少納言の個性的な美意識を特徴とすると、聞かれた方も多いのではないでしょうか。 しかし、枕草子を貫く個性は、実は清少納言一人のものではありませんでした。 一条天皇の后・定子は、摂関家の長男を父に持つ一方、母は宮廷の女官出身の女性、つまり平安のキャリアウーマンでした。天皇の女性秘書官を務め、漢文にも明るい知性によって摂関家の妻、それも正妻の座を獲得した母は、その成功体験を子育てに生かしました。息子にも娘にも、教養と、臆せず前に出る積極性、そして親しみやすさを教え込んだの

                  「枕草子 清少納言が込めた想い」(視点・論点) | 視点・論点 | NHK 解説委員室 | 解説アーカイブス
                • 隠れた名作を探せ!おすすめ小説20選。読書家が選ぶ傑作小説を紹介。

                  この記事は2018年、2019年にXでアンケートをとったまとめです。現在リンク切れのXユーザー様は名前の表記のみとさせていただきますのでどうかご了承ください。 おもちくん もちもちおもち!でおなじみの(?)おもち君です。今日はXの読書垢フォロワーさんにおすすめされた小説を紹介するよ。有名な作品からマイナーな作品まであるから隠れた名作を探してみてね。 隠れた名作20選のリスト まずは今日紹介する本のリストだよ。 「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。/ 隙名こと 症例A/多島斗志之 幻想古書店で珈琲を あなたの物語/蒼月海里 70年分の夏を君に捧ぐ/櫻井千姫 夏と花火と私の死体/乙一 猫を抱いて象と泳ぐ/小川洋子 ポイズンドーター・ホーリーマーザー/湊かなえ 屍人荘の殺人/今村昌弘 若きウェルテルの悩み/ゲーテ むらさきのスカートの女/今村夏子 悪女について/有吉佐和子 風

                  • 【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(続完全版)【長文】 - Something Orange

                    第五章「物語は「神なるもの」をどう描いて来たか」 ①「SF小説に見る宗教性と反宗教性」 ②「科学合理性の魅惑と限界」 ③「後期クイーン問題と神」 ④「酸鼻と陰惨のゴシック・ホラー」 ⑤「ナルニアへ続く箪笥」 第六章「性と聖」 ①「推し活は「性的消費」なのか」 ②「エロティシズムと聖なるもの」 ③「泣けるゲームやアニメの神聖な構造」 ④「愛という言葉すら忘れ去られて」 ⑤「詩人が見た夢」 ⑥「性と聖を統合し昇華する」 第七章「推し文化のスピリチュアルなかたち」 ①「ふたつの殺人事件」 ②「共食いの匣」 ③「悪の華、咲きそめる」 ④「尊くもグロテスク」 ⑤「その都市の名はオメラス」 ⑥「実存的空虚の解」 第八章「朝」 ①「供犠の処女」 ②「新人類は遠く」 ③「この心臓をきみに」 ④「わたしたちの完璧な世界」 ⑤「神の指さきに触れるとき」 ⑥「朝」 終章「夢の論理」 第五章「物語は「神なるもの」

                      【無料】なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。(続完全版)【長文】 - Something Orange
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